2022年8月16日火曜日

Sermoon D1でフィラメントが絡まるトラブル

 うちのSermoon D1で出力していると、フィラメントがリール内で絡まり、
出力に失敗するという事例が度々発生していました。

今まではフィラメントメーカーのリール巻きが雑な為に発生したトラブルかな?
と思っていたわけですが、今日、ふと思いついた原因が有るので書いてみます。

Sermoon D1は本体横にフィラメントリールがセットする棒が飛び出ているスタイル。
その斜め上方にフィラメントセンサーが取り付けられており、
リールから出たフィラメントは そのセンサーの中を通って、
エクストルーダーへ向かいます。

センサーは厚さ1cm程度で、本体側面に固定されています。
ということは、リールから出たフィラメントは本体側面から約5mmくらいの所に
引っ張られるわけです。

リールの幅は少なくとも5cmは有る訳で、
結果として本体から遠い側に巻かれてるフィラメントは、
本体側に引っ張られる形になります。
つまりリールから斜めに引き出される格好になるんですね。

これにより巻きが崩れて本体側にフィラメントが寄っていく模様。
巻きが崩れれば当然絡まる可能性が出てくるわけで・・・・・・

定量的に検証する手段が無い為、間違いないとは言い切れませんが、
自作のリールホルダーを使用してきた中では起きなかったトラブルなので、
かなり確証は高いと思われます。

Sermoon D1を使用するならば、本体付属のリールホルダーは使用せず、
別置のリールホルダーを使用しましょう。

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