2022年8月17日水曜日

フィラメントの絡みトラブル対策

 先日から始めてる3Dプリンター出力にて、
フィラメントがリール内で絡まるトラブルに見舞われてるわけですが、
一応ちょっとした対策を行ってます。












上の方に見える小さな黒い箱がフィラメントセンサー。
フィラメント切れを検出する機構ですね。 
リールから出たフィラメントは この中を通ってエクストルーダーへ行きます。

フィラメントセンサーの下方に見える黒い棒は、
Sermoon D1本体に付いてるリールホルダー。
メーカーの想定では ここにリールを載せ、
フィラメントが上に延びてセンサーに入っていくというルート。
しかしこの棒、回転機構は無いので、棒の上をリールが滑るという仕組み。
しかし特に潤滑対策は施されていないので、お世辞にも滑りが良いとは言えず。
その為リールに対して常にテンションが掛かる状態となる為、
リール内で巻き締まりが起き易い原因となってます。

なので本体付属のリールホルダーは使用せず、
idbox用に作成したリールホルダーを使用しています。(緑色の代物)

このリールホルダーはベアリングが入っているのでリールの回転は非常に滑らか。

そして最大のキーポイントは、
自作リールホルダーを少し離した位置に置いてること。
写真だと奥行きが解り辛いですが、黒い棒からリールまで15cm位あります。

もしリール内でフィラメント絡まりが発生すると、
リールホルダーごと横に引っ張られていくんです。
すると絡まってることがすぐ判るという仕組み。

リールが黒い棒まで達してしまうとフィラメント供給が止まってしまうので
出力失敗となってしまいますが、それまでの間に気付いて、
手で絡みをほぐしてやればセーフなのです。

スペースの制約で これ以上距離を取れないので、
時間的余裕は5~10分というところですが、それでも無いよりはマシ。

しかしもっと時間を稼げる機構も考えたいところですね。
寝不足は非常に痛いです。(;;

0 件のコメント:

コメントを投稿