V/Aプロープのフェイスシートのデザインを友人のクリエイターにお願いしてました。
工業デザイナーというわけではなく、デザイン方面を幅広く手がける方。
昨日、ついにデザイン案を頂いたわけですが、
もう、私がどうこう言えるようなレベルではない、素晴らしいデザイン。
もちろん一発OKでございます。
次の問題として、加工に関する指示が有りました。
V/Aプローブのフェイスに貼り付ける為には、
外形を合わせるのみならず、コネクターが通る穴加工も必要になります。
これらの指示は、業界統一の指示方法があるわけてはないので、
シートの作成業者の指示に従って用意する必要があります。
なので、どこでシートを作成するかを決めなければ、
最終的なデーターが出力できないという話に。
プラスチックケースの表面装飾に使うシートは複数の種類がありますが、
工業用途で使われるのは一般的に塩ビシートです。
塩ビシートの印刷/作成を行ってくれる業者は結構多いのですが、
シート内の穴あけ加工も請けてくれるところは そう簡単に見つかりません。
ということで、取引先の会社さん経由で、発注しようかと考えていたのですが、
間に会社が噛むと、結構トラブるんですね、実は。
間に噛む会社がシート作成のプロならば、問題が起きることは少ないのですが・・・・
ということで、出来れば直で取引できる会社を探していたものの、
見つからないまま現在に至ってました。
余談ですが、このようなシート作成はタカチでも請けております。
物自体は悪くないのですが、問題は直で 取引が出来ない点。
必ず商社が噛む必要があるんです。
各種連絡も全て商社経由になるわけでして、ここで話がおかしくなることがあるんですね。
実際、某製品の加工済みケースを依頼した際、
妥協品が納品されてという事例がありました。
もちろん妥協する件は こちらも了承済みだったのですが、
なぜ妥協することになったかというと、加工限界の為という風に聞いてました。
しかしこれがどうやら勘違いっぽいことに後から気付いたんですね。
間に噛んでる方の理解力が追いつかなかった為、
私とタカチの双方に誤解を与えてしまった模様。
その結果、本来なら不要な妥協をすることになったというオチです。
そんなことが有りまして、直接取引先を探していたわけですが、
ふと、グラフィックのホームページが目に止まりました。
グラフィックさんは以前からお世話になっている会社。
塩ビシート作成も行っているものの、残念ながら穴あけ加工は行ってないんですね。
なのでスルーしていたのですが、サイトを眺めてて行ける事に気付いたんです!!
確かに穴あけ加工は行っていないんですが、
ハーフカットの切り込みをデザイン内部に入れることは可能。
すると、裏紙を剥がすと中に穴が開いた状態が作れるじゃないですか!!
穴あけ加工を行っていれば、裏紙にも穴が開いてる状態になるので
位置合わせが非常に楽になるのですが、
グラフィックさんで作成してもらった場合と、かなり金額の差が出ます。
それも加味すると、グラフィックさんに依頼するのがベターと判断。
早速、友人にグラフィックで作成すると連絡。
友人はグラフィックのサイトからテンプレをダウンロード。
発注用のデザインデーターを仕上げてくれました。
そのデーターを頂き、こちらからグラフィックに発注。
特に問題無く発注処理も完了です。
グラフィックさんのように、データー作成の際の注意事項がサイトで確認できると、
デザインする人も助かるんですね。
余計なピンポンが減るわけですので。
来月上旬には出来上がってくるので、楽しみです。
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