2023年8月10日木曜日

ASUSのChromebook Detachable CZ1を購入

 レノボのAndroidタブレットが死亡してから、
代替機をどうしようか漠然と考えていたわけですが、
そんな最中、ASUSがChrome Bookを特売してるのを見かけました。
定価49980円の代物が26800円で売ってます。
もちろん送料込みです。

確かに安いものの、ChromeOSは使ったことないし、
このハードの評価も見かけないことから、即断は避けたのですが、
結局翌日に注文することにしました。

発注したのが8日の午前中。
お盆明けに届けばラッキーかな?位のつもりで居たのですが、
なんと今日の午後には佐川さんが配達してきました。
ASUSの対応、めっさ早いですねぇ。ビックリ

ちと別なトラブルでバタバタしていたのですが、
そちらが落ち着いたところで、いざ開封することに。

ダンボール箱を開けると、中からパッケージ箱が出てきました。








 

 

中国辺りなら、これに直接発送伝票を貼りそうですね。(笑)

実はこの箱、裏にも印刷入ってたりします。










中々芸が細かいっすね。

封を切って箱を開けてみると・・・・・・











 

 

え、そんなとこにも拘ってるの?(笑)
なんか気合の入れ方が凄いです。

 

内容物はこんな感じ。










本体と電源、マニュアルと保証書です。

この保証書、シリアル番号記載のシールが既に貼ってあったんです。
これにはちょっとビックリ。
このクラスの製品だと、保証書への貼り付けはセルフサービスが普通だと思ってました。
ASUS、仕事が丁寧ですね。


不織布の袋から本体を取り出しました。
タブレットほど薄くはありません。
Windows搭載のウルトラブックくらいの厚みでしょうか。

最初に目を惹いたのはトップパネル。










布貼り加工されているのです。
これは触感もいいし、見た目も上品です。

裏側を見てみると、さすがに布貼りはされておらずプラスチックのままですが、
表面が加工されていて、滑り止め効果だけでなく見た目もいいです。










これならば、タブレットのようにカバーを付ける必要性は全く感じません。
すばらしいd


この手の 2 in 1タイプの製品は初めてなので、色々興味津々。
本体を開いてみましたが、ノートPCのようなヒンジ機構が付いていないので、
そのまま本体部が後ろに倒れてしまいます。
んんん?と思ったら、布貼りのトップカバーが開く構造になっていて、
本体を支えられるようになっているんですね。










なるほど、これはよく考えられてる。
これならキーボード部を取外した状態でも、本体部だけを立てられますね。

側面部には、電源スイッチと音量調整ボタン、
反対側面にType-CのUSBポートと4極タイプのマイク/ヘッドホン端子が有ります。
SDカードのスロットも有りませんので、必要ならばUSBポート経由になりますね。

電源供給もUSBポートから行います。
USB Type-Cプラグが付いた45Wの電源アダプターが付属してます。
この電源アダプター、割とコンパクトなのもんで、
コンセント直差し構造でも良かったのでは?思うくらいなのですが、
残念ながらACコードを使う構造でした。
ところがACコードは日本の法律の絡みで、細いケーブルを使えないんですね。
そんなわけでせっかく電源アダプターはコンパクトなのに、
ACコードが ガッツリ場所を食うという状況。









 

見ての通りACコードのせいで電源部が倍近くなってしまってます。
携帯性の劣化が著しいですね。


気を取り直して、いよいよ起動です。
先にも書きましたが、Chrome OSは初めて触りました。
起動が非常に高速ですね。
コールドブートでも ほとんど待たずに立ち上がります。

液晶パネルはTFTだそうですが、特に見劣りは感じません。
十分きれいかと。
サイズは10インチでも1920×1200ドット有るので、表示も細かいです。

キーボードの配列も特に違和感ありませんでした。
HPのノートPCだと、すぐに違和感を覚えたのですが、
ASUS、なかなかやりますねぇ。
ただ唯一、Caps Lockキーが検索キーになっていた点だけ気になったのですが、
OSの設定変更でCasp Lockキーに変更できる事に気づいて解決しました。

 

マイクロソフトのWindowsも同様ですが、最初のセットアップ時に、
ユーザーアカウントの作成が必要でした。
一応、ゲストアカウントでの使用も可能になっていますが、
細かい設定変更が出来ないので 長く使うには難が有ります。
そんなわけでユーザーアカウントを作ることにしたわけですが、
Chrome OSのユーザーというのは、Googleアカウントそのものなんですね。
まぁちょっと考えれば当然なわけですが・・・・・

すると普通の人なら、常用してるGoogleアカウントを設定するだけで、
Chrome OSのログイン設定が完了してしまうわけですが、
私の場合は そう簡単には行かないのでした。

このChrome Bookは 壊れたレノボ タブレットの置き換えです。
そのタブレットというのは、私のPC群とはセキュリティ的に
隔離されてる環境下で使用するというものでした。
なので、今回のChrome BookもメインPC群とアカウントを共用するわけにはいきません。

