2025年10月11日土曜日

端っこスタンプラリー第2弾制覇

 ギリギリセーフになってしまいましたが、
さんふらわあが開催してる端っこスタンプラリーの第2弾をクリアーしました。

本日、こんなの着弾。


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

特にステッカーの方が嬉しかったですね。
これは第1弾の時には無かったもの。 
証明書を持ち歩く人なんていないでしょうけど、
ステッカーなら身近に持ち歩けるわけで、話のネタになるのですよ。
ちなみに私はタブレットのカバーに貼っております。

 

さてこれで一段落と思いきや、間髪を入れず第3弾を告知してきたわけです。
それがこちら。

「さんふらわあ 端ッコスタンプラリー第3弾」 

東西南北を押さえたので、これで終わりかと思ってたら、
そうきましたか・・・・(笑)

第2弾が終了し、翌日の15時から第3弾がスタート。
もし第4弾 が同様に開催されるとしたら、効率良い方法があるのですよ。
それは、

どちらかの地域で一泊し、9/30と10/1の両方をクリアーする

という手です。

なんか、ズルしてるみたいに感じる方も居ますかね?
実はそんなこともなくて、これを行うには1泊を挟んで
フェリーで往復する必要が有るんです。 

東京から九州のスタンプをゲットしに行こうと思うと、
フェリーで往復って結構しんどいんですね。
九州行きのフェリーは関西から出ているからです。
なので片道はフェリー必須として、もう片道は飛行機を使うんですね。 

ところが先に書いた方法だと飛行機が無くなるだけで、
さんふらわあの収入は変わらないという話になるわけです。

デメリットは先に行ってるスタンプラリーのクリアーが最終日になってしまうので、
達成者番号が末尾近くになってしまうという点でしょうか。 

2025年10月10日金曜日

先日行ったご飯屋さん

 以前から気になってたものの、やっと行く事が出来たご飯屋さんの話。

そこは魚屋と繋がりがあるらしく、魚系の食事を出す店というのがウリ。
となれば、魚好きとしては俄然期待しちゃうわけですよ。

とは言え、自宅から微妙に距離が有るもんで、なかなか機会に恵まれなかったわけですが、 
先日ついに訪問することが出来た次第。

 

そんなわけで期待に胸を膨らませつつ(まだお腹は膨らんでいない)入店。
13時過ぎだったのでランチメニューのお品書き。
たぶん夜は別なお品書きに変わる模様。 

ランチメニューを眺めると、定食と単品が存在。
昼めしが目的だったので定食から選ぶことにするのですが・・・・・
焼き物か揚げ物しか存在しない!! 

魚専門と謳うなら、やはり刺身を期待するわけですよ。
単品メニューには刺身が存在するのですが、
定食の方には刺身が無いという事にビックリ。

結局、アジフライ定食を頼みまして、味も悪くはなかったのですが、
なぜに刺身定食が存在しないのか、ちょっとモヤっておりました。

 

通常この手のお店は朝に市場で仕入れをしてくるわけで、
夜に近づくにつれ、魚の鮮度は落ちていきます。 
なので生ものを美味しく提供したいならランチタイムは重要なはず。

なのにわざわざ焼き物や揚げ物を推してくるということは、
生ものの提供に自信が無いのかな?という疑問を感じてしまうんですね。

さて、真相は どうなんでしょうね?? 

2025年9月18日木曜日

MFC-J6983CDW vs SG-3200

 今回はプリンター比較の話です。

先日、とある事情で大量印刷を行う事になりまして、
うちにあるプリンター2台をフル稼働させることになりました。
A4の両面印刷が600枚以上という量で、
廃インクカートリッジで小山が出来るほど。
こんだけの数を一気に印刷する機会は そうそう在りません。 

そこで今まで気づかなかった点も有ったことから、
改めて記述してみようと思った次第。

 

今回使用したプリンターは下記の2台。
  ブラザー MFC-J6983CDW
  リコー  SG-3200

ブラザーのMFC-J6983CDWはA3の複合機。
業務用と謳っているわけではありませんが、
業務用途を意識したハイスペック寄りの製品という感じです。 
2段の用紙トレーに加え、背面に多目的トレーを備えているので、
同時に3種類の用紙をセットしておけます。
現在は3段の用紙トレーが持つ機種が存在してますが、
購入当時はこれが最多だったんですよね。

プリンターのみならず、スキャナーも両面対応なので、
両面印刷品を簡単にコピーできるのは便利です。

 

