2026年3月23日月曜日

アナログ回路の手抜きで失敗

 昨年から、ADSU01を使った音声再生回路をちまちまいじってます。
そもそも確定仕様が存在しないもんで、好き勝手に仕様拡張して遊んでるわけです。 

最新バージョンではADSU01を2枚装着して、最大で5種類の音声を流せる仕様。

 

ここしばらくバタバタしてたもんで、動作検証を後回しにしていたのですが、
やっと落ち着いたので改めて作業を再開。

と・こ・ろが!
最新版の基板では音声が再生されません。
1つ前の基板では普通に再生できているので根本的な不具合では無いはず。 

 

最新版で追加された機能はADSU01のマルチ化。
以前の基板ではADSU01を1枚しか搭載できません。

ADSU01のマルチ化に伴って変更した回路は、
アナログ信号のミックス回路の追加。

ミキサー回路は今回が初めてではないので、 気楽に構えてました。
しかしこうもあっさり音が出ない現象にブチ当たると頭抱えちゃいますね(笑) 

結論としては、回路の手抜きでした。

音声信号回路ですからDC成分をカットする為にコンデンサーを噛ますのが常套。
しかし今回、まぁいっかぁ?てなノリで削ったんですね。
これが原因なのでした。

 

 

修正前



 修正後

 

 

 

この様にオペアンプの後ろ3ヵ所にコンデンサーを追加しました。
ボリュームの前のコンデンサーは無くても音は出ると思いますが、
この際、追加しておくことにしました。

なぜコンデンサーをケチったら音が出なかったのか? 
と疑問を感じますよね。
オペアンプの出力がDC的に飽和してしまったからなんです。
初段のオペアンプの出力からボリュームの入力までの間、
抵抗を通じてDC的に繋がっています。
この部分の電位がじわじわと上がっていき、最終的にMAXに振り切れてた、
というのが今回起きてた現象です。
コンデンサーで直流的に切ることで、この現象が解決できます。
というか、本来そうするのが筋なのですが、手抜きはアカンですね。

 

追記
修正前の回路図で定数の間違いあるの、気づいた方いらっしゃいますか?(笑)
実はR25の抵抗値が間違っているんですね。
ここはR23、R24、R26の合成抵抗値と同じにするので、
本来であれば約1.6KΩという値にするべきなのです。

それも併せて修正しております。 

 

R21とR22は何やろ?と思ってしまいますが、
これはDCバイアスを与える為のものです。

ADSU01のオーディア出力はコンデンサーカップリングされているんですね。
ですので、そこにオペアンプの入力を接続すると、
高インピーダンスの信号線になります。

この状態ですとノイズも受けやすくなりますし、DC的にも芳しくないので、
抵抗経由でDCバイアスを加え、信号線のインピーダンスを下げるとともに、
DC的な電圧レベルを安定させるということを行っています。

回路図には値が記載されていませんが、とりあえず47KΩを実装してます。
抵抗値を下げ過ぎるとADSU01内のコンデンサーとの絡みで、
低音域がカットされてしまうという現象になります。
逆に抵抗値を上げすぎるとノイズの原因になってしまうんですね。 

0 件のコメント:

コメントを投稿