ならばこのChrome Book用にGoogleアカウントを取ろうとしました。
と・こ・ろ・が!
Googleアカウントの取得って、電話認証が必須になったんですね。
携帯電話のSMSで番号を送ってもらい、それを入力したら認証OKになるというやつです。
ここで使用する携帯電話の番号って、ユニーク性が求められるんですね。
1台しかない私の携帯電話の番号はメインPC群で使ってるアカウントにて、
既に使用してしまっている為、新規アカウント取得では使えないというオチ。

さすがにこれには困惑しまして、
諦めてメインPC群のアカウントを使用することも頭をよぎりました。
そこでふと気づいたのは、レノボのタブレットで専用のGmailアドレスを使っていた事。
専用のGmailが有るということは、専用のGoogleアカウントを使っていたはず?
思った通り、タブレット専用で使っていたGoogleアカウントが存在してました。
それを今回のChrome Bookに設定したら、万事解決しちゃいました。
いやぁ、良かった良かった。


あとはWindowsほどメンドクサイ設定も無く、すんなり初期設定は完了。
Chrome OSの見た目の感じはWindowsとAndroidの中間という印象。
メニュー構造は どちらにも似ていない為、ちょっと慣れが必要かなと。

動きはサクサクで全くストレス有りません。
メインメモリーは4GBとのこと。
Windows11だと頼りない容量ですが、Chrome OSだと十分なのかな?

ストレージ容量が64GBですが、これは人によってはネックになるのかな?
アプリのインストール先も このストレージになるので、
データーだけでなくアプリも沢山入れたい人には厳しいのかも。
ただアプリ自体のサイズがWindowsと異なりますから、なんとも言えないところも。
ちなみにこのChrome OSは32bitだそうな。


私としては当面、ZOOM端末としての使用が主目的なので、
ZOOMはインストールすることに。
あとはセキュリティソフトと、PDF表示ソフトくらいかなぁ?とりあえずは。

これら全て、Googleプレイからインストールを行います。
Chrome OSって、基本的にAndroid用アプリが動かせるらしいのです。
なので上記3つもAndroid用なのかな?

セキュリティソフトはESETを入れました。
PDF表示はAdobe純正品です。

 

ソフト面に関しては、今のところ こんな程度です。
使用頻度が少ないこともあり、書ける情報が乏しくて恐縮なのです。


では、またハード回りの話に戻りますね。

このマシン、2in1タイプということなので、キーボードを外してみました。
ロックボタンのような機構は無く、引っ張るだけで外れる構造です。
もちろんスルスル抜けるわけではないので、何かしらで仮ロックはしてるみたい。
このキーボードですが、非常に薄く作られておりまして、
全体の厚みを抑えるのに貢献してる模様です。
逆に言えばキーボードを外しても そんなに外寸が変わらないんですね。(笑)
なので、タブレットスタイルで使いたいがキーボードが邪魔、
という時の為にキーボードが外せるようになってる、という解釈が有ってるかと。
基本的にはキーボードは付けたまま使うのが正しいと感じました。

 

USBポートはType-Cが1つだけ。
これについてはAndroidタブレットと同様のスタイルですね。
このUSBポート、コネクターはType-CですがUSB規格は2.0なのです。
なので超高速転送は残念ながら無理です。

しかしながら、このUSBポートを使用してWEBカメラの接続や、
外部の液晶ディスプレーへの映像出力は可能でした。
これ、私が持ってたAndroidタブレットでは不可能だったもので、
個人的に非常にうれしい機能なのです。

ただUSBポートが1つしかなく、電源端子も兼ねている点を考えると、
拡張用のオプション装置が必須ですね。
幸い私はノートPC用にエレコムのDST-C05BKというアダプターを持ってまして、
これがまさにジャストフィットするのでした。 
複数のUSBコネクターは出せるし、ディスプレー接続コネクターも用意できる。
電源アダプターをDST-C05BKに繋いで給電もOK。
そしてSDカードも使用可能になります。
まさにこのChrome Bookの為に存在するアダプターというのは言い過ぎでしょうか?(笑)

DST-C05BKには有線LANポートも存在するので、
それがChrome Bookから利用できたなら結構快適になりそうです。
折を見て試してみようと思います。


WindowsノートPCの置き換えには難しいかもしれませんが、
Androidタブレットよりも もう少し高機能なマシンが欲しいという用途には、
コストパフォーマンス抜群で良いマシンではないでしょうか。


8/10 11:00 追記

このマシン、タッチペンが付属している点を書き忘れてました。
(ASUSはスタイラスペンと呼称してます)

タッチペンはディスプレー上側から、本体内部に刺さる様に格納されています。
格納中はタッチペンに充電されるようになっていまして、
充電も非常に高速という売りです。

ASUSとしてはタッチペンとしてよりも手書き用途を想定してるようですが、
ペン本体が細めなのでホールド感がイマイチ。
これを長時間使うのは ちと厳しいかなという感触。

本体格納中、ペンの頭部が奥まってしまう為、
取り出しにくいのも難点でしょうか。

そんなわけで このタッチペンは ほとんど出番が有りません。
キーボード操作と指先でのタッチパネル操作で ほぼ事足りてしまうからです。
一応、こんなのも有るよ、位の認識で丁度いいのかも。

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