リコーのSG-3200はプリンター専用機。
ジェルジェット式というリコー独自の方式です。

あまり馴染みが無い製品だと思いますが、
それもそのはずで、業務用プリンター扱いなんですね、これ。
なので民生用プリンター売り場に並ぶことはないと思われます。 
なおこのSG-3200は旧機種で、現在はSG-3300という製品が出ています。 

なぜこれを選んで購入したかと言いますと、
ヤマト運輸が標準的に導入しているからなんですね。 

ヤマト運輸の伝票発行システムを利用しているのですが、
専用のラベルプリンターは既に入手できないので、
市販のプリンターを利用する必要があります。
これら運送会社の専用ラベル用紙は厚紙なので、
民生用プリンターだと紙詰まりを起こしやすいという難点があります。

その点、ヤマトが社内で利用しているプリンターならば安心感バツグン。
そういう観点からSG-3200を購入したのでした。
業務用だからなのか、プリンター専用機としては ちょっと割高でした。
しかしオプションで用紙トレーを追加できる点は さすが業務用。 
うちでも用紙トレーを1段増設し、トレー2段で使用しています。

 

あと、両機種の比較で1つ説明しておきたいのがインクカートリッジ。

どちらの機種もC・M・Y・Kの4色独立カートリッジ式。 
そして各々、インク容量が2種類存在しております。

当方ではどちらの機種もコスパの観点から大容量の方を使用しておりまして、
リコーのカートリッジは約2000枚、
ブラザーのカートリッジは黒色は約3000、他色は約1500枚と謳っています。
でもカートリッジの外観サイズは、リコーの方が2倍位大きいんですけどね。(笑)

 

では実際の印刷の話です。

今回の印刷物は、急な話だった為に元データーが用意できず、
現物をスキャナーでPDF化し、それを印刷します。
SG-3200にはスキャナーが存在しないので、
PDF化はMFC-J6983CDWのお役目です。

印刷用紙はエコノミークラスのインクジェット専用紙にしました。 
写真が多用されてた両面印刷なので、コピー用紙だとかなり残念な仕上がりになりそう。
かと言ってもあまり用紙に費用をかけられないので、
エコノミークラスで我慢したという経緯。

まずは両機種とも、インクジェット専用紙と設定し、印刷してみました。
印刷の質はあまり求められない点と印刷速度を加味し、画質は標準クラスに。
しかしブラザーの方は最高画質と高画質の2択しか存在しないので、
やむなく高画質を選択することに。

SG-3200の方はいつもより少し印刷時間が長くなったのかな?という感じ。
特に気にならないレベルです。
印刷の質も、特に不満は有りません。 

次にMFC-J6983CDWですが・・・・・・
長い、長すぎる(笑)
片面1枚の印刷に5分位かかってます。
もちろんその分印刷は綺麗なんでしょうけれど、
こんなに時間かかってたら朝になっても終わりません(;; 

先に書いた通り、これ以上は画質も落とせない事から、
インクジェット専用紙を選択した時点でこの印刷速度が激遅になってしまう模様。
思案の結果、インクジェット専用紙ではなく普通紙に設定してみる事に。
すると一気に速度は上がり、片面1枚30秒程度で終わります。
もちろん画質は落ちてるはずですが、問題になるほど悪くは見えません。
これはたぶん用紙の威力もあると思います。
コピー用紙だったら結構画質がボロボロじゃないかと・・・・・
ただ、インクジェット専用紙設定の時と比べると、ドット感は感じるようになりました。
なので画質の差はきちんと存在している模様です。

 

そんなわけで、SG-3200はインクジェット専用紙設定、
MFC-J6983CDW は普通紙設定で本番印刷を開始。
30分に1回はインクカートリッジの交換が発生します(笑)

あとで気づいたのですが、シアンだけがブリブリ減っていきます。
他色の倍以上のペースです。
確かに、青空と湖という青色満載の写真だから当然と言えば当然。

作業途中、インクカートリッジ購入の為、ヨドバシ秋葉へ行く事に。
夜中にインクカートリッジが調達できる所は他にありませぬ。

そんな感じで、最終的に2回秋葉へ行く羽目になりましたが、 
SG-3200はある程度のところでリタイヤ。
シアンのインクカートリッジが無くなってしまいました。
業務用機ということで需要がそこそこなんでしょうね。
それでヨドバシも在庫が多くなかったようで、私が買い尽くしてしまいました(;;

 

