2017年8月30日水曜日

ちょっくら突貫作業中でした。

先日ちょこっと書きました、さくらの通信ユニット、なかなか応用範囲が広そうなので
周りに広めようと画策中。

ただ、やはり話だけだと理解度に問題がある模様。

というわけで、デモ用の基板をせっせと設計しておりました。

ソフト次第で色々できるように、割と多機能にしてあります。

とりあえず設計は終わったものの、通信モジュールとの接続コネクターがネック。
このコネクター、0.4mmピッチなんですよね。
このピッチだと、ピン間3本ルールで設計する必要があるわけです。

商品として売る基板ではないので、なるべくコストは抑えたいところ。
そうなると、品質重視で基板屋を選択できないわけでして、
ピン間3本の基板は ちと不安を感じるのです。

簡単な基板ならば、実装前に自分でパターンチェックする手もありますが、
今回の基板、そこそこのボリュームありますから、さすがに無理。(;;

問題無いことを前提に実装してしまって、動作チェックという手もありますが、
基板がNGだった場合、実装した部品はゴミになってしまうわけで、
それもちともったいない話。

ここにきて浮上した案というのが、ブレイクアウト基板を噛ます方法。
これだと上記のコネクター部を設計しなくて済むので、
ピン間1本ルールで設計できちゃうのですが、
通信モジュールとの信号線の特性が なんとなく怪しいもんで、
できれば避けたいなぁと思っているところ。

うーーんさてさて、どっちにするべきですかのぉ・・・・・・・・・

さて話は変わりまして、今期放映中の「ナイツ&マジック」、
さりげなくオープニングが かっこよくなりましたねぇ。
一昔前のロボットアニメみたいな雰囲気で、私は好きですよ。d


2017年8月24日木曜日

ちょこっと情報開示

あんまりオープンに書けない仕事絡みが多いわけですが、今日は ちょこっとだけ。

先日、謎の冶具の写真を載せました。
あれを見て既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はあれ、さくらインターネットの通信モジュールを使った代物です。

さくらインターネットの通信モジュールは安価で使いやすく、
更に入手性も良好と3拍子揃っているので、
IoT絡みの案件の開発には、かなり役立つ一品。

PICマイコンとの組み合わせで、手軽なIoTデバイスを作ることが可能です。

IoT案件でネックになりがちなのは、サーバー側ではないかと。
サーバー側についてはWEB技術者の範疇になりますから、
私のようなハード屋とは、分野が異なってしまいます。

しかしながら私の協力会社には その方面専門の方が居るので、
トータルでの開発が可能でございます。

あとは、IoTデバイスをどのように活用するか?
アイディアの問題ですね。

NKKの新カタログ

NKK(元の日開)から新カタログが届きました。
会員登録しているので、新カタログ発行のお知らせが届くんですね。
すぐにカタログの依頼を行いまして、早速届いた次第。

本のカタログは保管スペースを食うので、一長一短ですが、
製品検索のスピードは やはりPDFカタログより早いですね。
とは言え、時代の流れなのか、本のカタログの需要は減少傾向らしいので、
本のカタログの発行部数も減らす傾向。
ですので、時間が経つと新カタログ品切れで手に入らないという事態が起こるので、
欲しいカタログは発行直後に押さえておくようにしてます。

さて、今回のNKKのカタログですが、目を引くような新製品は無いかな?
発光押しボタンのKP1とKP2シリーズに、3色発光タイプが出たそうな。
フルカラー発光が出来るということになるので、ちょっと面白いかも。
ただ、フルカラーを自由自在に操るには、3色のLEDの光度を、
微妙に調整する必要がありますから、難易度は上がっちゃいますよね。
そういう点では、用途が限られてしまうかも・・・・・・・・

まぁともあれ、これらを使う新案件が出てくれるといいなぁ・・・・・・



2017年8月23日水曜日

SOLIDWORKS PCBですってばよ、お隣の奥さん

という井戸端会議は永遠に無いと思いますが、
あのソリッドワークスに、基板設計のソフトが新登場したのです。
その名も SOLIDWORKS PCB (まんまやんか)

ソリッドワークス上で基板設計が出来るかと思ったら、そこまで甘くはありませんでした。
この SOLIDWORKS PCBというソフトはソリッドワークスと連携して使える、
単体の基板設計ソフトなのです。

