2019年9月1日日曜日

meviyから試作版金が到着

ミスミのmeviyに板金部品の試作品を発注していたのですが、本日到着。

表側

















裏側

















単なる平板の加工品なので、特に難しい話はありません。

今回試作したのは鉄板の塗装品。
材質はSPCC材。
表面処理が複数選択できるわけですが、
その中からマンセルN1近似色の塗装を選択。
マンセルN1は黒色です。

金額的には妥当な価格ですね。
送料込みということを考えたら、むしろ安いかも。

仕上がり具合ですが、傷や塗装ムラは特に見当たらず。
つや消しについての指定項目が無いので、ツヤが出てしまっていますが、
これは発注時に予想していたことなので、仕方ないところ。

ただ、これと組み合わせる板金が半ツヤ仕上げの為、
組み上げると違いがハッキリと分かってしまいます。
今回はあくまで試作ですが、お客さんへの納品は無理かなぁ・・・・・・

あと、体裁面の扱いが ちょっと残念なところ。
meviyの見積画面にて体裁面の指定があります。
体裁面というのは、キレイに仕上げて欲しい面のことで、
「表面」と呼ばれたりもします。

今回もちろん、体裁面を指定して発注いたしました。
で、試作品を見てみたところ、体裁面の反対側から抜き加工を行ってるんですね。

一応、補足説明しておきますと、板金に穴を開ける際は大雑把に、
①プレス加工
②ドリル加工
③フライス盤加工
④レーザー加工
てな感じの種類があります。

丸穴や角穴の加工でよく使われるのは①のプレスなんですね。
プレスの刃を押し付ける側は、断面が丸くなるのです。
なので体裁面側からプレスするのが一般的なはずなのですが、
今回試作した板金では、逆だったというお話。

両面を比較して見ないと、違いはわかりづらいと思いますが、
プレスの裏面は断面にエッジが立ってしまうので、
塗装が禿げやすいという注意点が出てきます。

うーーーん・・・・・・・・

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