前の記事でノズル~エクストルーダー部の清掃出力、
いわゆるバージ作業について記載しましたが、
これについて少し触れておきます。
パージ作業自体は、ESD対策フィラメントのみならず、
一般的なフィラメントでも行われる場合がありますが、
それらのフィラメントでは さほど重要視されておりません。
せいぜい違う色のフィラメントに換えた際、色混ざりを無くしたいとかかな?
ESD対策フィラメントの場合は含有カーボン由来と思われる汚れが
ノズル部に蓄積するので、それをしっかり除去しなければなりません。
従って出力作業完了後のパージ作業は結構重要です。
パージ作業は以下の2段階で行います。
1.通常のABSフィラメントを手送りにて流し、ESD対策フィラメントを排出
私が使用しているESD対策フィラメントはABSベースなので、
パージにもABSフィラメントを使用していますが、
もしPETGやPLAベースのESD対策品を使用いる場合は、
それぞれPETG、PLAのフィラメントを使用しましょう。
色は白をお勧めします。(私は手持ちの関係で他色を使ってますが)
2.パージ用のモデルを3Dプリント
手送りだけで完全に綺麗にするのは結構手間なので、
最後は3Dプリント出力にて残っている汚れを除去します。
私の場合は30×30×5mmというパージ用の部品を設計し、
それでパージを行っています。
スライサーでのインフィル設定は100%です。
実際のパージ後の出力品の写真がこれ。
下側約1/3が黒ずんでますね。
これくらい汚れが残っているというわけです。
手送りでのフィラメント排出を行っていない場合、
黒い部分は更に多くなるはずです。
もしかしたら高さ5mmでは足りなくなるかもしれません。
ともあれ、ここまで行えばほぼ内部清掃は大丈夫かと。
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