SG-3200が止まった後はMFC-J6983CDWのみで印刷続行。
途中で印刷に縦縞が目立つようになってきました。
これですが、調整する仕組みが存在してまして、
たまーに調整してやる必要がある模様。
今回も調整したら解決いたしましたが、可能なら調整不要だといいですね。
実際、SG-3200ではこの問題が起きませんし、調整機構もありません。
もしかしたら、内部で自動調整しているのかもしれませんね。
だとすれば、さすが業務用機というところ。

 

そんなこんなで約600枚の印刷が完了。
印刷物の比較ですが、SG-3200の方はドット感は無い物の、色が暗めかなぁ?
青が紺寄りになってしまっています。

それに対しMFC-J6983CDWはドット感はあるものの、発色は良い感じ。
SG-3200より青が綺麗です。
通常紙設定ではなくインクジェット専用紙設定ならば更に綺麗なのでしょうが、
あんなに時間掛かるのなら ちょっとなぁ・・・・という感じ。

 

インクカートリッジの消費量についてはメーカー公称通りなのかな?
少しSG-3200の方が長持ちしてるような気もしますが、
感覚的な話なので あまり参考にはならないかも・・・・
ただ少なくともSG-3200の方がインクカートリッジも高価で、
入手性も若干悪いというのは事実。
この点を踏まえるとMFC-J6983CDWの勝ちですかね。 

 

2025年9月14日日曜日

GLK060の残念な話

 某案件にてトルクレンチやトルクドライバーが必要になり、
各メーカーを比較の上、3機種を選定。
その内の1つがKTCさんのGLK060です。

これはドライバー形状なので、トルクドライバーと呼ばれますが、
締込みトルクを管理する点で、トルクレンチと全く同じ働きです。

KTCさんのGLKシリーズは対応トルク域の違いで3機種存在し、
GLK060は一番低トルクの製品です。
対応トルクは12~60cN・mという感じ。
N・mに変換すると0.12~0.6N・mという範囲になります。

この位の低トルクだとトルクレンチでは締めすぎちゃうミスが起きやすいので、
トルクドライバーの方が好都合かもしれません。
ただトルクドライバーはその形状的にネジの同軸上にスペースが必要となるので、
場合によってはトルクレンチじゃないと作業できないケースが有るかも。

 

さてこのGLK060ですが、デジタルタイプということで、
トルク測定と判定を電子処理にて行っています。

単純測定動作ならば、締込み時のトルクをリアルタイムにデジタル表示します。
プリセットモード時は、予めセットしたトルク値に達したらブザー音が鳴る、
という動作をします。
いずれにせよ、クラッチ機構等で締込みトルクを遮断する仕組みは無いので、
更に締込みを続けるとオーバートルク状態になってしまいます。 

機械的なトルク遮断機構を持つトルクレンチとは異なる仕組みというわけです。

しかしデジタル式には1つ、大きな利点があります。
機械式トルクレンチの様に、使用後に設定トルクを緩める必要が無い事です。
機械式トルクレンチは設定トルクをセットしたまま保管してはいけないのです。

常に1つのトルク値でしか使わない場合には、
常時にその値をセットしたままにしておきたいと思いますよね。
そうすればセットの手間も省けるし、セットミスも防げますし・・・・

しかし、機械式トルクレンチでは この使い方はNGなのです。
値をセットしたままというのは内部機構にテンションが掛かったままの状態。
これが動作値のズレの原因になってしまうんですね。
なので使用後は設定値を0もしくは最低値にセットして保管する、
というのが機械式トルクレンチのお約束です。

と・こ・ろ・が、電子式だとこれが不要なのです。
ふ~~ん、と感じられるかもしれませんが、
機械式トルクレンチでの上記作業って、結構手間に感じるんです。
使用後に0に戻すのを忘れてしまう事も そこそこ発生します。

現在使用中のトルク工具の中で唯一の電子式であるGLK060は、
その点に非常に気が楽なんですね。
これは使い始める前には全く気付きませんでした。

 

さてそんなGLK060ですが、そこそこ使い出してからある現象に気付きました。 
オートパワーオフが効かない。

電子式動作ですから当然電源が必要でして、GKL060はリチウム電池が入ってます。
充電式ではない1次電池です。 
電源入りっぱなしを防止する為、計測しないまま一定時間経つと自動で電源が切れる
オートパワーオフ機能が付いております。
私は5分に設定して使用しているのですが、10分放置しても電源が入ったまま!

