電子機器の組み立て工程にて、完成品の検査という作業がありますね。
これ自体は別に珍しい話でもなんでもないのですが、
その後の話が曖昧になってるケースって、たまにあるのですよ。
具体的には「検査でNGが出た場合、どうするか?」って話です。
完成品検査って、大雑把に2つに分けられるんです。
1つ目は基本的に不良品は出ない前提での検査。
製造工程での品質管理がしっかりしていると、
不具合要因が既にほとんど撲滅されている為に、
完成品にて不具合がほぼ発生しない、というケースが存在します。
このケースでの完成品検査というのは、不良品の洗い出しよりも、
「問題無しのお墨付きを与える」という性質の検査になります。
ですので検査で不良が出る事は非常に稀なので、
不良品が出た場合の対処も その際に検討すれば間に合うわけです。
2つ目は不良品が出る可能性がある前提の検査。
普通、製品検査っていうと、こっちの方じゃないの?
と思われる方も多いかもしれませんが、
実はそんなことなくて、製品の内容にもよりますが、
私の周囲だと1つ目のケースの方が多いんですよね。
ここからが今回の本題なのですが、
1つ目のケースに慣れていると、2つ目のケースの検査作業も
安易に考えてしまう人が存在するのです。
2つ目のケースの場合、それなりの確率で不良品が出ることになりますから、
その不良品をどうするか、というルールが必要となります。
1つ目の様に都度検討なんてわけにはいかないのです。
不良品を破棄するのか修復するのか。
修復する場合、誰が修復するのか。
修復を協力会社に依頼する場合、その費用はどうするのか。
等々、考慮しなければならない内容が多々あるわけです。
ですが1つ目のケースのつもりで検査を受けていると、
それらが全く考慮されておらず、いざ不良品が出た場合に右往左往・・・
無駄な時間と労力が消費されるという悲しい状況が発生します。
皆様もご注意を。
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