2023年4月3日月曜日

新プライベートPCの近況

 以前少し書きましたが、プライベートPCを更新しました。
試運転から本稼働も合わせ、1週間は経過してきたので、
ぼちぼち雰囲気が解ってきた感じなので、ここらで感想を。

まず最初に構成を記載します。

CPU
AMD Ryzen5 5600

マザーボード
AsRock B550M Steel Legend

メモリー
G.Skill F4-3200C16D-32GSXWB

ビデオカード
MSI Geforce 1660SUPER

ストレージ
PLEXTOR PX-1TM10PGN

光学ドライブ
LITEON iHAS324

電源ユニット
Antec NE750 GOLD

ケース
Scythe SCY-CFS3-BK

と、こんな感じです。

 

まず最初に選んだのがマザーボード。
SocketAM5で組むと予算が厳しかったので、
泣く泣くSocketAM4を選択しました。
個人的にはAsRockがお気に入りなので、
AsRock製品で即納&価格がこなれていて、更に耐久性も期待できそうな物、
という感じで選んだところ、B550M Steel Legendが見つかりました。
X570チップセット搭載品は予算的に無理だったのでB550チップセット品を選択。
メーカーサイトを見ると結構な出塁の製品が並んでいますが、
実際に入手可能なのは少ない感じでした。
このマザボはマイクロAT-Xサイズなので、拡張性で懸念を感じてましたが、
結果的には これでOKでした。
最近はUSBで拡張することが多いからの様です

 

CPUはさほど迷いませんでした。
私の場合、省電力性が優先なので、TDP65W縛りを設けてます。
すると性能との折り合いで、Ryzen5 5600になったという感じです。
予算が許せば5600Xにしたかったところですが、今回は断念です。
私が買ったのはBOX品なので、リテールファンが付いてました。
SocketAM3時代のリテールファンはお世辞にも静かとは言えない代物だったので、
別途CPUファンを購入するつもりだったのですが、
いざCPUファンを発注するも なかなか入荷せず!!
待つのがもったいなくて、繋ぎのつもりでリテールファンを取り付けてみたところ、
あら めっさ静かじゃないですか!!
これなら問題無いやということで注文してたCPUファンをキャンセルし、
リテールファンを継続使用することにした次第。

 

メインメモリー選びは割と適当でした(笑)
メーカーはG.Skillで決め打ちし、予算内で即納可能なものを選びました。
オーバークロックは興味無いので、定格クロックのDDR4-3200品です。
容量は旧マシンが16GBだったので32GBあれば足りるだろうという判断。
実際、メモリー不足を感じることはない模様です。

 

ビデオカードと光学ドライブは旧マシンからの移植です。
ビデオカードは半年も使ってないので買い替えの必要は無いですね。
十分なパフォーマンス持ってますし。

光学ドライブも将来的にはブルーレイドライブに置き換える予定なので、
それまでの繋ぎとしてDVDドライブを搭載しておきます。
昨今は光学ドライブの使用頻度が下がってるので、そんなにガタもきてないようなので。

 

メインのストレージは当然SSDですが、
初めてM.2スロット搭載用のSSDを使用しました。
このPX-1TM10PGN、スペック上もいい感じで、
載ってるチップもキオクシア製というのが惹かれます。
値段も手頃だったので、いい買い物だったなぁという印象。
メーカーがPLEXTORですから、無名メーカーよりは遥かに信用できます。
この製品、ヒートシンクは付いていません。
SSDの発熱問題が取り沙汰されているようなので、
ヒートシンク無しは確かに好ましくない気がします。
と・こ・ろ・が、今回使用するマザボB550M Steel Legendでは、
メインのM.2スロットに対して、マザボのヒートシンクが付くんです。
なので今回のPX-1TM10PGNはベストマッチ。
ちなみにマザボのヒートシンクが接する面に製品ラベルが貼ってある為、
そのままだと冷却能力が低下するので、製品のラベルは裏側に貼りなおしました。

 

電源ユニットは700Wクラスで、80PLUS GOLD品を選択。
プライベートPCは うちで一番稼働時間が長いので、
電気代の観点からGOLDではなくPLATIUMにしたかったところですが、
さすがに予算的に無理でした。(笑)
700Wというのは 今回の構成に対してかなり余裕有ると思いますが、
製品寿命の観点から これくらいにしてみました。

 

ケース選びは 結構苦労しました。
昨今のケースって、フロントにファンが並びまくりなんですよね。
そのおかげで5インチや3.5インチベイが少ないもしくは無い!
電源スイッチやUSBコネクター等がフロントパネルではなく、
上面パネルに付いてたり、なんていうデザインになってました。

