2022年8月17日水曜日

ASAフィラメント

 テスト機用にASAフィラメントを使用開始したわけですが、
ABSの親戚と思っていたので、スライサーの設定もABSのまま出力してました。

改めてASAについての設定を確認してみたところ、若干の差が有る模様。
ノズル温度は同一でも構わないようですが、
ヒートベッドの温度はABSより若干低めで構わない感じ。
速度もABSより若干下げた方がいい模様。

あと、リトラクトの距離をABSより長めに取った方が良いみたい。
実感としてASAはABSよりノズルから垂れやすいようです。
なのでリトラクト距離を多くするのは妥当な感じがします。
印刷時間が若干長くなるのがネックですが、極端に変わるわけではないですし・・・・

それと最後にもう1つ。
ASAはABSと比較し、インフィルの値を下げて構わないんですね。
これはASAとABSの物性の差によるもの。
私は通常、ABSはインフィル40で出力しているのですが、
ASAなら20で構わないそうな。

インフィル値を下げるとフィラメントの消費量が減るし、印刷時間も短くなる。
良いことづくめなので、これは嬉しい利点です。

参考までにインフィル20で出力した物の写真を下に。










インフィル形状はハニカムです。
サイズが分かりやすいよう、ペットボトルのお茶も一緒に。

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