2020年6月14日日曜日

V/Aプローブの設計

現在開発中のV/Aプローブ、設計は最終段階という感じ?
先週末でほぼ設計は完了するかと思われたのですが、
タカチのカスタムケースで問題が出た模様。
まだその詳細の連絡が来ていない為、足踏み状態になってしまいしました。

そんなこともありまして、ちまちまと基板の改良を加えてます。

一番大きいのはマイコンの変更。
20ピンのPICを載せていたのですが、同シリーズの28ピンに代えました。

実は20ピンの時でもピンが不足していたわけではないので、
普通に考えると28ピンに代える必要は無いわけです。

では何がネックだったかと言うと、20ピンタイプのピン振りが問題でした。
デジタルのI/Oやアナログ入力のみならず、
リファレンス電圧入力やセラミック発振子の接続も考慮した場合、
20ピンタイプは変なところにピン割り当てされている為に、
回路設計上ちょっと問題が出てくるのでした。

例えばリファレンス電圧入力端子はICSPDAT端子と共通。
すると、PICへの書き込み時にはリファレンス電圧入力を切り離す必要が出てきます。
DIP-SWでも噛ませばいいだけなのですが、
微々たるとは言え余計な部品代は発生するし 、
書き込み作業時に忘れずにDIP-SWを操作するという煩わしい手順が発生します。

ピンが不足している時ならば、機能重複は助かりますけれど、
ピンが余っている状況ではデメリットにしかなりません。

そんなわけで、思い切って28ピンに代えたのですが、おかげさまでスッキリしました。
PICの単価は若干上がったものの、元々の単価が非常に安いので、
気になるほどの差額にはなっておりません。
むしろDIP-SW等を削除できたおかけで、全体コストは逆に下がってます。

こんなことなら、最初から28ピンで設計すれば良かったですね。
うーーーん、まだまだ甘いですね、私。

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