2026年6月8日月曜日

ノズル部の清掃出力

前の記事でノズル~エクストルーダー部の清掃出力、
いわゆるバージ作業について記載しましたが、
これについて少し触れておきます。

パージ作業自体は、ESD対策フィラメントのみならず、
一般的なフィラメントでも行われる場合がありますが、
それらのフィラメントでは さほど重要視されておりません。
せいぜい違う色のフィラメントに換えた際、色混ざりを無くしたいとかかな?

ESD対策フィラメントの場合は含有カーボン由来と思われる汚れが
ノズル部に蓄積するので、それをしっかり除去しなければなりません。
従って出力作業完了後のパージ作業は結構重要です。

 

パージ作業は以下の2段階で行います。

1.通常のABSフィラメントを手送りにて流し、ESD対策フィラメントを排出

  私が使用しているESD対策フィラメントはABSベースなので、
  パージにもABSフィラメントを使用していますが、
  もしPETGやPLAベースのESD対策品を使用いる場合は、 
  それぞれPETG、PLAのフィラメントを使用しましょう。

  色は白をお勧めします。(私は手持ちの関係で他色を使ってますが)

2.パージ用のモデルを3Dプリント 

  手送りだけで完全に綺麗にするのは結構手間なので、
  最後は3Dプリント出力にて残っている汚れを除去します。

  私の場合は30×30×5mmというパージ用の部品を設計し、
  それでパージを行っています。
  スライサーでのインフィル設定は100%です。

 

実際のパージ後の出力品の写真がこれ。 









 

下側約1/3が黒ずんでますね。
これくらい汚れが残っているというわけです。

手送りでのフィラメント排出を行っていない場合、
黒い部分は更に多くなるはずです。
もしかしたら高さ5mmでは足りなくなるかもしれません。 

 

ともあれ、ここまで行えばほぼ内部清掃は大丈夫かと。 

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