今日は月曜に引き続き、V/Aプローブのファーム作成を進めることに。
V/AプローブはLED等が無い為、動作を直接的に把握することが出来ない為、
シリアル通信経由でPC上のTera Termに表示させて開発を行うことにします。
しかしV/Aプローブのシリアル通信ポートはRS-485準拠の差動信号線。
そのままではPCのRS-232に繋ぐことは出来ません。
こんなこともあろうかと、変換アダプターを作成してあったのですが、見つからず。
たぶん昔、某社へ冶具と一緒に貸し出したまま、うやむやになってる模様。
ということで、今回新たに用意することにしたわけですが、
ユニバーサル基板で自作するのは面倒に感じてしまったので、
今回はこれをスイッチサイエンスさんに手配。
差動信号を変換してくれる基板です。
大して高い基板でもないので、今回限りの使い捨てでも良かったのですが、
せっかくなので入出力にコネクターを実装し他にも流用できるようにしてみました。
この基板だけではTTLレベルの信号しか出てこないので、
PCに繋ぐためには更にRS-232Cレベルに変換しなければなりません。
さすがにそれは買うまでもなく、同人ハードとして頒布している「EIA574コンバーター」が
有りますので、それを1つ流用。
ということで2つの基板を繋げると こんな感じ。
今回使ったEAI574コンバーターはFタイプという代物。
ホームページにはWタイプしか載せていないのですが、
このFタイプはPCとの接続用途に特化している代物。
なので、D-SUB9Pコネクターはメスのタイプになっています。
そんなこんなで、これを使ってV/AプローブとPCを接続。
左の方にV/Aプローブの基板が居まして、
右からPCのRS-232Cケーブルが来てます。
V/Aプローブから電源線を引き出すので手間なので、
EIA574コンバーターにはACアダプターにてDC5Vを供給。
スイッチサイエンスから購入した基板にはEIA574コンバーターから電源を送ってます。
これで双方向通信が実現できるなら簡単で良いのですが、
残念ながら そうはうまくいかないのが残念なところ。
RS-485は半2重通信の為、トランシーバーICに対し、通信方向の制御が必要です。
この中ですと、スイッチサイエンスから購入した基板上のICですね。
基板の仕様としてはTTL信号側から方向制御が可能になっているものの、
その信号をどうやって作り出すか、というのが最大のネック。
なので今回は半2重も諦めて単方向通信のみで使用してます。
V/AプローブからPCへデーターを送るだけなら、これだけでOKです。
これでV/Aプローブ基板からの声が聞けるようになったので、
開発が少し進みました。
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