X68Kのユニバーサル基板はサンハヤトから販売してされていましたが、
もうすでに製造中止で入手不可。
ならばユニバーサル基板をリリースしたら喜ぶ方が居るかも?
という会話の中から生まれたのが今回のプロジェクトです。
ユニバーサル基板を作ればいいだけかな?と思ってたましたが、
よくよく考えると、皆さんその上に回路を組むわけです。
ならばいっそ、基板CAD用のデーターとしてリリースした方が、
昨今の環境だと喜ばれるかも?という流れで、
ユニバーサル基板というハードではなく、
CAD用のデーターとして領布する形にいたしました。
なお、このプロジェクトにて頒布する基板データーは自由に改変可能です。
商用基板開発に使用頂いても構いませんが、
元データーの不具合による責は負いかねる点のみ、ご了解ください。
最初にリリースするのは名称「UNIV1」というタイプ。
X68Kの拡張スロット用基板に、プルアップ抵抗まで載せたタイプです。
フリースペースにはスルーホールを並べてあります。
最初にリリースするのはKiCAD Ver5用データーです。
以下からダウンロードしてください。
https://drive.google.com/file/d/1QXh01BbsrLNZAzXhm7OsFxQLmN8AI60V/view?usp=sharing
KiCADのVer4以前では正常に扱えませんので、
必ずVer5以上で開くようにしてください。
その他のCADとしてはDesignSparkPCBとEagleも検討中です。
また、今回リリースしたUNIV1の他に、更にデーターバスバッファを追加した
「UNIV2」も計画中です。
他にも何か要望がございましたらメール・ツイッター等で連絡ください。
2020年1月22日水曜日
2020年1月8日水曜日
Fusion360とEagleのタッグが更に進化。
新年明けて早々、Autodeskから発表がありまして、
Fusion360のサブスクリプション契約の中に、Eagleも含めるとのこと。
つまりFusion360の使用権が有れば、Eagleも使用できるということです。
この際に使用可能なEagleはPremium版、つまり無制限版です。
これは凄い!!
Fusion360とEagleの抱き合わせ販売?と勘違いしないで欲しいのは、
Fusion360のサブスクリプション契約には、無償利用が可能なものも存在する点。
実は今回のEagleの件と併せて、Fusion360のサブスクリプションも変更が入りました。
従来のサブスクリプションは
①有償ライセンス
②スタートアップ向け無償ライセンス
③学生向け無償ライセンス
の3種類だったのですが、②の部分が2種類に分かれまして、
①有償ライセンス
②スタートアップ向け無償ライセンス(商用利用可能)
③個人使用無償ライセンス(商用利用不可)
④学生向け無償ライセンス
という4週類の構成になりました。
②の無償ライセンスはAutodeskに申請/承認のプロセスが必要なものの、
申請資格は旧サブスクリプションの②と、ほぼ同じ内容。
上記のように相変わらずFusion360は無料で使用することができるのです。
それと同時にEagleのPremium版も無料で使用できるようになるのですから、
ビックリするような内容ではありませんか?
今回のサブスクリプション変更で1つ要注意なのは、
Fusion360とEagleのサブスクリプションが完全に合体したというわけではない点。
あくまでFusion360のライセンスでEagleも使えるという話で、
その逆は無いということです。
:現在のAutodeskのホームページに行くと、Eagleのサブスクリプション契約は
Fusion360のページに飛ばされるようになっているので、
Eagle単体でサブスクリプション契約を行うのは不可能になっているのですが、
従来からの契約を継続してる方は、その契約が生きてるんですね。
なので、EagleのPremium版を契約している方は、
この機会にFusion360のサブスクリプション契約に切換えることをお勧めします。
金額も安くなる上に、Fusion360も無制限利用できるようになります。
さて、話を戻しましてFusion360とEagle Premiumのタッグ。
基板CADと3D-CADの連携というのは、特に珍しくなくなりました。
KiCADはFreeCADと、DesignSparkPCBはDesignSparkMechanicalと、
SolidWorksはSolidWorksPCBと、という感じです。
KiCADやDesignSparkPCBは無償利用できますが、機能はぼちぼち。
SolidWorksPCBは機能は凄いものの、料金も凄い。(笑)
その間にFusion360とEagle Premiumが入り込んでくるんです。
費用を抑えつつ、そこそこの能力のCADを使いたいという方には、
なかなか魅力的な選択肢じゃないかな。
Fusion360のサブスクリプション契約の中に、Eagleも含めるとのこと。
つまりFusion360の使用権が有れば、Eagleも使用できるということです。
この際に使用可能なEagleはPremium版、つまり無制限版です。
これは凄い!!
Fusion360とEagleの抱き合わせ販売?と勘違いしないで欲しいのは、
Fusion360のサブスクリプション契約には、無償利用が可能なものも存在する点。
実は今回のEagleの件と併せて、Fusion360のサブスクリプションも変更が入りました。
従来のサブスクリプションは
①有償ライセンス
②スタートアップ向け無償ライセンス
③学生向け無償ライセンス
の3種類だったのですが、②の部分が2種類に分かれまして、
①有償ライセンス
②スタートアップ向け無償ライセンス(商用利用可能)
③個人使用無償ライセンス(商用利用不可)
④学生向け無償ライセンス
という4週類の構成になりました。
②の無償ライセンスはAutodeskに申請/承認のプロセスが必要なものの、
申請資格は旧サブスクリプションの②と、ほぼ同じ内容。
上記のように相変わらずFusion360は無料で使用することができるのです。
それと同時にEagleのPremium版も無料で使用できるようになるのですから、
ビックリするような内容ではありませんか?
