2022年7月24日日曜日

Sermoon D1の修理に着手

 お仕事の組配ばっか続けてると、ちと気分転換したくなったので、
故障したまま放置されているSermoon D1に手をつけてみることに。

サンステラさんの判断で、メイン基板故障の可能性が高いということで、
既に新しいメイン基板は頂いておりました。
しかしまとまった時間が取れなかったので後回しになっていたという経緯。
ついでにBL-Touchの取付も この機会に行ってしまおうと画策。
ということで作業を開始。

BL-Touchの取付自体は さほど難しい点はありません。
ただ、BL-Touxhとメイン基板を繋ぐケーブルの長さに余裕が無いので、
引き回しに注意する必要があります。

解説動画だとメイン基板側から配線を開始していますが、
私はBL-Touch側から始めました。
ケーブル引き回しの過程で、フレキパイプの穴を通す必要が有るのですが、
動画の通りだとBL-Touchに刺す方のコネクターを通せばいいのですが、
私の様にBL-Touxh側から始めると、メイン基板に刺すコネクターを通すハメになります。
こちらのコネクターの方がかなり大きいので かなり通しずらいです。
やはり動画の通り、メイン基板側から始める方がよろしいかと。

故障修理はメイン基板を交換するだけなので、特に難しい点は無いかと・・・・・
と思いきや、これが非常に手間のかかる作業でした。

メイン基板には各部から来てるケーブルがコネクターで刺さっております。
このコネクター類、抜け止め対策なのか、ホットボンドが付けられてるんですね。
これの除去にかなり時間を取られてしまいました。
ニッパでちまちまと取り除いていくわけですが、
油断するとコネクター本体を壊してしまうという やっかいさ。
今回はメイン基板を交換してしまうので、基板側のコネクターは破損しても構わないものの、
ケーブル側のハウジングが破損するとまずいわけです。

苦労してコネクターが外せる状況になり、
あとはスクリューレス端子台に繋がってる電力線の差し替え。
ここで問題に気付いてしまいました。
端子台に刺さっている電線、ハンダ揚げしてあるのです。
スクリューレス端子台に電線を繋ぐ際、ハンダ揚げしてはいけません。
なぜなら、端子台と電線間の接触抵抗が増えるので、
大電流時に異常発熱の原因になるのです。
さすがにこれは見過ごせないので、ハンダ揚げ部をカットし、接続を修正。

とりあえず基板交換とBL-Touchの取付は完了したはず。

通電試験を行いたいところですが、
BL-Touchを取り付けたことで、ファームウェアの書き換えが必要になりました。
この作業も基板部へのアクセスが必要となる為、同時に行うべきですね。

ファームの書き換えは2箇所。
タッチパネル部とメイン基板に対して行います。
最初にタッチパネル部を書き換えてからメイン基板を書き換えるという手順。

なんとここで、マイクロSDカードが必要と発覚!!
Sermoon D1にはSDカードスロットが存在します。
出力品のデーターのやり取りの他、メイン基板のファーム書き換えにも
このSDカードスロットを使用します。
ところがタッチパネル部の基板には謎なマイクロSDカードコネクターが存在します。
実はこれこそ、タッチパネル部のファーム書き換えに使用する物なんですね。

DOSにてFAT32でフォーマットした、2~16GBのマイクロSDカードに、
新しいファームウェアをコピーして上記のコネクターに差込、電源ON。
するとあとは自動的にファームが更新されることになっています。

し・か・し、うちには余ってるマイクロSDカードが有りません。(;;
仕方ないのでヨドバシで購入する事に。
明後日までは到着するようなので、それまで作業は中断です。

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