最初は私の勘違いか?とも思いましたが、改めて検証すると やはりおかしい。
しかも、オートパワーオフが効く時と効かない時があるという、なんともややこしい状態。 

メーカーのサポートに連絡しまして、すぐに新品交換して頂いたのですが、
全く状況変わらず(笑)
改めてメーカーへ連絡すると、代替品貸し出しの上、調査の為預かりという流れに。
この辺、KTCさんのメーカー対応は良いと感じました。

代替品が届いたので、不具合品はメーカー送りに。 
まぁ予想はしていましたが、代替品でも現状は発生しておりました。(笑)

そして1ヵ月くらい経ったかな?
メーカーから改めて新品を送るので代替品を返送してとのこと。

そして届いた新品。全く変わっていませんでした(笑)

たぶん、KTCさん内部でファームを書いたとは思えないので、
開発担当者がバグを潰せないんでしょうね。 
幸い計測動作自体は問題無いので、忘れずに手動で電源オフすることとし、
このまま使い続けることにします。

 

なんか、KTCさんへの愚痴っぽく見えてしまうかもしれませんが、
これ、現在の日本のものづくり環境が垣間見えてしまうのですよ。
真っ当なレベルで組込みのファームを書ける人が激減していってるという話です。

それを感じてるのでKTCさんだけを責めるのはお門違い。
なので仕方ないなぁと折り合いをつけてるわけですが、
今後、KTCさん以外でも類似の話を耳にする機会が増えていくと思われます。 

2025年9月11日木曜日

養生テープの比較

すっかりメジャーになりました養生テープ、
当方でも かなり出番が増えてまいりました。

今までは近所のホームセンターで調達していたので、
お店の品揃えに左右されることから、特に製品を選択していませんでした。 

今回はホームセンターではなくヨドバシカメラから購入する事にしました。
すると、扱い品種が非常に豊富なんですね。
それならばこの際、お気に入り品を決めてしまおうと画策。
複数種類を購入して比較することにしました。

 

まず今回購入したのが下記。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上の6点ほど購入してます。
実はもう1点、「セキスイ製 スマートカットテープ #833N」という製品も
注文していたのですが、発注後3日経っても発送されないことからキャンセルしました。
入手性が悪いのは明らかにマイナスポイントだからです。

 

それともう1つ、取引先からの支給品も評価に混ぜてみます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

この商品はヨドバシで扱いが無い為、私が購入する事はありませんが参考用にと。 

 

 

さてでは早速開封し、並べてみます。







左から
 「テラオカ製 P-カットテープ」
「菊水テープ製 ももいろ養生一番」
「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」
「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」
「光洋化学製 カットエースFP」
「ニトムズ製 床養生テープ」

大事な事を書き忘れていましたが、色は全てピンクです。
これはピンク色のエアーキャップと組み合わせて使用するからです。

まず、すぐに気が付くのは、一番左の「テラオカ製 P-カットテープ」の色味。
これだけ明らかに色が浮いてますよね。
ピンクと言えない事もありませんが、他のテープと比べると、赤みが強い感じ。
実際、エアーキャップの色ともかなり違和感があります。

その他の製品は似たり寄ったり。
強いて言えば、「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」が僅かに紫色ぎみ?
でもこの程度は全然気になりませんので問題無しです。

 

巻きの外径に差を感じますが、どの製品も25m巻きで同一です。
なのでこの外径差はテープ厚の様です。 

 

次に手で切った際の感覚です。
養生テープをハサミで切る人は少ないのではないでしょうか?
私も通常、手でカットして使用しております。

早速、各テープを手でカットして感触を確かめます。
官能試験になるので、数回試してます。

一番切りやすかったのは「光洋化学製 カットエースFP」と、
「ニトムズ製 床養生テープ」の2点。
この2つですが、実は同一製品なのではないかと疑っております。

次いで、僅かの差で「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」という感じ。

その他の製品については切りづらいというわけではなく、
テープの強度に由来すると思われるのですが、僅かに力が必要だったという話です。
ですのでどの製品も手でカットするには全く問題有りません。

なお、「菊水テープ製 ももいろ養生一番」と
「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」は
切断面に千切れた繊維が散見されるので、見栄えが問題になりそう場合は
ハサミで切った方が良いかもしれません。

 

最後に一番気になる接着力です。
養生テープですからガッチリ貼り付かれると困ってしまうわけですが、
かと言ってすぐに剥がれてしまうほど弱いのも困りもの。 

この接着力ですが、メーカーから公称値が発表されてる物もあります。
それを調べて比較する手もありますが、
ここは簡単に実物の感触で調べてみます。

と言っても、引っ張り試験機の類を持ってるわけではないので、
アルミ板に張り付けた後に手で引っ張るという、またも官能評価です(笑)

