2020年2月26日水曜日

G2Eアダプターキットの実装台を公開

同人ハードとして頒布しております「G2Eアダプターキット」ですが、
基板へピンをハンダ付けする際、なんらかの冶具を用意しないと、
結構骨が折れる作業となります。

私自身は、基板を載せてピンを刺してハンダ付けするための台を使ってます。
数cm角くらいの小さな代物で、3Dプリンターで製作しました。

これのSTLデーターをデーター置き場に上げましたので、どうぞご自由にお使いください。

2020年2月22日土曜日

Pt100対応

某お客様から、「かんたんスマートモニター」にPt100のセンサーを繋いで、
温度を測りたいという打診がありまして、急遽Pt100用のモジュールを設計。

16bit A/Dコンバーターモジュールを流用するという手もありますが、
前段の部分を基板化する必要がある事を考慮すると、
Pt100用の専用モジュールを作ってしまった方がベター。

MAXIMからMAX31865という専用ICが出ているので、
これを使用することで回路も簡素化できます。

Pt100のセンサーの接続方法は、2線式・3線式・4線式の3種類があります。
このうち2線式は誤差が問題になるので、実用システムではほぼ使われず。
残る3線式と4線式の両方に対応できる様、基板上にジャンパーを設置しました。

ただ、MAX31865の内部レジスターの設定も併せて変更する必要が有る為、
ジャンパー切換だけで済まない所が、ちょっと煩わしいところ。

ともあれMAX31865は便利なので、MAXIMさんありがとうという感じです。

2020年2月11日火曜日

ジョイントパーツを作成

ダイソーなどの100円ショップでは、こんなパネルを販売してます。


















これは金属の棒で枠を作り、中に塩ビのシートが貼ってあるという代物。
塩ビのシート部分には重量物を載せることはできないものの、
かと言ってそれほど強度が弱いわけではないので、
使い方によっては重宝いたします。

かく言う私も、イベントでのスペース設営時に、これで箱や棚を作ってます。
元が板状なので、バラすとコンパクトに纏められるからです。

しかし1点だけ難点がありまして、これ用のジョイントパーツがデカイ!!
ご使用中の方ならお解かり頂けるかと思いますが、
パネル4枚を1点でジョイントできるパーツなんですね。

しかし私の使い方だと、パネル2枚を繋げるだけなので、
専用ジョイントパーツだと具合悪いんです。

そこで純正ジョイントパーツの代わりになるものを作成しました。
それがこれ。
















3Dプリンターで出力したものです。

これをパネルの角部に嵌めて、パネル2枚を繋ぐと、こんな形になります。




















枠の金属棒に嵌めこんでるだけなので、引っ張れば外れます。

せっかくなので、このパーツのSTLデーターを公開いたしますね。

いつものように、データー置き場に揚げておきますので、
興味ある方、どうぞご自由に利用してください。
お約束の話ですが、このデーターを基に作成したものの販売は禁止ですよ。