秋月電子が最近置き始めた製品の1つに、東芝のTLP7920があります。
アイソレーションアンプという代物で、入出力がアナログ電圧なのですが、
入出力間が絶縁されているという代物。
私もアイソレーションアンプは使用しておりまして、
国産品好きとして東芝製を採用したかったところでしたが、
結局採用したのはテキサス製の石。
というのも、東芝のアイソレーションアンプは、入出力特性にちと難が有るんです。
以下の図を見てください。
これはTLP7920のデーターシートから抜粋したものです。
この石は入出力とも差動電圧信号なので、見慣れないグラフになっていますが、
入力が0Vにて、出力が0Vになっていないのが お解かり頂けますか?
つまり、このオフセット電圧を取り除く回路が必要になるんですね。
ちなみにテキサスの石だと、このオフセットが有りません。
この点さえ無ければ、東芝製を採用したかったのになぁ・・・・・・・
非常に残念だったというお話。
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