2021年2月16日火曜日

PC-7000が到着

新しいおもちゃ道具を入手いたしました。
実はハンディのデジタルテスターを買い替えたのです。
サンワのPC-7000です。
品薄なのか、入手までに少々手間取りましたが、本日到着しました。
今まで愛用していたFD-730Cも悪くない製品でしたが、
新製品であるPC-7000の凄さに一目ぼれ。
この機会に買い替えを決断したのでした。

私は稀に、デジタルテスターを現場に持っていくことがある為、
携帯ケース(CーPC7)も同時に注文。
まぁ、携帯ケースの方が先に届いたのでしたが・・・・・(笑)

さて本日届いたブツを開梱。
中身はこんな感じ。











なんと温度測定用の熱電対も付属してました。
使用頻度はともかく、大した値段のする物でもないので、
サービス品という感覚で添付してくれるのは ありがたいところかも。

もちろん上記の他にマニュアルも有ります。
そこそこの厚みがあるので、よくありがちな他国語併記型かと思いきや、
中身は日本語と英語のみ!!
つまり半分の約70ページが日本語マニュアルなのです。
どんだけ多機能なのやら・・・・・・
この機種の機能を活用するには、マニュアルが手放せないかも。

本体にはラバー製のホルスタが最初から装着されています。












ただ残念なことに、このホルスタにはテスター棒を収納するところが無い為、
やはり携帯ケースは用意した方がいいかも。

しかしこのホルスタもなかなかよく考えられております。










これがPC-7000の裏側。
ホルスタと紐で繋がっているのが遮光マグネットキャップというパーツ。
これは通常、PC-7000にはめ込まれているのですが、
少し捻るとPC-7000から外れるようになっています。










キャップの中央部にはマグネットが入っているため、
これを金属板面に貼り付けることで、PC-7000をぶら下げることが出来るんですね。

遮光マグネットキャップが嵌っている箇所は、
オプションの光通信ユニットの装着部も兼ねています。
なので「遮光」という名前になっているんですね。

さて、では早速動かしてみます。
まずは熱電対を繋いでみましょう。













特に何も面倒なこと無く、温度が表示されてますね。
小数点は1桁までというのが仕様になってます。
この熱電対はK型なので、上限1000℃まで測れるそうな。
ちなみにレンジ切換を行えば-10~ー50℃という温度帯の測定もできます。
ただ熱電対が露出の為、指で触っただけでも温度がズレてしまうので、
使い方には一捻り必要な模様。

今度はDC約5Vを計ってみます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デフォルトの状態でも小数点以下4桁まで表示してくれますが、
「500000」ボタンを押すと・・・・・・













この通り小数点以下5桁まで表示してくれます。
これこそがこの機種の最大の特徴です。
ただハンディ機であるがゆえ、デスクトップタイプのような安定性は望めない為、
測定値によっては誤差値が表示に現れてきてしまうため、
その点については留意する必要があります。

ボタン操作しなくともデフォルトで全桁表示すれば良いのに、
と思う方もいらっしゃるかな?
表示桁を増やした状態だと、表示の更新が遅くなるんだそうです。
なので素早い変化を見落としてしまう可能性があるわけで、
むしろ使い分けできる仕様になっている点も、いい設計だなと感心。

3万円未満で これだけの機能を備えたデジタルテスターは
凄いの一言に尽きるかと。
さすがサンワですね。

余談ですが、精度を追求したハンディデジタルテスターは日置からも出ています。
しかしあちらは表示が5桁まで。
それでいて値段はPC-7000の1.5倍くらいします。
それを考えると、PC-7000のコストパフォーマンスは尋常ではないかと。

書き忘れましたが、上の写真を見て分かるとおり、
携帯ケースに収納時もホルスタを外す必要はありません。
私はてっきり、ホルスタは外すもんだと思ってたので、ちょっとビックリ。
しかしそのせいか、携帯ケースが なかなかにデカいです。(笑)
FD-730Cが結構コンパクトだったので、余計にデカさを感じます。
でもそのおかげで、ケース内の収納ポケットに余裕があるので、
オプション類を色々入れて持ち運ぶのは快適そうな感じ。
FD-730Cの時はオプション品をほとんど入れられませんでした。

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