これが、ここ最近続けていた乾電池の評価テストのラストになります。
最後にテストするのは、東芝の「アルカリ1」。
東芝のアルカリ電池には、更に上位の「IMPULSE」も存在します。
流通量の関係なのか、「アルカリ1」より「IMPULSE」の方が安い場合もある模様。
しかしメーカーの仕様としては「アルカリ1」より「IMPULSE」の方が上位製品です。
品質保証期間はどちらも10年。
なので、アルカリ1の方でテストしておけば十分という判断で、
今回はアルカリ1の方を選択した次第です。
今回購入した電池の使用期限は2031年7月だったので、
今年の7月に製造されたものでしょうか。
今までテストした電池の中では、もっとも使用期限が先ですね。
長期保存するならばベターというのが、この電池をテストする意義。
全部で10本必要なので、今回は4本パック2つと2本パック1つを購入。
総額1452円でしたので、1本あたり約145円。
いざテスト開始。
スタート時の電圧は1.6Vをわずかに切ってる感じでしたが、
実用上は特に問題無し。
稼働時間は約110時間という結果。
ニトリのPBアルカリ電池が約111時間でしたので、ほぼ同等ですね。
(1時間くらいの差は誤差範囲です)
放電終止電圧は約0.8Vでした。
1円あたりの稼動時間は約 0.76という値。
単価の問題で、ニトリのPBアルカリ電池には負けてしまいますね。
しかし普通のマンガン電池より良い値です。
例外はキャンドウで購入した三菱のマンガン電池ですが。
とにかくこの電池のメリットは10年という品質保証期間です。
これはアルカリ1のみが長いというわけではなく、
昨今のアルカリ電池は ほぼ10年という値になってきてます。
今回アルカリ1を選んだのは、品質保証10年の電池の中で、もっとも安かったから。
ニトリのPBアルカリ電池もコストパフォーマンスは悪くありませんでしたが、
品質保証期間が5年という点だけ、要注意かと。
非常時に備えての保管目的ならば、こちらの方がベターかと思います。
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