2021年9月5日日曜日

東芝のアルカリ1をテスト

 これが、ここ最近続けていた乾電池の評価テストのラストになります。
最後にテストするのは、東芝の「アルカリ1」。











東芝のアルカリ電池には、更に上位の「IMPULSE」も存在します。
流通量の関係なのか、「アルカリ1」より「IMPULSE」の方が安い場合もある模様。
しかしメーカーの仕様としては「アルカリ1」より「IMPULSE」の方が上位製品です。

品質保証期間はどちらも10年。
なので、アルカリ1の方でテストしておけば十分という判断で、
今回はアルカリ1の方を選択した次第です。

今回購入した電池の使用期限は2031年7月だったので、
今年の7月に製造されたものでしょうか。
今までテストした電池の中では、もっとも使用期限が先ですね。
長期保存するならばベターというのが、この電池をテストする意義。

全部で10本必要なので、今回は4本パック2つと2本パック1つを購入。
総額1452円でしたので、1本あたり約145円。

いざテスト開始。
スタート時の電圧は1.6Vをわずかに切ってる感じでしたが、
実用上は特に問題無し。

稼働時間は約110時間という結果。
ニトリのPBアルカリ電池が約111時間でしたので、ほぼ同等ですね。
(1時間くらいの差は誤差範囲です)
放電終止電圧は約0.8Vでした。 

1円あたりの稼動時間は約 0.76という値。
単価の問題で、ニトリのPBアルカリ電池には負けてしまいますね。
しかし普通のマンガン電池より良い値です。
例外はキャンドウで購入した三菱のマンガン電池ですが。

とにかくこの電池のメリットは10年という品質保証期間です。
これはアルカリ1のみが長いというわけではなく、
昨今のアルカリ電池は ほぼ10年という値になってきてます。

今回アルカリ1を選んだのは、品質保証10年の電池の中で、もっとも安かったから。
ニトリのPBアルカリ電池もコストパフォーマンスは悪くありませんでしたが、
品質保証期間が5年という点だけ、要注意かと。

非常時に備えての保管目的ならば、こちらの方がベターかと思います。

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