なので、筺体設計等の通常の3D設計は、既存のソリッドワークスが別途必要となります。

ではSOLIDWORKS PCB自体は どんなもんかと言いますと、
コアの部分はAltiumの技術を使っているので、実力的には申し分無し。
Altium Designerと比べると、ハイエンド機能が一部実装されていないそうですが、
一般的に使う分には問題無いレベルとのこと。

で、肝心のソリッドワークスファミリーとしての実力は??と言うと、
これがまぁ、そこそこ使える感じかな。

SOLIDWORKS PCB上で基板設計したものを そのまま3Dモデル化して、
ソリッドワークス上で使えるし、逆にソリッドワークス上で基板の外形を決めて、
その基板外形を使ってSOLIDWORKS PCB上で基板設計をすることも可能。

この辺はまぁ、だいたい期待通りの感じでしょうか?

ただ、ソリッドワークスとSOLIDWORKS PCBは別々のソフトということで、
完全シームレスに動作するわけではないのが、ちと難点。
2つのソフト間を専用のメッセンジャーツールで結び、
それ経由で必要データーのやりとりをします。
データーコンバート等が不要なので、取り扱いは楽なのですが、
一人で両方のソフトを扱うケースだと、ちょっと まどろっこしい感はあるかも?

あとは費用面の問題でしょうかね?

SOLIDWORKS PCBは上記の用に単体のソフトですから、
ソフトの購入費(=ライセンス費用)+サブスクリプション費用(保守費用)が必要になります。
この金額というのが、 Altium Designerに近い額なんですね。
そうなると、ソリッドワークスに無関係な方が、基板設計ソフトをソロで購入する場合は、
Altium Designerの方がいいんじゃない?という感じがするかもしれません。

しかし今後、社外でソリッドワークスにて設計する筺体用の基板を設計する案件が出た際、
SOLIDWORKS PCBは かなりの威力を発揮するわけでして、
この選択は なかなか悩ましいところかも・・・・・・・・

2017年8月22日火曜日

1週間ぶりなのねん

いあー、めっさ忙しくて書く暇がありませんでした。
と、言ってみたいもんです。(;;

LM61CIZは、秋月から無事に調達完了しまして、
納品分への取り付けもOKです。
予想通りこのセンサーIC、使いやすいですねぇ。
なかなか気に入りました。

外付け部品も少なくて、簡単にそこそこの精度が期待できます。
その数少ない外付け部品というのが、パスコンと出力端子のローパスフィルターコンデンサー。
パスコンはセラミックコンデンサーで構わないとして、
フィルターコンデンサーはセオリー通りならばフィルムコンデンサーを使うところ。
しかし、この基板では100℃近辺まで上がることを想定していますので、
コンデンサーの使用温度範囲が要注意。
結局、すぐに手に入る1μFのフィルムコンデンサーが85℃までだったので、
仕方なくセラミックコンデンサーを使うことにしました。
パスコンで使うセラコンも含めて、こういう場合はZ品は避けたほうが無難。
100℃近くまで上がった際の容量変化が半端無いですからねぇ。
今回はどちらもK品を使いました。

ファームウェアも とりあえず完成。
いくつかのパラメーターは、元請さんでテストしてもらった上で確定させる必要がありますが、
とりあえずこちらで仮に決めうちしておきます。

最初はこのPICのMAXクロックである32MHzで動かしていたのですが、
出来たソフトを見返すと、かなり遅いクロックでも問題無い模様。
ということで、減速の修正を開始。
クロックを下げると、PICの消費電力がグンと落ちますし、
動作安定性もちょびっと向上しますのでね。

はたして、500KHzまで落とすことができました。
32MHzと比べると1/64です。(笑)

実は250KHzでも動かすことに成功したものの、計算上の限界値に近いもんで、
余裕を見て500KHzに決めたという次第。
とは言え、このくらいの低クロックになると、色々面倒な話が出てきます。

①SPIのクロックが上げられない。

今回はマスターモードで動作していますから、
SPIのクロックは このPICのメインクロックが元になります。
その設定というのも、メインクロック/4が最速なんてすね。
つまり、500KHz/4 = 125Kbps が最速設定ということなっちゃいます。
SPIのクロックとしては かなり遅い部類ですよね。
まぁ幸い(?)今回は相手のユニットに合わせて もっと低速にしてるわけですが・・・・・・・

