2026年7月29日水曜日

ダイソーのマスキングテープ比較

もろもろの作業にマスキングテープを愛用しておりますが、
そこで使用しているのは白色無地の代物。

本来の用途である塗装時のマスキング用であれば何色でも構わないわけですが、
ペンで記入することが多々ある為、白色無地を使用している次第。

 

この白色無地のマスキングテープというのが、
一般的な有名メーカー製品に存在しないんですね。
なので、ダイソーで販売しているマスキングテープを愛用しておりました。

ところが近所のダイソーが改装したことに伴い、
愛用していたマスキングテープの在庫を止めてしまった模様。

そこで代替品を見繕うことにいたしまして、
現在お店に並んでいる4製品を購入してまいりました。

更に、出来れば現在使用している製品も入手できないかと模索した結果、
ダイソーの通販ショップで似たような製品を発見したので購入。

 

以上の5製品を比較してみます。

 

まず、今回購入した製品が以下


 

 

 

 

 

 

 

 

識別の為に番号を振りました。
以降はこの番号で呼んでいきます。

①は通販で購入した製品。
現在使用中のテープと思って購入したものです。
全て同一価格なのですが、この製品は5m長と最短です。
ちなみに幅は全て同じです。
開封して現物を見たところ、残念ながら現在使用中の製品と異なってました。
紙質が違うんですね。

②と③は ごく普通のマスキングテープ。
②は13m長で③は15m長。
触った感じ、③は薄さを感じます。 

④は抗菌タイプだそうです。
長さは7mなので、短めな気がしますが①よりは長いです。 

⑤はカビ防止タイプ。
まぁ④に近い製品なのかな?という気がしています。 
長さは9mなので、この中では平均的な感じでしょうか。

 

粘着力比較 

滑らかなテーブル面に貼り、剥がすときの感触で比較してみます。

①この中で粘着が一番弱い!! 
粘着力の弱さが必要な場面でない限り、この製品は没ですね。
もちろん、現用品よりかなり弱いです。

②粘着力問題無し。
現用品と比較しても 差を感じないレベルです。

③粘着力バッチリ、むしろ強め? 
長さ追求の廉価品かと思いきや、粘着力は良いですね。
たぶん、この中では一番強いかも?

④粘着力弱め
①ほどではないですが、他製品と比べて弱めです。

⑤粘着力バッチリ。
これも③に近い感じで粘着力は申し分なし。

 

ペン書き結果比較

各マスキングテープにペンで書いた結果です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上から順に①~⑤。
一番下は特別出演?の現用品です。

左側はHBのシャープペンシル、右側はマッキー。

現用品の紙質の良さが一目瞭然ですね。(笑)
紙質で言えば②が現用品に近いのですが、若干劣る感じ。

②と⑤は鉛筆を弾く感じがします。
まぁ、書けないわけではないものの、感触は悪いです。

マッキーは④が弾き気味な感触。
抗菌処理が影響しているのでしょうか?

 

この写真でお解り頂ける通り、書き込みの明瞭度はテープの透過率に影響されます。
今回はグレーの無地面に貼っていますが、下が柄面等だと見づらさが増します。
そういう観点で、現用品の透け無さ具合が秀逸です。
 

 

結論

代替品を選ぶとしたら②一択ですね。
粘着力は問題無いですし、テープの透過率が現用品に近いのが高ポイント。
実際のところ、現用品より僅かに透けるのですが、
この程度なら許容範囲かな。
鉛筆の乗りが悪いですけど、マッキーで書けば済む話なので、
大したデメリットにはならないかなと。

そんなわけでして、現用品の店舗在庫を探しつつ、②を少し買い溜めしようかと。 

2026年7月18日土曜日

束ねた電線の電流軽減

 複数本の電線を束ねた場合、最大電流容量が減少するのはご存じですよね?
ところが、これを全く考慮していない設計をちらほら見かけます。

最悪、発火事故に繋がりかねないヤバい話なわけですが、 
こんな設計がレアケースというほど少なくないような見受けられます。
それでも大問題になっていないのは、単に幸運だからなんでしょうね。

 

しかし今後、真っ当な設計が出来る技術者の現象に伴って、
こういうヤバい設計が増えていく懸念を感じています。

すると、これが原因の発火事故の事例を稀に耳にする事になるかもしれませんね。 

2026年7月5日日曜日

洞爺湖マンガアニメフェスタのパンフ売り上げ問題

以下は あくまで私個人の意見であって、 
公式サイドの意見ではないことにご注意願います。

毎年6月後半に開催されている洞爺湖マンガアニメフェスタ、通称TMAF。
このイベントのメイン収入はパンフレットの売り上げなのですが、
このパンフの売り上げが伸び悩んでいることから、
「参加者の方、みんなもっと買いましょう」という呼びかけを散見します。