さて結果ですが、一番貼り付きが弱いのは 「光洋化学製 カットエースFP」と、
「ニトムズ製 床養生テープ」の2点。
この結果からもこの2つが同一品の可能性が高いと思われます。
たぶん、ニトムズの方がOEMなんでしょうね。

その次は 「菊水テープ製 ももいろ養生一番」という感じ。
上記2点との差はわずかです。

それからグっと貼り付きが強いのが下記の3点。
「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」
「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」
「テラオカ製 P-カットテープ」
この3点の接着力はだいたい似た感じで、割としっかり貼り付いてくれます。

 

なお 、おまけで参加の「ホリコー製 桃色番長」ですが、
色味は他のピンク色とほぼ同一、手切れ感はやや硬めで、繊維露出有り、
接着力は先の6点のほぼ中間という感じでした。

 

 

総評ですが、 「テラオカ製 P-カットテープ」は色味に問題有るので、
真っ先に選択から脱落ですね。

エアーキャップに貼る事を考えると、剥がしやすさは重要ではないので、
むしろ貼り付きが弱い方が困惑することから、「光洋化学製 カットエースFP」、
「ニトムズ製 床養生テープ」、「菊水テープ製 ももいろ養生一番」の
3点はご退場頂きましょう。

すると残るのは「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」と
「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」の2点ですが、
これですと「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」の圧勝という結果です。

と言うのも、「セキスイ製  フィットライトテープNo,738」は単価が数割高いのです。
更に手切りの感触もトラスコ製の方が良いですから、
セキスイ製を選ぶ理由が見つかりません。

ということで、今後は「トラスコ製 養生用テープ PTC-5025」を愛用しますd

 

2025年9月9日火曜日

MB7051での失敗

 とある案件にて、超音波測長センサーを使用してまして、
当初使用したセンサーから2種類めのセンサーに換えた際のトラブル話です。

 

当初使用していたのはMaxBotix社のMB7383というセンサー。


 

 

 

画像は秋月電子様より

 

 

 

 

 

お手頃価格で10mまで測れ、仕様的に使い易く、入手性も良好。
なかなか良さげな製品ですね。

これを使って各種テストを行っていたわけですが、
唯一の難点は検知範囲の広さ。

レーザーの様にピンポイントで超音波が当たるわけではないので、
側方に壁等が有ると検知してしまう場合があるんですね。
なので設置が やや面倒なのでした。

そうこうしている内にMB7051という製品が発売されました。





 

 

画像は秋月電子様より

 

 

 

  

 

写真で解る通り、ホーンが延長されています。 
これにより指向性がかなり狭まり、側方の影響を受けづらくなりました。

センサーが大型化した点は ちょっとだけ困惑ですが、
設置環境に関しては かなり改善されるので、
早速こちらのセンサーへ置き換える事にしました。 

 

接続端子部も電源電圧等もMB7383と同一なので、
サクっと差し替えて動作チェック。
特に問題無さそうです。 

このシリーズのセンサーは複数種類の出力を持っています。
1つ目はTTLレベルのシリアル信号出力。
2つ目はアナログ電圧出力。
3つ目はPWM出力です。

メーカー的にはシリアル出力利用がお勧めらしいです。
たぶん、センサーの測長処理を行うICがシリアル信号まで生成し、
そのデジタル値を基にアナログ電圧を生成していると推測されます。
なお、PWM出力については どこで生成してるか不明です。 

そういうわけで、センサー個々のテストはシリアル出力を使って行ってました。
TTL-RS232変換器を噛ませば、簡単にパソコンへ繋げられます。

 

センサーの個体テストが完了したところで、いよいよターゲット装置へ組込み。
この装置ではシリアル出力を使用せず、アナログ電圧出力を使用します。
シリアル信号は他のセンサーで使用するので、ポートが埋まっている為です。 

いざ稼働させると、測定値が何かおかしい!!
測定距離がとても短くなってしまいます。 
MB7383では全く問題無かったので、疑うとしたらMB7051です。

 