余談ですが、このメインクロック/4という設定、PIC的に書くとFosc/4という値。
お気づきになった方も多いと思いますが、これ、命令クロックの値ですよね。
つまり、SPIクロックを最速に設定した場合、SPIが1ビット送信する時間と、
PICのコアが1命令実行する時間とが、同じになっちゃうのです。
なので、冗長な書き方をするとSPIの送信が間延びしちゃう可能性が!!
アセンブラで書く分には 計算でわかりますが、
Cで書く場合には要注意かもです。

②A/Dコンバーターの変換速度も遅くなっちゃう。

A/Dコンバーターの変換用クロックは、メインクロックから供給するのが一般的な使い方かと。
ところがその設定、メインクロック/2が最速なんですね。
メインクロックが500KHzの場合、変換速度は4μSになっちゃいます。
まぁ、この速度で不具合が発生するわけではありませんが、
本来1μSで変換できる能力があるA/Dコンバーターですから、
もったいない使い方という感じですかねぇ。

ちなみにもしメインクロックを250KHzまで下げた場合、
変換速度が8μSになっちゃいますから、メインクロックを使わずに、
専用RC発振器を使う方がベターという話に。
こっちだと最長でも6μSで変換完了ですので。


と、ここまでが開発中案件絡みの話。
次は グチっぽい話かな?

盆休みの真っ最中、あるお客さんから電話がありまして、概算見積を教えてほしいとな。
音声データーをwi-fiを経由でスピーカーから流したいとな。
緊急用の業務向けシステムとかなら在りそうな装置ですけど、
民生用レベルだと 私が知る限りは存在しませぬ。
なので、少なくとも一部は新規開発が必要ってことで50~60万くらいかかるのでは?
という話をしたわけです。

しかし先方としては、その金額だと無理らしくて、
信頼性とか操作性等を犠牲にしてでも もっと安価にして欲しいという要望でした。

やむなく、市販のキットを寄せ集めて、ほんとに必要最低限の機能で纏めるなら、
部品代だけで1/4くらいの金額で収まるかも?という話をした次第。
すると「やれば出来るじゃん」という言葉が先方から返ってきたんですね。
・・・・・・・・・

非常に面食らいました。
「やれば出来るじゃん」という言葉を裏返すと、今までは出来てなかったという意味になります。
システム開発を生業としている身が真っ当な金額を見積もったのに対してダメ出しして、
中学生の工作レベルの代物に対してOKの評価を下すって どうかと思うわけです。


市販キットの寄せ集め品についてですが、「部品代だけで」と返答したのは、
私の方で その組立を請けられないからです。

中身が不透明な 市販キットを納品物に使うというのは、プロの仕事ではありません。
責任持てないですからね。

私の方で組立を請けると当然製作費がガッツリ発生するわけですが、
責任持てないような製品に、真っ当な製作費を請求するわけにもいきません。
なので、私の方で請けることができないという結論になるのです。

こういうのは、学生バイトとかに頼るべきレベルですね。


次は残念なお話。
ウェブのお仕事紹介サイト経由でも仕事を請けているのですが、
数百万円規模の ちと大きめな案件の話がありました。
外装等の機構部から、中の電気/電子部まで一式開発なのですが、
うちの環境だとそれら全てに対応可能なので、なかなかおいしい案件だったのですが、
結局見積を出す段階で辞退することにしました。(;;
見積にあたって、先方から前提仕様が提出されたわけですが、
開発費ではなく、製品単価の点が とても現実的ではないと思われたからです。
たぶん、もし請けていたら、この点ですごく揉める事になった気がします。

とは言え、金額を考えると無念ではありますねぇ・・・・・・・・


さて、ハード屋の話はこれくらいにして、日常話など。

盆休み中も私はほぼ通常営業状態だったわけですが、
1晩だけ友達と健康ランドに行ってきました。

そしたら、なんかパトカーが止まっているなぁと気づいていたんですが、
入館受付をやっていると、警察の皆さんがわらわら出てきました。
真ん中に逮捕されてるらしい おっさんが1人!!