この声掛け自体は とても嬉しい限りなのですが、 
私の見立てでは 実はあまり意味が無いんじゃないかと思っています。

上記の声掛けが効力を発揮するのは、TMAFに参加している方々のうち、
意図的にパンフを購入せずに楽しんでいる人が多い場合なのです。

でも私の予想では、そういう方はゼロとは言わないものの、
そんなに多くは無いんじゃないかと考えてます。

 

でも実際、こんなに参加者が多いんだから、
パンフがもっと売れていいのでは?という疑問もあるかと。
これについて、私は思い当たるフシがあるのです。

新型コロナ以降、温泉街の各ホテルはTMAF期間中も普通に一般客を受け入れてます。 
新型コロナ以前は、TMAF参加者を優先して受け入れていたんですね。
ずばり、この差だと思っています。

たまたまTMAF開催中に洞爺湖へ訪れた一般客の方は、
もの珍しさで色々見学して行かれるのは間違いありません。
そのような方々が参加者数を底上げしてくれています。

しかし、そのような方々が皆、パンフを購入してくれるでしょうか? 

更にはインバウンドのツアー客の方々は夜に到着して朝に出発。
TMAFは見ずに、宿だけを利用する形になります。

これらの方々はTMAFのパンフは購入せずとも、宿は利用するわけです。
温泉街の宿のキャパシティは無制限ではありません。
つまり上記の一般客の分、TMAF目的の客の宿泊者数が減ってしまうわけです。 

これが誤差範囲レベルの話であれば、無視してもいいかもしれませんが、
私の肌感覚として、そういうお客さんが増えてる気がしてるんですよね。
もしこのまま推移すると、参加者数は変わらないのに、
パンフの売り上げは下がっていくという、まずい状況になる可能性が。

とは言え、この辺は各宿泊施設の判断になるので、歯がゆいところですね。 

2026年6月23日火曜日

製品検査作業

 電子機器の組み立て工程にて、完成品の検査という作業がありますね。

これ自体は別に珍しい話でもなんでもないのですが、
その後の話が曖昧になってるケースって、たまにあるのですよ。

具体的には「検査でNGが出た場合、どうするか?」って話です。 

 

完成品検査って、大雑把に2つに分けられるんです。

1つ目は基本的に不良品は出ない前提での検査。
製造工程での品質管理がしっかりしていると、
不具合要因が既にほとんど撲滅されている為に、
完成品にて不具合がほぼ発生しない、というケースが存在します。

このケースでの完成品検査というのは、不良品の洗い出しよりも、
「問題無しのお墨付きを与える」という性質の検査になります。 

ですので検査で不良が出る事は非常に稀なので、 
不良品が出た場合の対処も その際に検討すれば間に合うわけです。

 

2つ目は不良品が出る可能性がある前提の検査。 
普通、製品検査っていうと、こっちの方じゃないの?
と思われる方も多いかもしれませんが、
実はそんなことなくて、製品の内容にもよりますが、
私の周囲だと1つ目のケースの方が多いんですよね。

ここからが今回の本題なのですが、
1つ目のケースに慣れていると、2つ目のケースの検査作業も
安易に考えてしまう人が存在するのです。

2つ目のケースの場合、それなりの確率で不良品が出ることになりますから、
その不良品をどうするか、というルールが必要となります。
1つ目の様に都度検討なんてわけにはいかないのです。

不良品を破棄するのか修復するのか。
修復する場合、誰が修復するのか。
修復を協力会社に依頼する場合、その費用はどうするのか。
等々、考慮しなければならない内容が多々あるわけです。

ですが1つ目のケースのつもりで検査を受けていると、
それらが全く考慮されておらず、いざ不良品が出た場合に右往左往・・・
無駄な時間と労力が消費されるという悲しい状況が発生します。

 

皆様もご注意を。 

 

 

2026年6月8日月曜日

ノズル部の清掃出力

前の記事でノズル~エクストルーダー部の清掃出力、
いわゆるバージ作業について記載しましたが、
これについて少し触れておきます。

パージ作業自体は、ESD対策フィラメントのみならず、
一般的なフィラメントでも行われる場合がありますが、
それらのフィラメントでは さほど重要視されておりません。
せいぜい違う色のフィラメントに換えた際、色混ざりを無くしたいとかかな?

