2019年12月29日日曜日

基板CADの部品ライブラリー

:現在稼動中のP-CADに代わる基板CADを模索しているところ。
もちろんお金を出せば高性能なCADはゴロゴロしているわけですが、
昨今の状況では基板設計でメシ食えないので、基板CADにガッツリ投資するのは無理。

というわけでフリーもしくは安価な基板CADを試しているところ。

手をつけた基板CADの詳細比較は、余裕が出来たらその内書くかもしれません。
今回書きたかったのは、ライブラリーについて。

各基板CADとも、フリーであるにも関わらず豊富な部品ライブラリーが存在します。
その為、ビギナーさんでも割りとお手軽に基板設計を始められるのは賞賛できるところ。

しかしその部品ライブラリーの中身について、ちと疑問が!!

基板屋の限界に挑戦してるんだろうか?と思うような部品パターンの作り方なんですね。

回路図内で使うシンボルライブラリーについては、画面表示で使う代物なので、
特に問題になることはありません。

しかし、基板のパターン設計で使用するパターンライブラリーについては、
基板の製造加工に直結する代物であり、
このライブラリーの作り方が悪いと、基板屋さんの方で問題になるわけです。

ところが、上記の基板CADに付属してる部品ライブラリーを見てみると、
高額基板製法じゃないと無理やん、というようなパターンライブラリーがゴロゴロ。
アマチュアの方のみならず、私のような一般的な電子機器屋ですら、
そんな高額基板は普段使いません。

いったいどんなユーザーをターゲットにしてデザインしたんでしょうかね???

更にやっかいなのは、アマチュアさんが あの部品ライブラリーを使用した際、
問題点に気付かないだろうと思われることです。
私のように仕事で基板設計やってる身なら、修正を加えつつ使用することもできるでしょうが、
問題点に気付かなければ 当然そんなことも無理なわけです。

かくして基板の不良率が上がり、アマチュアさんは苦労することになるかと・・・・・・
困ってもんですね。

2019年12月21日土曜日

麺場 田所商店

北海道人ですから、ラーメンは好きな料理の上位。
しかし東京ではハズレのラーメン屋が多くて、あまり食べ歩きはしてません。

そんな中、田所商店のラーメンは旨いという情報を耳にしました。

実はこの店、川口でちょくちょく見かけていたんですが、一度も入った事が無い。
というのも、私が見かける時はぼぼ営業終了後だったからなんです。
改めて調べてみると閉店は22時。
まぁラーメン屋としては やや早い気もしますが、仕方無いところですね。

その内、食ってみるかと思っていたわけですが、
なんと高島平にもお店が有ることに気付きました。
ここならば、取引先へ行った帰りに立ち寄ることが出来ます。
というわけで、初 田所商店と相成りました。

田所商店は味噌ラーメン専門と聞いてましたが、
いざ入店してみると味噌の種類が3つもあります。
なんとこれは凄い。

しかし他の地域の味噌ラーメンは馴染みが無いので、
無難に北海道味噌ラーメンを注文。

さてお味は・・・・・・・・・塩っぱい!!
いやぁこれはビックリ。
味噌の風味は あまり感じず、塩気だけを強く感じます。
味噌ラーメン風しょうゆラーメンか?
うーーん、なんかイマイチ腑に落ちないまま、とりあえず完食。
さすがにこの味なら、2度と来ないなぁと思いつつ帰宅。

しかし後から考えると、あんな味で友人がお勧めするとも思えず、
疑問が ふつふつと湧いてきました。

そこで改めて、別な店で仕切りなおししてみることに。
選んだお店は川口店。

田所商店って全国にそれなりの店舗数がありますが、
フランチャイズと直営店が有るんですね。
高島平のお店はフランチャイズで、川口店は直営店なのです。

というわけで、日を改め川口店を訪れました。
第1印象は「この店混んでる!」。
メニューを見てみると、高島平店とは味噌の種類が一部異なってる。
こういう趣向は ちと面白いですね。

今回は北海道味噌ではなく、九州味噌を選んでみました。
はたして・・・・・・・・・

結果から申し上げると、絶品でした。
まろやかな味噌の味がスープを引き立ててます。
久しぶりに絶賛したくなるレベルの味噌ラーメン。
ちなみに今回はチャーシュー麺にしたのですが、ここのチャーシューが また素晴らしいです。

そんな感じで大満足して帰宅したわけですが、
そうなると高島平で食べたのは 何だったの??という疑問が。
こうなると、改めて川口店でも北海道味噌を食べて検証する必要がありそう。

そんなわけで本日川口店へ行って参りました。
ノーマルに北海道味噌ラーメンにチャーシュー1枚乗せ。
いざ食べてみると・・・・・・・・・
塩っぱ・・・・いやまぁこんなもんか?