何か やらかしたらしいですね。
他のお客連中がスマホで写真撮りまくってたのが印象的でした。(笑)

そこの健康ランドはスリーミー2122が設置されているのでお気に入りです。
もちろん友達と2人で堪能してきました。d


あとは、今期のアニメの話。
「異世界食堂」は相変わらず絶好調ですね。
私的に今期ナンバーワンの座は揺るいでおりませぬ。

ここにきて赤丸急上昇中なのが「アホガール」。
ショートサイズのギャグアニメなので、軽い気持ちで観ていたのですが、
声優陣もノリノリな感じが伝わってきてて、すごく勢いを感じます。
ショートサイズのおかげで、話の密度も いい感じで濃くなったのかな?
ギャグ系はあまり観ない私ですが、これは推しかも。

2017年8月13日日曜日

ここ数日のドタバタ

前の記事のセンサー固定の件、純正の取付金具の入手は ほぼ絶望的なので、
DINレールの方が まだ勝算ありそう。
しかし近所のホームセンターには置いてないし、どうしようと困惑しつつ、
冗談半分でヨドバシで検索してみると・・・・・・・・
有るよ!!
いあもう、思わず噴出してしまいした。
値段も決して高くないので、速攻で発注。
翌日には届いてしまいました。
ディスクサンダーでカットして、一件落着。

あと、ちょっとだけ困ったと言えば、コーセルのスイッチング電源。
今回はPBA10Fという製品を使用したのですが、
これ自体はコンパクトで信頼性も良く、値段も手頃という なかなかいい製品。

しかし木の板に固定する段階で、表面側から固定ネジが打てないことに気づきました。
裏面から固定する為のビス穴しか用意されていないのです。
(正確には側面から固定する為のビス穴も存在してますが)

固定用の板金を1枚噛ませれば解決するものの、
わざわざ 今から作るのもなぁ・・・・・・・・・
ということで、今回は仕方なく、木の板の裏から貫通穴で固定することにしました。
幸い、木の板が10mm厚だったので、なんとか対処可能ですけど、
これが ぶ厚い板だったら ちょっと厳しかったなぁ。


とまぁ、ここまでは割とライトなトラブル。
実はここ数日悩んでいたトラブルがありました。

以前に書いた、謎の冶具について。
SPI通信がうまく行ったというのは書きましたが、
実はその後、双方向通信が必要ということになったのです。

しかし、送信がうまく行ってるのだから、受信だって問題無いはず・・・・・・
だったのですが、どうもうまく行きません。
設定を間違えていないか、何度も見直したものの、特に不具合無い感じ。

伝家の宝刀、ロジックアナライザーに登場してもらうことにしました。
いざ信号を見てみると・・・・・・・・・・
受信のデータ-線の状態がおかしい!!
まるでクロック信号(SCK)が混信しているみたい。
えーーーー?????

PICのMSSPの機能として、そんな状態を作り出すことは無理ですので、
他の周辺機能が悪さしてるのか?と、改めて設定を確認したものの、
やっぱり問題は見つからず。
最悪、繋いでるデバイスが故障してる可能性も??

てな感じで、数日うなっていたわけですが、
なんとなく、相手のデバイスの回路図を眺めてて、ちと気になったことが!
このユニット、ロジック電圧がPIC等と異なるもんで、レベル変換ICを使っております。
I2Cの信号線用と、SPI等の信号線用で違うICを使っているんですね。
それは確かに道理でして、I2Cは双方向バスなので、信号の方向が都度変わるのに対し、
SPI等は信号線の方向は確定しております。
なので、レベル変換ICの選択も異なるわけなのですね。

で、今回のユニット、SPIの信号線に入っているレベル変換ICはTXB0108という代物。
はい、勘の良い方は既にお気づきかと思いますが、
このIC、双方向バス用のレベル変換ICだったのです。

双方向バス用を単方向で使ったって別に構わないのでは?
と思われる方もいらっしゃるかな?
TXB0108をはじめとする双方向バス用レベル変換ICは、
信号線の方向をIC自身が判断して自動切換えを行うのです。
そうしないと、I2Cバスには使用できませんのでね。

そのせいで、1つ大きな問題点が存在するのです。
プルアップ/プルダウン抵抗を使ってはダメ!! 

