2020年6月30日火曜日

今日のビックリ

壮瞥町に在る「木と森の里センター」、そらメソの聖地の1つである為、
そこそこ訪れておりました。
しかし私が訪問するのは遅い時間ぱかりだった為、
管理人さんが いらっしゃる時間帯に訪問できたことが無かったんですね。

その為、管理人さんにお会いすることも、天文台に入室することも無かったのでした。

ところが今回、某氏の計らいで日中に訪問することに。
もちろん管理人さんもいらっしゃるので天文台にも入れる!!

わくわくしながら「木と森の里センター」へ向かうと、
やっと管理人さんにお会いすることができました。

しかしここで大失態。
なんと、そらメソ名刺を自宅に置いてきてしまったのでした。
仕方なく、planetarian名刺を渡したのでした・・・・・(;;

その後、管理人さんと世間話を開始。
私も昔は星をやってまして、札幌の某店の常連だったんですよと話すと、
え?○○さんを知ってるの?と!!

なんと、ここに望遠鏡設備を納品したのは、そのお店だったというオチ。
すんごいビックリしました。

その後、天文台内部を見学させていただくことになり、
上に登っていくと、途中のフロアーにTS-680が!!

え?なんでアマチュア無線機が??と叫んだら、
「私、無線をやってたんですよ」と管理人さんが!!

私も北海道を離れるまではコールサイン持ってんですよと、
またここでも話が大盛り上がり。

天文台内部の設備の話も含め、ディープなネタで盛り上がってしまったもんで、
ここに連れて来てくれた某氏が一人取り残されて感じに。
誠に申し訳ない。

また改めてお会いしたいと強く思いつつ、天文台を後にしたのでした。
ちなみに帰る前にカードを頂いたのですが、そこには「CU AGN」と書かれておりました。

2020年6月15日月曜日

RS422用のトランシーバー

RS422やRS485はレガシーインタフェースの部類になってしまいましたが、
工業製品分野では まだまだ現役で使われております。

これらをマイコンのI/Oポートに繋ぐ際は差動信号へと変換する
トランシーバーICが必要となるわけです。

今回、新製品開発に絡み、このICを調べてみたわけですが・・・・・・

複数チャンネルを搭載し、3~5Vのワイド電源で動作する石が無いんですね。
これはさすがにビックリ。

複数チャンネル搭載の石は5V電源版ばかりなのです。

片や3Vでも動作可能な石となると、トランスミッターとレシーバーが1個ずつしか入っていない!!

なんでこんなラインナップになっちゃったんでしょうかねぇ。 (;;

そんな状況下、面白い石を発見しました。
MAXLINEARという初耳の会社が出している石なのですが
RS232とRS422(RS485)を設定で切換え可能で、複数チャンネル装備。
そして3Vから動作可能という、てんこ盛り状態の石なのです。

メーカーからは結構な種類の石がリリースされてるようですが、
さすがに全てが市場流通しているわけでない模様。
しかしSP336eとかはDigi-keyで購入可能なので、入手性は悪くないです。

さすがに値段はちょっと高めのようですが、注目に値するかも。

2020年6月14日日曜日

V/Aプローブの設計

現在開発中のV/Aプローブ、設計は最終段階という感じ?
先週末でほぼ設計は完了するかと思われたのですが、
タカチのカスタムケースで問題が出た模様。
まだその詳細の連絡が来ていない為、足踏み状態になってしまいしました。

そんなこともありまして、ちまちまと基板の改良を加えてます。

一番大きいのはマイコンの変更。
20ピンのPICを載せていたのですが、同シリーズの28ピンに代えました。

実は20ピンの時でもピンが不足していたわけではないので、
普通に考えると28ピンに代える必要は無いわけです。

では何がネックだったかと言うと、20ピンタイプのピン振りが問題でした。
デジタルのI/Oやアナログ入力のみならず、
リファレンス電圧入力やセラミック発振子の接続も考慮した場合、
20ピンタイプは変なところにピン割り当てされている為に、
回路設計上ちょっと問題が出てくるのでした。

例えばリファレンス電圧入力端子はICSPDAT端子と共通。
すると、PICへの書き込み時にはリファレンス電圧入力を切り離す必要が出てきます。
DIP-SWでも噛ませばいいだけなのですが、
微々たるとは言え余計な部品代は発生するし 、
書き込み作業時に忘れずにDIP-SWを操作するという煩わしい手順が発生します。

ピンが不足している時ならば、機能重複は助かりますけれど、
ピンが余っている状況ではデメリットにしかなりません。

そんなわけで、思い切って28ピンに代えたのですが、おかげさまでスッキリしました。
PICの単価は若干上がったものの、元々の単価が非常に安いので、
気になるほどの差額にはなっておりません。
むしろDIP-SW等を削除できたおかけで、全体コストは逆に下がってます。

こんなことなら、最初から28ピンで設計すれば良かったですね。
うーーーん、まだまだ甘いですね、私。

2020年6月8日月曜日

面付けと基板価格

開発中の製品の基板試作をSeeedへ頼もうかと、ガーバーデーターを用意し、
いざ値段を見てみると、10枚で100ドルをオーバーしている!!

この製品は3種類の基板で構成されているのですが、
3種を1枚に面付けし、自動実装で処理できるようにしたわけですが、
結局のところ、それがネックになってる模様。

面付けされる基板の種類が増えると料金が加算される仕組みになっているので、
どうしても基板3種類を1枚に面付けする必要があるならばこの金額は仕方無いところ。

しかし3種類の内の1種類は小さめの基板で面実装部品は無し。
鉛フリーにする必要すら無い基板なので、これ単独にした方が 遥かに安く済む。

他の2種類の基板は表面実装部品が一杯なので、
量産するならば自動実装は必須な感じ。

しかし今回は試作なので、自動実装は考慮しなくても構わないかも。

そう考えると残りの2種類もそれぞれ単独に分けてしまってもいい感じ。
するとそれぞれの基板サイズが100mm×100mm以内に収まるので、
一番安いサイズ帯に収まってしまうんですね。

上記に基づいて再度ガーバーデータ―を用意して値段見てみると・・・・・
3種類合計で約65ドル!!
なんと2/3になりました。

ちなみに小さめの基板以外は金フラッシュ処理の為、単価が上がってるので、
この値段になってます。
もし鉛ハンダレベラー処理ならば15ドルくらいになっちゃうかと。

実際の発注時には更に送料も発生するので、上に書いた金額で納まりません。
送料に関して、念のために記載しておくと、
送料は基板1種類毎に発生するのではなく、1回の発注毎に発生します。

つまり、上に書いた基板3種類を3回に分けて発注すると、
それぞれに送料が発生します。

ところが、基板3種類をカートに溜めて一度に発注かけると、
発生する送料は1回分になるわけです。

なので、安い基板を発注する際は、なるべくまとめて発注した方が、
送料の点から非常に大きな差が出る、というお話でした。