味の傾向は高島平と似たような感じ。
しかし、塩気が若干薄くて、味噌の風味が顔を出してます。
まぁこれなら及第点かな。

北海道の味噌ラーメンとしては平凡なレベルだと思いますけど、
少なくとも 不味いというレベルではありません。
そう考えると、高島平店は いったい???????
店舗毎に味の差が出る事自体は悪いとは言いませんが、
不味くなる方向にぶれるのはアカンのじゃないかなぁ。
というわけで、高島平店はハズレというわけなのでした。


2019年12月17日火曜日

Iotデバイスの話

前開の記事から2週間ほど開いてしまいました。
ちょっとしたネタはツイッターの方に書いているので、
よろしければ ぜひそちらもご覧ください。

11月末頃に展示会へ出展したわけですが、その後、その反響でウハウハ!!
なんて世の中甘くはありませぬ(笑)
と言っても何も変わらないわけでもなく、少しずつですが営業の輪は広がってます。
やはり地道な活動が基本というところなのでしょうか。

先々週、ある会社へ訪問いたしまして、うちの「かんたんスマートモニター」を紹介。
そしたらなんと、こちらがビックリするほどの高評価を頂きました。
社長は技術畑の方で、技術面からも製品をじっくり検討されております。

世にIot用発信機というのは沢山存在しているわけですが、
一長一短で これは!!という製品はなかなかお目にかかれないそうな。

そんな中でうちの「かんたんスマートモニター」が評価頂けるとは光栄の至り。
技術屋として非常に嬉しいです。


Iot用デバイス繋がりで、また別な話を。
仕事繋がりで他社さんのIot発信機に触れる機会も そこそこ有りますが、
そこで最近気づいた話。

うちの「かんたんスマートモニター」はクラウド側ソフトはお客さん任せで、
クラウドへの発信までを範疇とする切り分け方をしています。

しかし世の中のIot発信機の多くは、クラウド側のソフトもセットにしております。
これはある意味当然でして、sakura.IOを使用していないシステムでは、
クラウド側との接続部も含んで開発する必要があるからです。

これについての良し悪しは 今回の要点では無いので割愛しますが、
うちのようにハード屋がIot発信機を開発/リリースしている場合と、
ソフト屋がIot発信機を開発/リリースしている場合とに分けられるのです。

前者の場合はクラウド側ソフトを自力開発できないので、
他のソフト屋に手伝って頂く必要が生じますが、
ハードの仕様としては問題無いレベルとなります。

後者の場合だと、クラウド側のソフトは当然の事ながら非常に良いものを作れます。
しかし発信機のハードについては自力開発できないので、
社外のハード屋に協力して頂いてハードを作ることになります。
その際、作成するハードの仕様をソフト屋が決定するのです。

もちろんハードの仕様として明らかな間違いや問題点が有れば、
そのハード屋から指摘が入りますから問題になることは少ないかと。
では製品コンセプトに絡むような仕様の場合はどうでしょう?
開発を依頼されるハード屋側では、そこに問題点が有っても気付けません。
結果、ハードは技術的には全く問題無いものの、
ハード+ソフトの全体としては非常に使いづらいシステムの出来上がり。

ソフトの場合であれば、ちょっとした仕様変更はソースを書き換えれば済みますが、
ハードの場合は そう簡単にはいかないわけです。

とまぁ、最近そんな事に状況に気付いた私でした。

2019年12月1日日曜日

展示会に出展ました。

11/27~29、東京ビッグサイトにて「新価値創造展」が開催されました。
私はブース番号G-023「(有)デザインオフィス・シィ」に間借り出展。

















一番奥の角部が私のスペース。
うちは「かんたんスマートモニター」がメイン商品なわけですが、
Iot用の無線発信器という点で、周りの製品とダダ被りなので、
今回は大人しく参考展示という形で並べてました。

その代わり今回は「SakuraIOレベルチェッカー」を推してました。
「さるぼぼアラーム」も通信ユニットはSakura.IOですので、
うちのレベルチェッカーを活用できるわけです。

今回初めて展示会に出て、お客さんの声に触れることができましたが、
Iot用の電波強度計について気にされた方は皆無。
しかし皆さん「言われてみればこれ必要だよね」という反応。
製品コンセプトに少し自信を持てました。

ちなみにこのブースの場所では、Sakura.IOの電波が1本しか立たない惨状。
さすがに私もビックリ。

ちなみに携帯電話の方は普通にバリバリ電波入っておりました。
こういう現状が有るので、電波チェッカーは必要ですよね。