実は今回のトラブル、これが原因だったのです。
装置の動作安定度を上げる為、当然のごとくプルアップ抵抗を入れてあったわけですが、
まさか、相手のユニットで双方向レベル変換ICを使っていたとは・・・・・・

プルアップ抵抗を外したところ、一挙に正常な波形に。
受信も ちゃんとうまくいくようになりましたし、
クロックが混ざっているような変な波形は出なくなりました。

結局のところ、TXB0108が発振していたというわけですね。
ちなみに先方のユニットの取説には、プルアップ抵抗入れちゃダメよ、とは一言も記載無し。
これは不親切極まりないですねぇ。

ちなみに この謎の冶具、製品開発の叩き台にするための装置なので、
製品の回路は 大幅に異なります。
SPIバスに双方向レベル変換ICは具合が悪いことは わかっていたので、
製品版で使用しているのはSN74LV4T125というICです。
DIPパッケージが存在していないのが玉に瑕かな?


まぁそんな感じで、1つ大きな山を乗り越えまして、ほぼ目処が立った感じ。
あとは温度測定部分だなぁというわけで、
PIC内蔵の温度インジケーターに見切りをつけて、
外付けの温度センサーを使うことにしました。
選んだのは、LM61CIZという製品。

PICと繋げるには使いやすいんですよね、これ。
なにより、秋月電子に置いてあるので入手性が良い!!

てなわけで、秋月に向かったわけですが・・・・・・・・・
盆休みでした!!
一応、秋月のホームページは眺めてから行ったつもりだったんですけどねぇ。
帰宅してから改めて見てみると、ちょろっと夏季休業告知へのリンクが置いてありました。
こんなん、目立たなくて気づかないわい。  orz

仕方無いので、千石やマルツも覗いてみたものの、LM61は見つからず。
aitendoは 開店時間が ずっと先なので待っていられず・・・・・・

てなわけで 仕方なく帰ってきた次第。
電車代と時間をムダにしてしまいました。(;;

盆休み明けまで、LM61の入手は無理そうだなぁ・・・・・・・  とほほ


2017年8月11日金曜日

ぐは、固定できん

お仕事辛味のネタ。

オムロンのE4C-UDA11というセンサーアンプが届きました。
納品用のボックスが支給されていないので、何かに仮組みする必要があるので、
近所のホームセンターで木の板を購入。

これに諸々の部材を留めて、仮組みしてやろうという魂胆。

んで、改めて上記のセンサーを確認してみると、
あれ?固定金具(E39-L143という代物)が入っていない!!

カタログを確認すると、別売になっているんですねぇ。
こんなところでコストダウンかけていたとは・・・・・・・  orz
そういえば、組み付けがどうなるか不明だったので、
その場合わせでいいかと思って、この辺は アバウトにしていたのでした。(;;


いつもなら さくっと通販で発注かけちゃうところですが、なんとお盆休み真っ最中!!
発注かけても届くのは来週半ばというオチ。

DINレールを どっかで買ってきて、自分でカットするしかないかのぉ。
むぅぅぅぅぅ

2017年8月9日水曜日

蛍光管は換えたものの・・・・・・

先の記事で注文した蛍光管、無事に届きました。
で、早速交換。
これで暫く大丈夫だなぁ、やれやれ・・・・・と思ったら、
やっぱり まだチラつく

原因は安定器の模様。
というか、あとはそれしか原因が残っていないからです。
考えてみれば、確かにそろそろ寿命が着てもおかしくない感じかぁ。

しかし最近はLED照明が幅を利かせているせいで、
格安の蛍光灯器具を見かけなくなっちゃったんですよねぇ。

となると、残るは安定器交換か?

うーーーん・・・・・・・・・

LED蛍光管

LED蛍光管って、なんか違和感を感じる呼び名ですね。(笑)
LEDなのか蛍光管なのか、よくわからない感じですが、
蛍光管と互換性があるLEDランプのことをこう呼ぶようです。

さて前の記事で新しい蛍光管を手配した旨を書きましたが、
今日、打ち合わせの為にお出かけしたついでに家電量販を覗いて、
蛍光管の在庫状況を見てきました。

メーカー的には 先の記事に書いたようラインナップになってしまう模様。
まぁでも数は潤沢にあるようなので、あまり心配はいらないかも?

