先の記事で触れたワンゲートロジックの変換基板の設計が完了しました。
やはり、入力のプルアップ/プルダウン抵抗機能付きで行くこと。
回路的にはこんな感じ。
IC1がワンゲートロジック。
回路図内ではインバーターになっていますが、
同パッケージ品ならバッファーも使用可能です。
C1はIC1に対するパスコン。
0.1μFと記載してますが、超高速ロジックを使用する場合には
0.01μFの方がいいかもしれません。
R1が入力のプルアップ/プルダウン抵抗です。
R1は必須ではありませんので、実装はお好みで。
基板の見た目はこんな感じ。
下側の4つのパッドに、マックエイト製CB-1-3をハンダ付けします。
IC1はSOT-23-5パッケージにしました。
大きい方が実装作業が楽なので。
ただ、昨今はICのシュリンク化が進んでいるので、
このサイズのICがディスコンになりつつある感じ。
入手性が問題になる様でしたら、1サイズ下のパッケージ用の基板も別に検討します。
C1は1608もしくは2012サイズのチップコンが実装可能ですが、
推奨は1608サイズです。
R1のパッド形状が面白い形になっています。
これはプルアップとプルダウンを実装位置で選択するという仕組み。
右寄りに実装すればプルアップ、
左寄りに実装すればプルダウンになります。
適合チップ抵抗は1608もしくは2012サイズです。
チップ抵抗については どちらのサイズでも問題ありません。
キットとして頒布も考えておりますが、
キットに含まれるのは未実装基板とCB-1-3のみです。
ワンゲートロジックIC、チップコン、チップ抵抗は各自で用意して頂きます。
ユニバーサル基板やブレットボードにてワンゲートロジックが使えるのは便利なので、
私自身が早々に欲しいと思っている基板です。
近々手配をかける予定でございますが、汎用性を考慮し金フラッシュにする予定。
(これなら鉛フリー対応もOK)
その為、ちょっと金額が大きくなるので、懐具合を見ながら進めております。(笑)
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