ESD対策フィラメントの場合は含有カーボン由来と思われる汚れが
ノズル部に蓄積するので、それをしっかり除去しなければなりません。
従って出力作業完了後のパージ作業は結構重要です。

 

パージ作業は以下の2段階で行います。

1.通常のABSフィラメントを手送りにて流し、ESD対策フィラメントを排出

  私が使用しているESD対策フィラメントはABSベースなので、
  パージにもABSフィラメントを使用していますが、
  もしPETGやPLAベースのESD対策品を使用いる場合は、 
  それぞれPETG、PLAのフィラメントを使用しましょう。

  色は白をお勧めします。(私は手持ちの関係で他色を使ってますが)

2.パージ用のモデルを3Dプリント 

  手送りだけで完全に綺麗にするのは結構手間なので、
  最後は3Dプリント出力にて残っている汚れを除去します。

  私の場合は30×30×5mmというパージ用の部品を設計し、
  それでパージを行っています。
  スライサーでのインフィル設定は100%です。

 

実際のパージ後の出力品の写真がこれ。 









 

下側約1/3が黒ずんでますね。
これくらい汚れが残っているというわけです。

手送りでのフィラメント排出を行っていない場合、
黒い部分は更に多くなるはずです。
もしかしたら高さ5mmでは足りなくなるかもしれません。 

 

ともあれ、ここまで行えばほぼ内部清掃は大丈夫かと。 

2026年6月7日日曜日

ESD対策フィラメントを購入

 某案件に向けにESD対策フィラメントを購入することに。

カーボン等の導電成分を配合する事で僅かな導電性を持たせることで
静電気の発生を抑えるという代物。
ベースの樹脂はPLAからABSまで各種存在するようです。 

私がお気に入りのPolymakerでもPETGベースの製品が存在しています。
ですが品切れ中!!
どうやら製品切替のタイミングだったもんで、一時的に在庫を無くしていた模様。

代替品を探したところ、PRINSFIL製のフィラメントを発見しました。
これはABSベースということで、更に私好み。 
汎用性を考えるとPETGよりABSの方が信頼できます。
ということで、さほど悩まずにポチりました。 

 

1Kg巻きリールが真空パックで到着。
一般的なABSフィラメントと同様ですね。

パックのビニール袋にはチャックが付いていない為、
開封してしまうと再密封が出来ません。
代替できるチャック袋を探してみたものの適当な代物が見つからなかった為、
ドライボックスを購入して保管用といたしました。
ドライボックスはチャック付き袋より密閉性は良いと思いますが、
嵩張るのが難点ですね。

 

では早速3Dプリントを開始。

フィラメントリールに推奨印刷条件は記載されているものの、
それ以外は何も説明がありません。
この辺はPolymaker等の1流メーカーとの差なんでしょうねぇ。

とりあえず、Polymaker製で使ってるABSの設定で印刷してみます。

まず、すぐに判ったのは、層間接着力が弱い!!

ヒートベッドへの定着力より層間接着が弱いもんだから、
ヒートベッドから剥がす際に積層が壊れます(笑)

ならばと、ノズル温度を上げてリトライ。
ノズル温度を上げると糸引きが起きやすくなるので、むやみに上げるのは要注意。
しかしこのフィラメント、260℃位まで上げても糸引きがほとんど起きません。

うちの3Dプリンターは古いもんで、260℃がノズル温度の限界。
なので、この設定でテスト続行。

 

ん~~、外層の積層面が荒れますねぇ。
これはどうやら印刷速度が速すぎの模様。 

色々触ってて気づいたのですが、このフィラメント、溶けた状態での粘度が高い模様。 
ノズル温度を上げた状態でエクストルーダーをフリーにして、
フィラメントを手で押し込むと、ノズル先から溶けたフィラメントが出てきますよね。
この時のフィラメントを押し込む力が、Polymaker製ABSフィラメントよりも
明らかに固い感じなんです。

フィラメントをセットした状態でノズル温度を上げてやると、
一般的なフィラメントだとノズル先から溶けたフィラメントが垂れてきます。
しかしこのフィラメント、少ししか垂れてこないんですよね。

以上からも、やはり粘度が高い様なんです。

 

そんなこんなで試していると、ノズル詰まりが発生!!
これが結構でして、詰まり発生から時間が経っていなければ、
ノズル掃除棒とかでも対処可能なのですが、
時間が経ってしまう すごく硬い代物になってしまうんです。

普通のフィラメントであれば加熱すれば柔らかくなるわけですけど、
この時間が経った塊は加熱してもほとんど柔らかくなりません!!

