2023年4月14日金曜日

iCADにビックリ

 名古屋の設計製造ソリューション展にお邪魔してきました。
6月に東京でも開催されるので、わざわざ名古屋へ?という声もありそうですが、
meviyさんの大規模展示が出るという事前情報を耳にしてたので、
これはぜひ覗きに行かねばと思った次第。

結果は大満足でございました。
meviyさんのブースは大盛況。
広いだけでなくスタッフの人数も多い!!
それに負けず劣らず来客者も多いという状態。
ホール入り口から入ってすぐの場所だったので、
地の利も影響したとは思いますが、とにかく熱気が凄かったです。
当初は「ミスミ」が運営してる「meviy」です。と宣伝してたのに、
そのうち「meviy」をやってる「ミスミ」です。と言うようになるかも・・・・(笑)

meviy以外はどうだったのか?と言いますと、各社とも結構賑わっていた感じ。
サトーパーツさんは久しぶりのガチのリアル展示を行ってましたので、
営業さんと色々情報交換できました。

AUTODESKさんは大塚商会のブース内での展示だけかな?と思いきや、
レノボさんと合同でブース出してました。
残念ながらF村さんにはご挨拶できませんでしたが、
主要メンバーが皆、今回の展示会に参加してる感じでした。

 

他にも細々と興味感じた展示は有ったのですが、
ぜひ紹介したいと思ったのはiCADさんの展示。









実際に動いてるところを見て頂かないとピンと来ないかもしれませんが、
iCADとPLCシステムのリンク動作のデモなのです。

iCADに限らず、3D-CADにはシミュレーションの機能が存在しています。
それにより、組み立てた装置の稼働具合を見ることができますが、
あくまでもCAD内で可能な範囲で動かしてみるだけの話。
正直なところ、大規模な装置になるほどシミュレーションの設定が大掛かりになり、
全てをきちんとシミュレーションするのは困難になります。
仮にきちんと設定できたとしても、それはあくまで仮想部品での話。
実機側に想定外の不具合が有ったとしても、シミュレーション上は動いてしまうんですね。

しかし上記の写真のように、実機と3D-CADをリンク出来れば、
その懸念点も解決しちゃうわけです。
写真の装置ではPLCで制御されるメカ部も存在してるわけですが、
メカ部は接続されず、iCADと制御部だけで構築することも可能。
こうすると、PLCの制御プログラム開発段階で、
メカ部の動きをCAD上で視認することが可能になります。
大規模ラインの制御開発とかに、非常に便利ですよね。

私はインベンター使いなので、使い慣れてるインベンターを好みますけれど、
この機能についてはiCADが羨ましく感じました。
これはインベンターでは実現できない機能だからです。

6月の東京開催の展示会でも、このデモは展示されるそうなので、
興味感じた方はぜひ見に行かれることをお勧めします。

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