2023年4月6日木曜日

PAS CO2センサー

 4/5~7の日程でIoTソリューション展がビッグサイトで開催されてまして、
そこでチップワンストップさんよりCO2のセンサーを購入してきました。
別にセンサーが欲しくて展示会に行ったわけではないのですが、
なんというかお祭り的なノリ?(笑)

で、購入したのがこれ。
















 

InfenionのXENSIV PAS CO2センサーという代物。
ちなみに今回購入したのはセンサー本体のみではなく、
評価・開発用のモジュール基板で「EVAL_PASCO2_MINIBOARD」という名称。
センサー本体はBGAの様なので、
このようなモジュール基板を出してくれるのは有り難いですね。

環境モニターの概念が広まったせいか、
センサーを使ったCO2のモニターを見かける機会が増えましたが、
私自身はCO2センサーを触ったことがありませんでした。
そういう案件が無かったからなのですが、
うちでは「かんたんスマートモニター」が常時稼働していますから、
センサーさえ繋げば簡単にCO2のモニターが可能。
ならばこの機会に試してみるか?と思ったわけです。









 

常時稼働中の「かんたんスマートモニター」


データーシートに目を通して、お!と思ったのがLifetime。
寿命のことですが、10年とのこと。
ガス系のセンサーだと機体と接する部分の劣化により、
寿命が短いセンサーというのも存在します。
それを考えると10年というのは十分な長さかなと。

供給電源ですが、+3.3V 10mAは納得として、+12V 150mAも必要!!
この12Vは測定部で使うらしいのですが、なかなかの大食いですねぇ。
3.3Vも含めると約2W食う計算。
電池駆動だと常時稼働は厳しいような気が。
間欠駆動させる場合、センサーの立ち上がり特性が気になるところですが、
データーシートのどこかに記載されているのかな??
現時点では まだ見かけていません。

さて次に気になるのはインターフェース。
以下の3つの出力を持ってるそうな。
  ・I2C
  ・非同期シリアル
  ・PWM

PWM出力は測定値のアナログ出力の代わりという感じなのかな?
まだイマイチ理解できてません。

I2Cはお馴染みですね。

非同期シリアルは3.3Vレベルの信号。
レベル変換ICを繋げばRS-232としてパソコン等にも繋げますね。

データーシートではI2Cについては詳しく書いてあるのですが、
他のインターフェースについてはアバウトにしか書いてません。
「詳しくは公式サイトを見てね」と記載されてます。
なんという不親切な。 orz

まぁ実際のとこI2Cを使う人がほとんどだからなのでしょうね。
しかし、うちではI2Cは使いません。
「かんたんスマートモニター」もハード的にはI2Cを使えないことはないですが、
ファームウェアが厳しいのです。
意外な思われる方が多いかもしれませんが、
C言語で書くならI2Cの使用は難しくないと思われますが、
「かんたんスマートモニター」のファームはアセンブラー。
アセンブラーでI2Cを使用するのは結構面倒なのです。

そんなわけで、使うとしたら非同期シリアルかなぁ。

この続きは また改めて。

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