某案件にて使用しようと、初めて触れてみた次第。
もちろん以前から存在は知っていましたが、今まで使う機会が無かったのでした。
今となっては2世代くらい前の石になるので、今更感が漂うところ。
しかし今回の案件は安全装置のような代物なので、
枯れたテクノロジーの方が向いてるのです。
当初はPIC12F1822を使う予定だったのですが、
基板変更無く12F635へ載せ換え可能と判明した為、急遽変更することに。
ということで、その案件用のソースを書く前に、叩き台に使うファイルを作ってました。
これの有無は、ソースの書きやすさに かなり影響します。
ちなみにマイクロチップ社からも叩き台は配布されているのですが、
自作品では がっつりコメントを増やしております。
というわけで本題。
12F635はA/Dコンバーターを搭載していないので、
12F1822の用にアナログ入力ピンの設定レジスタというのが存在しません。
では全てのピンがデジタルI/Oなのかと言うと そんなことも無くて、
コンパレーターの入力はアナログ動作なのですね。
この為、アナログ入力ピンの設定というのが、
コンパレーターの設定レジスタに含まれております。
従って、単純なデジタルI/Oピンしか使用しない場合でも、
コンパレーターのレジスタ設定をきちんと行わないと、
I/Oが 想定どおりに動いてくれないという事態に!
これは ちょっと気付きにくい内容と感じたので、あえて記載しておくことにしました。
余談ですが、PIC12F635にも弱プルアップ機能が載ってるわけですが、
なんとこれ、プルアップだけでなくプルダウンも選択可能なんですね、しかもピン毎に。
12F1822等では無くなってる機能なので、
この機能を持ってる石はほとんど無いのかもしれません。
TTL世代ならともかく、C-MOS世代だとプルダウンは結構有用なので、
この機能が無くなってしまったのは 非常にもったいないところ。
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