2019年10月11日金曜日

かんたんスマートモニターで風速のモニター中です

台風19号、かなりやばいですねぇ。
うちも洒落にならない感じなので、外の風速をモニターしてみようと画策。
とはいえ、真っ当な風速計はお値段も それなりにしますし、設置方法も ちと面倒。
なので、すぐに手に入る安価な風速計で、参考程度のモニターをしてみることに。

まずは秋月電子を検索してみたが、風速計の項目は有るものの商品が入ってない。
昔は扱ってた物が有ったんでしょうか??

他にも秋葉原界隈を探してみたものの見つからず。
スイッチサイエンスも検索してみたけど、やはり見つからず。

そこでやむをえずアマゾンで探してみたところ、6~7千円ほどの製品を発見。
しかしこの製品、購入者の評価が星1個。
変形してた上に通信もできなかったとな。

まぁ、もし運よく使えたらラッキーという感じで、とりあえずポチっておく。

それと並行して、他の製品も検索継続。
しかし結局、他の製品は見つからなかったんですね。

知人のツテで、フィールドプロ様というメーカーとコンタクト取れたものの、
デモ機の空きが無かったというオチ。
ここの製品が借りられたならベターだったんですけどねぇ・・・・・

てなわけでアマゾンで購入した風速計一択になってしまいました。

ポチった翌日、荷物は無事到着。
早速開封してみると・・・・・・・・・・

















いやもう、評判どおりすぎて、笑いしか出てきません。
幸い、受風カップは変形していなかったので、曲がってるアームを手修正し、
なんとか使えそうな形に戻りました。

しかしもう1つの懸念点は通信動作の可否。
なんとこの風速計、RS-485上のModBusプロトコルで通信するんです。
単にパルス出力してくれれば簡単な話だったのに・・・・・(;;

そんなわけでRS-485の通信が 正常に動くかを確認する必要があります。
そこで、ナガノ機械の友人に依頼して通信できるか確認してもらいました。
結果はバッチリOK。
予想外(?)にちゃんと通信できました。(笑)

ただ、マニュアルに表記されてる信号線のAとBが逆っぽいんですね。
それが解っただけでも大収穫。

改めて「かんたんスマートモニター」へ接続開始。
実はRS-485ポートを増設するオプションモジュールを試作していなかった為、
部品を揃えて試作品を作るところから始めるオチに。
幸いRSコンポーネンツさんが在庫持ってて、翌日届いたのでギリギリ間に合った。

ハードが出来たところで次はソフト。
実はちょっと難儀しまして、頭抱えてた時期も。
こっちからコマンド送信しても、風速計がレスポンスを返してくれないという状況。
何が悪いのか全くわからないというのは非常困惑しちゃいます。

結局、ドライバーの送信をイネーブルにしてから、
データーを送出するまでの時間が短かったというのが原因でした。
ちゃんとデーターは送出できてたんですが、風速計側が受信できなかった模様。
この辺のタイミングについて、マニュアルにはもちろん載ってません。orz

ともあれ、通信できるようになっちゃえば後はこっちのもの。
とんとん拍子でソフトは完成。

WEB上のモニター画面はNODE-REDを使用。
こういう場合には、非常に助かります。

時は既に11日の未明。
なんとかギリギリ間に合いそう。

軽く仮眠してから風速計の設置作業を開始。

屋上なんて丁度良い代物が無い為、屋根の縁に固定。
















そこからケーブルを20mほど引いて、外で電源がある場所まで。


















写真の「かんたんスマートモニター」はソフトの開発に使用している物なので、ケースに入っていません。
今回は緊急なので、そのまま使用することに。
1、2日くらいですから、まぁ大丈夫でしょう。
本来の製品は ちゃんとケースに入っておりますよ。(笑)
厳密にはこの他にスイッチング電源も有るのですが、まぁ写真いらないよね?(笑)

突貫で作ったもんで、眠いです。(;;

あ、ちなみにこのモニター、一般公開しております。
あくまで参考用という扱いなのですが、興味あれば下記をどうぞ。
風速モニター

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