2022年6月20日月曜日

Sermoon D1故障中

 ツイッターには ちょこっと呟きましたが、Sermoon D1が故障中なのでございます。
出力中に突然Y軸のモーターが動かなくなり、今に至っております。

購入してから3ヶ月ほどなので、当然ながら保証期間内。
販売店のサンステラ様に対応を依頼しておりますが、
あくまでサンステラ様を経由したメーカーとのやり取りになる為、
すぐに解決しそうにありません。
長期戦を覚悟しております。

それはさておき、上記の修理に関し、ユーザーサイドの作業が発生する為、
Sermoon D1をバラしておりました。
するとモーターのケーブルASSYに圧着不良を視認したので、
ここに記載しておくことにします。

上記のケーブルASSYは4芯ケーブルの両端に、
日圧のXHコネクターとPHコネクターが圧着されております。

製品ですから当然、これらの圧着端子は正規の圧着加工されていなければならないわけですが・・・・ 

PHコネクターの形状を見る限り、正規の圧着加工がされていませんでした。
その為、電線の被覆部がきちんと留まっておらず、強度不足の状態。
結果として断線が起きてしまいました。
(これは今回のモーター動作不良とは別な話です)

以下がその拡大写真。









断線が起きた側からコンタクトを見ています。
電線の被覆は全く残っておらず、銅線の切れ端だけが残っています。

見えている箇所は本来、被覆を押さえているクリンプ部分なのですが、
いびつな形をしているのが解りますでしょうか?

形状を解り易くするため、外形をなぞったのが下の写真です。


 

 

 

 

 

 

 

 

赤線がクリンプの外形です。
明らかに異常な形になっていますね。
日圧の正規の圧着ペンチで加工したならば、絶対にこんな形状にはなりません。
つまり非正規の圧着ペンチで加工しているということ。
それでも、実用上問題無いレベルで加工されているならば、
私も さほどとやかくは言いません。 

ですがこれは明らかに圧着不良です。
これは製品として出荷してはいけないレベル。

CREALITYの製品品質は やばいかもしれません。

もし購入するならば その点を重々承知の上、使われることをお勧めします。

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