たぶん、含有物であるカーボンが悪さして炭化物と化しているのかと。
こうなると普通のノズル掃除棒なんか歯が立ちません。

ノズルを外して掘ったりして、なんとか復活できましたが、ほんとやっかいですね。

 

ここまで判ったのは、かなり印刷速度を下げる必要がある模様。
外層積層面の荒れはそこそこ速度を下げれば改善されましたが、
ノズル詰まりの問題は それ以上に大きいです。

ある程度推測になりますが、エクストルーダーがフィラメントを押す速度に対し、
ノズル部でのフィラメント融解速度が追い付いてない気がします。

それに対しては印刷速度を下げるのが一番簡単な対処法。
実際、かなり速度を下げて印刷してみたところ、感触は良くなったみたいですが、
それでもまだノズル詰まりは起きる様です。
どうも、印刷中に炭化物のカスがノズル内部に堆積していって、
ノズル吐出具合が悪化していってノズル詰まりに至る、という感じがしてます。

こうなると、ノズル径を太くするのがベストな気がしますが、
現状は標準のφ0.4ノズルしか持っていない為、試すことができません。
古い機種なもんで純正消耗パーツの供給も終わってる状況。 
互換品で太いノズルが入手出来たら、改めてテストしてみたいと思ってます。

それまではこのフィラメントは封印して、
Polymaker製ESD対策フィラメントの入手を検討することにします。 

 

2026/6/8 追記

その後も少々悪あがきしてまして、 1個だけまともに出力完了できました。

温度条件や印刷速度等は先に書いた通りなのですが、
エクストルーダーやノズル内をしっかりキレイにしてからスタートする点が
結構重要な模様。
出力完了後は通常のABSフィラメントを使って清掃用の出力を行います。
なので後片付けの手間も それなりに発生。

複数回の出力を続けて行う際も、1回出力する毎に上記の清掃出力を行った方が良さそう。 
それを考慮すると生産性は あまりよろしくない感じですね。

 

それともう1点、リール~エクストルーダー間に存在する
フィラメントが通るPTFEチューブを新品交換いたしました。 

今までは特に気にならなかったのですが、このチューブも長年使用していると
フィラメントの走りが悪くなってくる模様。 
それでも通常のABSやPLA等では問題無かったものの、
このESD対策フィラメントでは影響が大きいみたいです。

チューブ交換後はフィラメントの通りが若干軽くなりました。

ちと意外感があるのですが、ある程度使用すると定期的な交換が望ましい様です。 

2026年5月4日月曜日

青森~室蘭航路の話

先の記事で、津軽海峡フェリーの青森~室蘭航路を使用した、
東京->洞爺湖間移動について書きました。

その際、快適性の観点で非常に疑念が有るということで、
このルートは使わない方向という結論になっていたのですが、
最近になって風向きが変わってまいりました。

 

先に指摘した懸念点は以下の2つ
   ・バス到着後、青森港フェリーターミナルでの待ち時間の長さ
   ・船内での食事

 

まず、フェリーターミナルでの待ち時間の問題ですが、
なんと、9:25到着というバスを発見いたしました。 
これですとフェリー出航まで約1時間20分ですので、許容範囲ですね。

まぁ難を挙げるならば、金額と混雑度でしょうか。
この路線、始発がディズニーシーなんですね。
ですのでディズニー帰りのお客さんで人気になるのは間違いなく、
実際に結構席が埋まっておりました。
その影響も有ってか、7:25着のバスよりも金額が高めになる傾向が有る模様。

とは言え、倍も差が開くわけではないようですので、
各自の好みで選択することになりそうです。

 

次に船内の食事の問題。

この船にはレストランが無く、食事は全て自販機の冷凍食品と書きました。
苫小牧~大洗航路の深夜便でも このスタイルですので、
これ自体は特異というわけではありません。

なので、内容もいつも見かける品揃えだろうなぁと勝手に思っておりました。
津軽海峡フェリーのサイトを見ても、品揃えまでは載っていませんし。

ところで最近、友人がこの航路に乗船し、自販機の写真を撮ってくれました。
するとなんと、室蘭にゆかりの有るメニューがガッツリ揃っていたのです。
これには非常に感銘を受けまして、これならば冷食でも構わない気になりました。
乗船時間的に昼食の1回だけですしね。

 

そんなわけで、懸念点が2つともクリアーできたわけで、
改めて再評価するに至った次第。
というわけで、今月の22日から このルートで移動することにいたしました。 

元々は仙台~苫小牧航路を使う予定で、予約も全て押さえてありました。
重複する区間が無いので、予約は全て差し替えです。
東京から仙台までの高速バスは無料でキャンセルできたのですが、
仙台から苫小牧へのフェリーは早割を使用していた為に、
約2千円のキャンセル料を取られることになってしまいました。

しかしそれを含めたとしても、青森~室蘭航路ルートの方が、
総額で数千円安くなるという結論。
すばらしいですね。

ただこれ、目的地が室蘭・洞爺湖方面というとこがポイントですので、
他の目的地を目指される方は費用の比較を行ってくださいね。 

 

ともあれ、津軽海峡フェリーは初乗船なので、ちと楽しみです。