太古の昔、地球に存在したという伝説の石、74LSロジック・・・・・・・・
いえごめんなさい、ウソです。
伝説ではありませんが、すっかり見かけることが無くなってしまいましね、74LS。
74HCが登場するまでは ロジックIC界を一世風靡していたんですが。
実は今、その74LSを使って、ロジック回路を設計中。
若干の放射線を喰らう可能性がある装置なので、
C-MOSロジックだと誤動作が怖いんですね。
なので、動作インピーダンスが低い74LSを使うというわけです。
しかし、そんな昔の石、量産品に選んでいいの?という疑問が湧くわけですが、
テキサスさんが、普通に量産してるんですね。
そのおかげで、Digi-Key等で難無く入手できるという状況。
すばらしいですね。
まぁさすがに、需要がほとんど無い石は製造中止されちゃってるようですけど、
普通に使うロジックは全て残っているので、実用上は問題無し。
しかし、C-MOSロジックに慣れちゃうと、TTLロジックは大変です。
C-MOSロジックって、完全な電圧動作ですけれど、
TTLロジックは電圧動作に見せかけた電流動作なんですね。
普通にロジック回路組んでるだけなら、そんなに差は出ないものの、
例えば、ノイズ対策にグリッチ除去のためのフィルターを組み込もうとすると、
C-MOSロジックだとCRフィルターで簡単に構築できるんですが、
TTLロジックだと、一捻り必要になっちゃいます。
簡易タイマーも、C-MOSだったならCRと74HC14で簡単に構築できるものの、
TTLだと74LS123等の専用ICか、NE555等のタイマーICを使ったりという、
ちと回路規模が大きくなっちゃう話に・・・・・・・・・
まぁそれでも、8割がた完成したので、あともう少しだだだd
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