2022年2月26日土曜日

加工冶具を作った

 特に目新しいネタではないのだが、一応載せてみたり。

アルミ板の加工品に追加工が必要な事態が発生。


 









これの四隅の穴をφ3.2からφ3.8へ拡げるという内容。
この板が総数16枚あるので、穴の数は全部で64。
こんだけの数となると冶具を作ってしまった方が楽で安全なのです。

というわけで、さくっと設計して3Dプリンターで出力したものがこれ。










ベースと押さえの2点セットです。

まずベースをバイスに固定します。











次に加工する板をベースに嵌め、押さえを載せてビスで留めます。
ビスはφ4のタッピングビスです。











あとはこの状態でボール盤にて穴を掘るだけ。

の、つもりでしたが、ハンドドリルで十分じゃね?ということに気付き、
ドライバードリルで掘ってしまいました。
ボール盤だと1ヵ所毎にバイスの位置をズラす必要があるので、
ちょっと手間が増えてしまうわけです。

ポイントとしては、ベースの厚みを薄くしすぎないこと。
板を押さえるという目的からすれば、それこれ5mmも有れば用は足りてしまうわけですが、
すると、穴を掘ったドリルがすぐにバイスに当たってしまうわけです。

NCとかでドリル刃の動きを正確に制御できるなら問題になりませんが、
手持ちのドリルで そんな正確に刃送りできません。(笑)
なので今回のベースも厚みは15mmほど有ります。
これでも油断すると、勢いでバイスまで突いてしまうんですよね。

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