2018年12月6日木曜日

でかいメタコンへのハンダ付け

直径5cmくらい有るメタルコネクター(略してメタコン)へ、
5.5スケアの電線を付けるという作業が発生。

こんなサイズだから圧着端子接続かと思いきや、なんとハンダ付け!!

メタコンをバラしてみると、14スケアの電線でさえ入りそうなソルダーカップが。
今回付ける線は5.5スケアですから、かなりスカスカ。

問題は加熱ですが、幸い手元には100Wクラスのハンダゴテが有ります。
たぶんこれなら大丈夫だべと作業開始。

ふむむ、まぁそれなりに熱は通ります。
が、ソルダーカップがスカスカなせいで、ハンダが全然埋まりません
手持ちの1.6mmのハンダを使いきっても、まだまだ終わらず。
慌てて近所のホームセンターで2mmのハンダを購入。

これが買ってきたハンダとコネクターの実物。















改めて作業再開。
1.6mmよりは2mmの方が作業性良好でした。

ちなみに上の写真では、ハンダ付け部に被せる収縮チュープが有りません。
普通はメタコンのハンダ付け部は収縮チューブでカバーするのですが、
今回のコネクターでは無理。
ハンダ付け中に収縮してしまいます。(;;

あとはひたすら、ハンダを注入していく作業なわけですが、ここで新たな問題が。
フラックスが溜まってしまう!!

どうやらハンダゴテの火力が足りていない模様。
普通ならばハンダ付けする傍からフラックスが蒸発していくはずですが、
蒸発が追いつかず、ソルダーカップの中にフラックスの池が・・・・・・

対策として考えられるのは以下の2つ。
①更に高火力のハンダゴテを使う。
②フラックス無しのハンダを使う。

①の方法は割りと簡単に思いつくものの、
まずそもそも100Wクラスよりも更に強力なハンダゴテって、入手に難が!!
更には電線側への熱伝導が大きい為、被覆へのダメージもバカになりません。
なので、この方法は あまりお勧めできないかも。

次に②の方法ですが、板金用ハンダと言われてるものがフラックス無しなんですね。
あと、ハンダ槽への充填用の棒ハンダもフラックスが入っていません。
これらを使うという方法ですね。

ご存知のようにハンダはフラックスが無いと きちんと付いてくれません。
ですので、フラックスを予め塗布しておくか、もしくは最初だけフラックス入りのハンダを使い、
途中からフラックス無しのハンダに切り替える、という手が有効かと。

次回はフラックス無しのハンダを用意してトライしてみようと思います。

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