その最中、LED照明器具売り場を通ったら、ちと気になった商品を発見。

アイリスオーヤマの丸型LEDランプです。

これは早い話が、蛍光灯用の器具に付けて使うLEDランプ。
そんなの目新しくないじゃないかという声が聞こえそうですが、
丸型の蛍光管用って私が知る限り、これが初めてじゃないかと。

面白いと思ったのは以下の2点。

①同サイズの蛍光管よりも明るい!!
    パッケージを見ると2倍くらいの明るさっぽい感じを受けますが、
    たぶんこれは、標準タイプの蛍光管と比較した場合かと。
    最近主流になっている高性能タイプの蛍光管と比較した場合は1.5倍くらいでしょうか?
    とは言え、それでも十分に明るいと思いますが。

②リモコンが付いている。
    単に蛍光管と置き換えるタイプですと、点灯/消灯は器具のスイッチで行うわけですが、
    このアイリスオーヤマの製品、ランプ自体にリモコン機能を搭載しているんです。
    しかも、単に点灯/消灯だけでなく、明るさ調整も出来てしまう。
    保安灯(通称小玉電球)の機能まで持っているので、
    器具のスイッチを入れたままにしておくことで、あとはリモコンだけで全て操作可能。
    これは なかなかよく考えてある!!

まぁそんなわけでして、値段も それなりではありますが、
現状の器具をそのまま流用したい方には、かなり有望な製品じゃないかと。

2017年8月8日火曜日

蛍光管

LED照明が かなり幅を利かせているご時勢ですが、
うちの照明器具は未だに蛍光灯でございます。

それについては、昔の記事で つぶいたことが有ったかと。

そんな状況下、仕事場というか居間の照明がチラつきました。
ん?と思って見てみると、結構黒ずんできてます。
どうやら寿命の模様。
この部屋の照明は圧倒的に点灯時間が長いので、仕方ないところです。

ともあれ、早速交換用の蛍光管を手配することに。
近所で買うと選択肢が限られてしまうので、いつものようにヨドバシさんのお世話に。

見てみると、まだ結構な種類が選べるんですね。
メーカーでは、パナソニックが強い感じ。
まぁパルックのブランド力は確かに強いですもんね。

しかし残念なことに(?)、私はパルックは選ばない派。
定番の東芝にしようかと思いましたが、取り寄せ品になっております。(;;

NECは なんといいますか、性能的に数段落ちる感じかな。
まぁその分安いんでしょうけど、私の環境だと避けたいかな。

あとは日立がありました。
性能的には遜色無いようですね。
そして、在庫も有って、値段も安い!!
正直、この性能ならばもっと高くても構わないと思うんですけどねぇ・・・・・
日立さん、ちょっと可哀相。(;;

ともあれ今回は日立に決定。
注文完了でございます。d

2017年8月7日月曜日

あれこれ

見慣れない番号から携帯に電話が入りました。
なんだべ?と思ったら、タイムズカーシェアからでした。
なんと、近日に私が予約入れてる車が事故って使用不能とのこと。
それで、予約変更のための連絡をよこしたというわけでした。

なるほど、事故ると こういう手間も発生するわけなんですね。
カーシェアの場合、車を指定して予約入れますから、
レンタカーのように別な車に差し替えというわけには いかないわけでした。
まぁ、やむをえないところ。
しかしあのアクア、まだ1万キロも走っていないはずなんだよなぁ。
もう事故車とは ちともったい話。


今日は夕方、キーエンスの営業マンさんが来訪。
カタログを置いてってくれました。
キーエンスさんのセンサーは性能が良いんですよね。
まぁ値段も それなりですが・・・・・・

なんでもかんでもキーエンス製にするのは、
コストパフォーマンスの観点からは 良い目で見られないかもしれませんが、
これを選べば安心という製品があるのは、いざという時に心強いものです。


迷走していた台風5号、本州のど真ん中を縦断中ですな。
内陸部を通っているので、勢力が弱まるのは早いと思いますが、
そうは言ってもやはり台風。
油断は禁物なのです。
明日は関東圏に近くなりますから、この辺も ちと心配。

実は明日の午後、新規案件の打ち合わせの予定なのですが、
電車が止まらなきゃいいなぁ・・・・・・・

PIC内蔵の温度インジケーター

PICマイコンでの温度測定の話。
と言っても、PICを使って電子温度計を作るということではありませぬ。

PIC16F1938等、一部のPICマイコンには温度インジケーターという機能が内蔵されてます。
これはCPUのダイ上に実装されているダイオードを使って、
PIC自身の温度を測定できるという代物。

用途は限られるかもしれませんが、簡易的にPICの周辺温度を測定するには便利かと。

実は現在手がけている案件で、まさにこの温度測定を行いたいと思いまして、
PICの内蔵インジケーターを調べてみることにした次第。

基本的な仕様はPICのデーターシートに記載されておりますし、
マイクロチップからは更に、AN1113というアプリケーションノートも配布されております。
なかなかに 至れり尽くせり。