私は外観のカッコよさには興味無くて、機能性重視。
ドライブベイは必須なわけです。
操作部もフロントパネルに付いていないと、PCの上に物が置けません。

そんなわけで、フロントパネルにドライブベイが複数付いてて、
値段そこそこのミドルケース・・・・・・
という感じで探したところ、数種類みつかりました。
値段はどれも大差無かったのですが、最後は勘で選択(笑)
結果はバッチリでした。

このケース、フロントに3.5インチベイは無いのですが、
5インチベイが3つあるので、アダプター噛ませば問題無し。
それでいてフロントパネル部に冷却ファンが2基付いてます。
背面の1基も合わせ、最初から3基も付いているので、
騒音が心配でしたが、全くの杞憂でした。
どれも静音タイプのようで、全く問題無いレベルです。

電源ユニットは最下段に取り付けられる点もお気に入りです。
マザボがフルAT-Xサイズだった場合、電源ユニットぎりぎりまで来るので、
ケーブルの引き回し等の懸念が発生したかもしれませんが、
今回はマイクロAT-Xサイズだったので全くもって快適。
このケースにはマイクロAT-Xサイズの方が向いてる気がします。

水冷ユニットも搭載できるようにと、通風孔があちこちに開いてます。
最近のケースは皆、こんな感じなのでしょうかね?
機能面で支障は無いものの、今回のマザボも最近の製品らしくピカピカ光ります。(笑)
すると、通風孔からその光が漏れてきちゃうわけですよ。
正直鬱陶しいので、マザボの設定で光らないようにしました。
あとは良く出来たケースだなぁと感心してました。
鉄板の加工も丁寧だし、内部まで塗装かかってます。
HDD等の固定もビス不要なのにはビックリ。
どおりで付属品のビスが少ないわけです。
使う場面が非常に少ないんですね。
マザボを留める六角スペーサーをねじ込む際も、専用のアダプターが添付されてて感動。
とても1万円以下で買えるケースとは思えない代物でした。

ちょっと気になった点としては以下です。

電源ランプが青色LED
  見てて不気味な雰囲気を感じます。

HDDのアクセスランプが暗い
  使用してるLEDが暗いタイプのようで、よーく見ないと点いてるのがわかりません。
  私も当初、アクセスランプだと気づかなかったほどです。(笑)

フロントパネルのUSB3.0コネクターが1つしかない。
  昨今だと2つ欲しいところですね。
  (なおUSB2.0のコネクターは別途2つ付いてます)

  ちなみに私の場合、SDカードスロットを増設してまして、
  それにUSB3.0のコネクターが1つ出てます。
  なので都合2つのコネクターがフロントに出てるので問題無し状態です。


さて、構成だけで かなり量になってしまいましたね。
実際の使用感ですが、速いです!!

いや、当たり前だろという突っ込みが来そうですが、第一印象がこれ。

現時点でマシンパワーを体感できるのって、
TMPEGEnc Video Mastering Worksでの動画編集なんです。
これの処理速度が とんでもなく上がったんですね。
と言っても同一条件ではないので、マシンの差とは言い難い部分もありますが。

今回の新PC、Win10を入れてから最終的にWin11に上げてます。
旧マシンで使用していたTMPEGEnc Video Mastering Works5はサポート外なので、
この機にTMPEGEnc Video Mastering Works7を新規購入してインストールしました。
メジャーバージョンが2つ上がってることになります。

実はこの差が思わぬ形で効きました。
Video Mastering Works5だとCUDAの処理が古いせいなのか、
Geforce 1660SUPERでCUDAを利用すると問題が起きるんですね。
エラーが出るのではなく、出力される動画データーがおかしくなります。
なので、CUDAを使わず、すべてCPU処理する設定で使っていたわけですが、
Video Mastering Works7ではその点が改良されているようで、
Geforce 1660SUPERでCUDAを使用しても全く問題ありませんでした。

つまり今回のPC更新の影響で、CPU等の能力増強だけでなく、
CUDAも使用可能になった点が大きくプラスされることになったのです。
その結果、動画の処理速度が約3倍になった感じ。
これは凄くないですか?
私がプライベートPC上で行う作業の中で重たいものというと、
この動画処理だけなので、これがこんなに速くなったのは大満足です。

余談ですが、Windows11の操作性は お世辞にも良いとは言えません。
せめてWindows10並みになってくれれば良いのですがねぇ・・・・・

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