2022年2月20日日曜日

idboxのケースファンを交換

 idboxには冷却ファンが2個存在するわけですが、
どちらも中国製の廉価版が使われている為、そんなに寿命が長くありません。
(余談ですが、idboxの前身であるBS01では国産ファンが使われていたそうな)
特にケースのファンは早々に異音を出すようになるのは既知のようでして、
ご他聞に漏れず、うちのidboxでも症状は発生しておりました。
しかしとりあえず冷却は出来ていたので、使い続けていたのですが、
ついに交換しようという気になったのでした。

オリジナルのファンはXinyujie製のXYJ12S410Mという型式の物とのこと。
風量は4.82CFMだそうな。
サイズが40mm角で10mm厚の物ならスペース的に置き換え可能なわけですが、
置き換え品としてAINEXのCFZ-4010Sが好評との事。
同型式のものは既に廃版となってて、後継機種としてCFZ-4010SAが出てるので、
今回はこれを購入しました。

ではいざ、分解開始。

メイン基板部のカバーを外すのは久しぶりです。
配線を確認してバラし、いざファンを取り外し・・・・・・・・・・
ネジが固いものの何とか回せた。
・・・・・あれ?全然外れてこない???

ナットが空回りしてる!!

ビス-ナットで留まっているわけですが、
ナットはファンのケースに嵌るようになっています。
しかしこのファンのケースはプラスチック製で、しかも厚みが薄いもんだから、
剛性が足りなかったようなんですね。
なもんで、ナットを抑え切れなかったという。orz

ナットはファンのケースに嵌ってますから、外からスパナーもかけられず。
こうなると最終手段はファンのケースを壊してナットを露出させるしかありません。

こうしてかれこれ1時間近く格闘し、なんとか破壊活動に成功。
これがその亡骸。











一息ついてから、新しいファンの取り付けを開始。
元々は冷却ファンはケース内に取り付けるのですが、
今回はケースの外側に取り付けることにします。
ケースの外側に付けるとフィラメントリールと干渉する可能性が出てくるのですが、
idbox本来のリール受けは評判がよろしくなくて、
うちでも別途オリジナルのリール台を作っておりました。
なもんで、冷却ファンを外付けしても全く支障が無いのでした。

電源線も使っていない穴を通してから問題無く引っ張り出せたので、
次はファンの取り付け。
やはりビス-ナットで固定するか、と考えていたところ、
ふと思い出して部品庫を見てみると・・・・

有った!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

40mm角のファン取り付け用の受け金具です。
これ、サイズに問題が有って作り直しとなった為、
捨てる前にタダで頂いたという代物。
ネックは40mm角のファンの外形よりも数mm大きい為、
その余分なスペースが無ければ取り付けられないという点。
いざidboxに合わせてみると・・・・・・・
お、行けた!
これで取り付けが一気に楽になりました。

後は順調に作業も進み、いざ試運転。
はい全く問題無しでございます。
というか、交換前のファン、めっちゃ煩かったのね(笑)
ビックリするくらい音がしません。
一般的にはサイズが小さいファンは 回転数を上げる分 うるさいんですけどね。
パッケージには「超静音」とか書いてあるものの、まぁ所詮・・・・と思ってたんですが、
ほんとにこんなに静かとは(笑)
AINEXさんゴメンナサイ。

そして更に気付いたのは、ヘッドの冷却ファンも異音出しまくりやん!!
今までケースファンの音で全然気付かなかったのでした。
さすがにこうなると気になりだすので、そのうちヘッドの方も交換かなぁ。


なお、上に載せたファン取り付け金具ですが、
割といっぱい有るので欲しい方には差し上げますので連絡ください。

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