とは言え重要なのは実用性。
いくら資料が充実してても使い物にならなければ無意味なわけです。

というわけで、早速資料を読んでみると・・・・・・・

うーーーん、基本構成に怪しい点が見受けられます。
結論から書いてしまうと、ちと使い物にならないかも・・・・・・・

詳細はデータ-シートを見てもらうとして、
インジケーター用の温度測定ダイオード、VDDとVSS間に接続されております。
この、VDDに繋がっているというのが最大の問題。
VDDの電圧変動が、温度測定値にダイレクトに影響するのです。
これが、微妙な誤差で済むのなら、目をつぶるところですが、
実際にどれくらいの誤差になるか、計算してみました。
すると・・・・・・・・・
VDDが0.1V変動すると、測定温度が10℃以上ズレちゃう。!!

なお上記の前提条件として、VDDは3.3V。
A/DコンバーターのVref+はVDD、Vref-はVSSで、
温度インジケーターのレンジはLOWです。

一般的にA/Dコンバーターのリファレンス電圧には、基準電圧源を使うもんですが、
前述したように測定ダイオードがVDD接続なもんで、
基準電圧を使うと逆に誤差が大きくなるという困った事態になるんですね。

VDDの変動の影響を少しでも吸収する為、Vref+はVDDを使う必要があるというわけ。

そうしたとしても、VDDの電圧変動が完全に吸収されるわけではないので、
測定値に影響してしまうんですね。

ハード的に対処する方法は無いこともなくて、
Vref-にVDDから一定電圧をシフトさせた電圧を供給してやればいいんですね。
たとえば、1.5Vシフトさせたとすると、VDD=3.3VならばVref-=1.8V。
こうするとVDDが変動した分、Vref-も変動するので、誤差はかなり少なくなります。
もうほとんどゼロに近いくらいまでね。

じゃーこの回路を作ればいいかと言うと、これを組むくらいなら
温度センサーICを追加した方がベター
コストは そう極端に変わらない上に、測定精度と分解能は圧倒的に上ですから。

かくして、PIC内蔵の温度インジケーターの出番は ほとんど無くなってしまいました。(;;

しかしほんと、なんでこんな設計にしたんでしょうねぇ?
ダイオードをVDD寄りではなく、VSS寄りに入れれば、
こんな問題は発生しなかったのに・・・・・・・・

2017年8月5日土曜日

ケイドライがヨドバシに!!

前の記事にも書きましたが、ワイパーとしてケイドライを使用しております。
この手の代物としては、キムワイプが有名で、シェアも圧倒的。

しかしキムワイプは汎用のワイパーを目指してるようで、
アクリル板なんかを拭こうと思うと、ちょっと硬さが気になるところ。

私の場合、金属筺体の表面を拭いたりすることは少ないもんで、
キムワイプの出番は少ない為、ケイドライを選択してる次第。

そんなケイドライも そろそろストックほ確保しておきたいなと思ってきました。
以前調べた際は、約1万円でバルク買いするか、
約500円で単品買いするかの2択しかなかった状況。

500円は定価よりも高いものの、やむを得ないかなぁと思っていたわけですが、
今日改めて調べてみたら、なんとヨドバシでケイドライを扱ってるじゃないですか!!
以前は無かったので、最近始めたようですね。
しかも定価より安く売ってる!!

もうこれならば、ヨドバシから単品買いに決定ですね。
いあほんと、ありがとうございます、ヨドバシさん。

なんか嬉しくなっちゃったので、ケイドライだけでなく、JKワイパーも注文しちゃいました。
硬さはキムワイプに近いようですが、厚みがあるので使いやすいかと。
先日のアルミ筺体清掃も、ケイドライよりJKワイパーの方が向いてるんでしょうねぇ。

ちなみに各製品の違いを表にまとめたものが公開されてます。
 https://pro.crecia.co.jp/paper_wiper.html
興味ある方は ぜひ。