今回のサブスクリプション変更で1つ要注意なのは、
Fusion360とEagleのサブスクリプションが完全に合体したというわけではない点。
あくまでFusion360のライセンスでEagleも使えるという話で、
その逆は無いということです。
:現在のAutodeskのホームページに行くと、Eagleのサブスクリプション契約は
Fusion360のページに飛ばされるようになっているので、
Eagle単体でサブスクリプション契約を行うのは不可能になっているのですが、
従来からの契約を継続してる方は、その契約が生きてるんですね。
なので、EagleのPremium版を契約している方は、
この機会にFusion360のサブスクリプション契約に切換えることをお勧めします。
金額も安くなる上に、Fusion360も無制限利用できるようになります。
さて、話を戻しましてFusion360とEagle Premiumのタッグ。
基板CADと3D-CADの連携というのは、特に珍しくなくなりました。
KiCADはFreeCADと、DesignSparkPCBはDesignSparkMechanicalと、
SolidWorksはSolidWorksPCBと、という感じです。
KiCADやDesignSparkPCBは無償利用できますが、機能はぼちぼち。
SolidWorksPCBは機能は凄いものの、料金も凄い。(笑)
その間にFusion360とEagle Premiumが入り込んでくるんです。
費用を抑えつつ、そこそこの能力のCADを使いたいという方には、
なかなか魅力的な選択肢じゃないかな。
2020年1月2日木曜日
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。
と、新年っぽい挨拶を書いてみたものの、私自身は至って通常営業。
元旦の朝からお仕事のハンダ付けを行ってました。
さて、今後のハード屋業界はどうなるんだろうなぁ・・・てな事を考えてたら、
気になることが頭に浮かんだので、ちと書いてみることに。
ハード屋の定義って何なんでしょう?
たぶん、明確な定義は無いというのが正解じゃないかな。
それはそれで別に構わないと思います。
現在の電子工作(プロも含めて)の世界って、
以下の2種類に分けられると認識されてるんじゃないかな?
①ソフト屋
②ハード屋
しかし私の実感だと、実際には以下の分類じゃないかと思うんです。
①ソフト屋
②ハード工作もそこそこ出来るソフト屋
③ハード屋
で、自分がどの位置になるかというのは、各自の判断で全く構わない話。
他人がどうこう言う内容ではないわけですから。
ではなぜこんな話を持ち出したかと言いますと、
その逆に周りがその人を見たときの認識に、ちと問題が有りそうな気がするのです。
③のハード屋さんは、①と②の違いをちゃんと区別できると思うんです。
ところが①のソフト屋さんは、②と③の違いをちゃんと区別できない場合が
そこそこ有るっぽいように感じます。
すると、①のソフト屋さんが統括してる新規開発案件にて、
本来であれば③のハード屋に依頼しなければならないハード開発を、
②の人に依頼してしまうケースが出てきちゃうんです。
すると当然の事ながら、出来上がったハードには諸々の問題を抱えてしまいます。
その結果、①の責任者の方はハード開発した人を叱責するわけです。
しかし、そもそも③の人に依頼しなければならないところを
②の人に依頼したのが問題なわけですから、
①の責任者が判断に問題有るのが正しい解釈なのですが、
たぶんそれすら気付かずに、ハート開発者は責任を感じて終了。
というプロジェクトが まま有るんじゃないかと。
これじゃハード屋として伸びてくれる人が増えないんじゃないのかなぁ・・・・・・
日本のハード屋業界の先が心配です。
と、新年っぽい挨拶を書いてみたものの、私自身は至って通常営業。
元旦の朝からお仕事のハンダ付けを行ってました。
さて、今後のハード屋業界はどうなるんだろうなぁ・・・てな事を考えてたら、
気になることが頭に浮かんだので、ちと書いてみることに。
ハード屋の定義って何なんでしょう?
たぶん、明確な定義は無いというのが正解じゃないかな。
それはそれで別に構わないと思います。
現在の電子工作(プロも含めて)の世界って、
以下の2種類に分けられると認識されてるんじゃないかな?
①ソフト屋
②ハード屋
しかし私の実感だと、実際には以下の分類じゃないかと思うんです。
①ソフト屋
②ハード工作もそこそこ出来るソフト屋
③ハード屋
で、自分がどの位置になるかというのは、各自の判断で全く構わない話。
他人がどうこう言う内容ではないわけですから。
ではなぜこんな話を持ち出したかと言いますと、
その逆に周りがその人を見たときの認識に、ちと問題が有りそうな気がするのです。
③のハード屋さんは、①と②の違いをちゃんと区別できると思うんです。
ところが①のソフト屋さんは、②と③の違いをちゃんと区別できない場合が
そこそこ有るっぽいように感じます。
すると、①のソフト屋さんが統括してる新規開発案件にて、
本来であれば③のハード屋に依頼しなければならないハード開発を、
②の人に依頼してしまうケースが出てきちゃうんです。
すると当然の事ながら、出来上がったハードには諸々の問題を抱えてしまいます。
その結果、①の責任者の方はハード開発した人を叱責するわけです。
しかし、そもそも③の人に依頼しなければならないところを
②の人に依頼したのが問題なわけですから、
①の責任者が判断に問題有るのが正しい解釈なのですが、
たぶんそれすら気付かずに、ハート開発者は責任を感じて終了。
というプロジェクトが まま有るんじゃないかと。
これじゃハード屋として伸びてくれる人が増えないんじゃないのかなぁ・・・・・・
日本のハード屋業界の先が心配です。
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