結論から申し上げると、MB7383とMB7051では、
アナログ電圧のスケーリング値が異なってました。

どちらも0~10mレンジのセンサーで、
シリアル信号出力では全く同じ様に信号が出てきます。

ところがアナログ電圧出力では異なっているのでした。 
MB7383では0~10mに対し、0~5Vの電圧が出てくることになっています。

それに対しMB7051では0~10mが0~2.5Vの電圧出力となるのです。

マニュアルの一部に、文章でサラっと書かれていたので
気づくのに時間掛かってしまいました。
思い込み効果が発動してたようで、反省反省。

 

なんでこんな紛らわしい仕様変更しちゃったのかと推測すると、
アナログ回路の出力電圧域の問題と思われます。

センサーの電源電圧は3.3~5Vなのですが、
それを昇圧することなく、そのままアナログ回路に使用している模様。
すると当然ながら、アナログ出力が電源電圧まで振れること無いわけです。

MB7383では距離10mの時にアナログ電圧出力値が電源電圧の値になる仕様。
つまりアナログ電圧出力では10mの距離が測れないという話です。

それに対しMB7051だと距離10mでも2.5Vしか出てこないので、
上記の問題は回避できるわけです。

この改良は良いと思うのですが、ならばMB7383の時点で
この仕様にしてて欲しかったですね。 

2025年8月23日土曜日

ボイスレコーダー基板2つ目 ADSU01

 先日、ボイスレコーダー基板の検討として、DFR0745を試してみました。
結果として仕様的に合致しなかったので改めて別な基板を探しまして、
見つけたのがビット・トレード・ワンのADSU01

見つけ次第すぐに発注したものの、盆休み中だったもんで届いたのは盆休み明け。
その後、仕事の合間を縫って、ちまちまと評価テストを行っていました。 
現時点の感触はDFR0745より非常に良いです。

 

DFR0745は基板のみで音声の録音もできますが、
ADSU01は 再生データーをPCから転送する必要が有ります。
そういう意味では、ADSU01はボイスレコーダー基板ではなく、
再生基板と言うのが正しいでしょう。

また、DFR0745と異なり、スピーカーを駆動できるアンプを載っていません。
その為、再生にはアンプ回路が別途必要になります。

しかしUSBポート経由で簡単にデーターを転送できる点、
再生の為の外部I/Fの使い易さという点から、
ADSU01は組込み用途を強く意識していることが感じ取れます。

もちろん、ADSU01もSDカードを使用せず、
オンボードのFLAHメモリにデーターを保持するので、
SDカードに由来する動作不具合は発生いたしません。


DFR0745ではPCに繋ぐとUSBメモリーとして認識され、
データーファイルを自由に読み書きすることが出来ました。
(読み書き出来ても事実上無意味だったのですが)

ADSU01ではあくまで専用ツールを経由してデーターを書き込みます。
読み出しは出来ない模様。
この専用ツールの動作がちょっと判りづらくて、
きちんとADSU01を認識できているのか、きちんと書込み出来ているのか、
ハッキリしないという難が有りました。
結果的に問題無く書けていたので結果オーライなのですが・・・・

 

マニュアルにはサンプリングレート約40KHzで、
音質も良いという文言が見受けられます。
パッと見の感覚だと、音楽再生にも耐えられるレベルの音質なのか?
と錯覚してしまいそうですが、残念ながらそこまでではありません。

音質的にはDFR0745と大差無く、音声ならば十分という感じです。

ADSU01ではPICマイコンのPWM出力を利用してDA変換を行ってます。
ちなみにPWMのベース周波数は約46.8KHzでした。

DA変換後のノイズ除去の為、CRローパスフィルターが2段入ってます。
このフィルターのカットオフは約8KHz。
試しにこのLPFをスルーしてみましたが、
ノイズが増えるだけで再生帯域が広がりはあまり感じませんでした。
どこかの段階で、再生データー自体に高域カット処理が施されているのかも? 

 
再生データー長ですが、最大で約90秒とのこと。
FLASHメモリーの容量による制限なのでしょうね。
このADSU01では4種類の再生データーを持つことが可能で、
どれを再生するか簡単に選択できます。
この仕様も非常に使い易くて高評価なのですが、
4種類合わせて約90秒という話なのです!
従って、実際に4種類使用するのは結構難しいかもしれません。
もっとFLASHメモリーの容量が大きかったら良かったのですが・・・・

 

あと要注意点として、USBコネクターがミニBタイプです(笑)
うちにはケーブルが有りましたが、持って無い方もいらっしゃるかも?

 

余談ですが、この基板、手実装のようですね。
チップ部品のハンダが盛り過ぎ傾向。
抵抗は問題無いのですが、チップコンは ちょっと心配かも・・・・・