2023年2月23日木曜日

TE純正圧着ペンチの具合

 改修中の実験用電源、圧着端子が到着しまして、これで部品が揃いました。

ほんとは今日、秋葉に映画を観に行く予定だったのですが、
電源の改修作業を続行です。
(早く片付けないと他の作業が進められないので)

そちらについてはまた改めて書くとして、今回の本題へ。

この実験用電源ではTEの「2-520184-2」という圧着端子を使用しています。
AWG#20番線用のファスタンタブです。

この端子は汎用の圧着ペンチでは具合が悪い為、
専用ペンチである「58078-3」を使用して圧着します。

このペンチ、以前から手元に在ったものの、
「2-520337-2」という旗型の端子でしか使用してませんでした。
その為、一般的なストレート形状のタブ端子を圧着するのは今回が初めて。

てなわけで、「見せてもらおうか、TE純正の圧着ペンチの威力とやらを・・・」とか
謎なセリフを呟きながら作業を開始。

ん~~、圧着端子が嵌らない??

悩むこと小一時間、「あれ?ロケーターが逆さまじゃね?」

ロケーターが上下逆になっていました。
インチの六角レンチなんて持っていないので外せないなぁと思いきや、
くるくる回る仕様になっていたので、180度回転させて解決。

これで圧着端子が本来に位置に来るようになっ・・・・・・・・た?
なんか微妙に収まりが悪いです。
圧着コマと端子の圧着部が微妙にズレてる感じ。
もう少し前に出てくれればジャストフィットなんですが、
ロケーターで止められてるので これ以上は前に出ません。

物は試しと圧着してみたら、力で押し込むような形にはなりますが、一応圧着できました。
でもこれなら、ロケーター無い方が作業性良いかもしれず。

肝心の圧着具合ですが、芯線の方は全く問題無い感じ。
では被覆の方はと言うと・・・・・・・こっちは潰されないんですね。
TEの仕様の模様。

ニチフ等の被覆付き圧着端子を圧着すると、被覆部も成型されて、
電線がホールドされる感じになりますが、
TEの場合、芯線部しか圧着されません。
なので電線に振動が加わったりすると芯線の圧着部に直に力が加わる為、
断線の懸念が出てしまいますね。

これならばPANDUITの圧着端子を汎用ペンチで圧着した方が良いかもしれません。
残念ながらPANDUITの端子は持っていないので比較が出来ませんが・・・・・


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