2017年8月4日金曜日

クリーナー

オーバーホールで預かっている製品があるのですが、
製本工場の中で長年使われてたもんで、外観が汚れております。

オーバーホールの主眼は中身の問題なのですが、
お金頂いて預かってるわけですから、せめて汚れの掃除くらいは・・・・・・

というわけで、近所のホームセンターでクリーナーを見繕ってみました。

ヘアーライン加工のアルミ板の表面にシルク印刷が施されている代物ですので、
家庭用の洗剤でも使用できないわけではないのですが、
ここは1つ、工業用のクリーナーを試してみようかと・・・・・・・

しかし、思ったより選択肢がありませんでした。

結局買ってきたのは以下の2つ。





















スプレー式のクリーナーと、ウェットシートです。

ちなみにスプレーの方は200円しなくて、ウェットシートの方は250円くらい。
シートの方が高いとは・・・・・・・・

早速試してみました。

ウェットシートは、シートのサイズも大きく、クリーニング液もたっぷり含んでました。
これで製品の表面を拭いてみると・・・・・・・
んーーーー、まぁ綺麗になってるような気はする??

クリーニング液の揮発が遅いので、拭いてから暫くの間、
製品の表面がびしょ濡れ状態に。
時間がもったいないので、ティッシュで拭き取りを。
汚れが薄くなってるような気はします。

まぁ、これはこれでOKかな?

次にスプレー式の方を別な製品で試してみました。
拭くものが必要ですから、今回はケイドライを使用してみました。

まず、製品にスプレーしてみると、めっさ揮発性良い
すごく短時間で蒸発しちゃいます。
これは家庭用の洗剤には無い特性ですねぇ。

しかし、揮発性が良すぎて、ゴシゴシ拭いてる内に、あっという間に蒸発しちゃう。
ある程度の面積を掃除するには、たっぷり吹きかけてやる必要がありますね。
しかも、拭き取りが下手だと、蒸発したところに汚れの跡が残っちゃいます。
再付着防止用の表面活性剤が添付されていないからだと思います。
ちょっと慣れが必要かも??

しかしこれ、感覚的にすごく洗浄力ある気がします。
ケイドライに真っ黒な汚れが付着するんですよね。
まさかと思い、先にウェットシートで掃除した製品に使ってみると・・・・・・
更に汚れが落ちた!!
はい、明らかにウェットシートよりも洗浄力ありますね、これ。

ネックは匂いでしょうか。
揮発性が良いせいもあるのでしょうが、使用中は それなりに匂いが発生。
換気をよくしないと ちとつらいかも?

とは言え、この値段でこの洗浄力は驚きでした。
これは いい物をみつけたかも。

余談ですが、ケイドライではなく、普通のティッシュペーパーでも試してみました。
すると、汚れ落ちが悪い感じ。
んーーーー、何が違うんでしょうねぇ?

まぁともあれ、ケイドライは高いだけあって、清掃時の効力は素晴らしかったというオチ。

2017年8月2日水曜日

冶具が動いた

ぼちぼちと謎の冶具に手をつけていましたが、目処が立ちました。

要はSPI通信。

PICと某ユニット間でSPI通信を行うテストをしていたわけですが、
これが すんなり動かなかった。

SPIを使うこと自体は初めてというわけじゃないのですが、
PICのMSSPを使って、他のユニットとSPI通信させたのが初だったんです。

以前はSXで、SPIの動作をソフトウェアで組みましたけど、
PICの場合はMSSPがハードウェアで処理してくれます。
便利なように聞こえるかもしれませんが、
前提条件としてMSSPをきちんと理解することが必要なわけでして、
はたしてこれが、簡単と言えるのかどうか・・・・・・

もっとも、Cでライブラリーを使っちゃう人には関係無い話なのかもしれませんね。

話を戻しまして、MSSPを設定してデーターを送信するものの、
ターゲットのユニットが きちんと受信してくれない模様。
MSSPの設定を見直しても変なところは見当たらず。

最後の手段としてロジックアナライザーを引っ張り出す。
これで直接データー波形を見てしまいます。
すると・・・・・・
データー文の最初の1バイトが欠けちゃってます。

PICと格闘してみたものの、原因は不明。
どうやら、MSSPを初期設定させた後の最初の1バイトは、正常に送信されないっぽい。

邪道な感じはするものの、ダミーのデーターを1バイト送出してから、
改めて本来のデーターを送信するようにしたら1発で解決。

たかがSPIで こんなに苦労してるんですから、
I2Cなんかになったら、どうなることやら・・・・・・ orz

むしろI2Cくらいになると、アセンブラで動かそうって人は居ないのかな?(笑)