2018年2月5日月曜日

ラジオペンチの続き

先にラジオペンチを2本買ったものの、どちらもNGだった旨を書きました。

その後、圧着ペンチを物色中、たまたまホーザンのホームページを覗いてたら、
なんか良さげなラジオペンチを発見。

ヨドバシで調べてみると即納だったので、すぐにポチってみました。

で届いたのがこれです。
















P-35という製品。
値段は先に買った2本と ほぼ一緒でした。

KEIBAのHRC-D14と並べたみると こんな感じ。
















ノーズが短い感じですね。
しかし今回は先端の細さが問題なので、そこはスルーすることに。

肝心の先端部の比較がこれ。
















なかなかいい感じです。

HRC-D14で問題になった先端の断面形状は・・・・・・・
















ピントが うまく合わなくて、ボケ写真でごめんなさい。
P-35の接触面は平らなのが、 おわかり頂けるでしょうか?
これならバッチリでございます。

ノーズの長さがもう少し欲しかったとこですが、まぁ妥協できるレベルなのでOKということに。
これで、作業性が一気に向上しました。d

写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
P-35には本来、バネが入っております。
よく見かけるコイルタイプのスプリング。

このバネが私としては強すぎでして・・・・・・・・
早速取り外してしまいました。

縮めれば すんなり取れるかなと思ったのですが、
案外バネの穴が深くて、結構強引に取り外す感じになっちゃいました。
その為、外したバネは変形しちゃったもんで、そのままゴミ箱へ。
好みの問題ではあるのですが、もっと弱いバネだったら そのまま使ったんですけどねぇ。
ちなみにエンジニアのPS-03のバネは これよりずっと弱かったので、
私でも気にせず使えるレベルでした。
作業性向上の為にバネを装備と謳ってるものの、
そのせいで握力にガタが来るようじゃ本末転倒ですよね。


ところで、ここ数日で買ったラジオペンチが3丁。

先月、ラジオペンチを2丁買ってるので、なんと現在のラジオペンチが6丁に!!
さすがにこの状況には笑っちゃいました。


次に圧着ペンチの話。

エンジニアのPA-09を購入した旨、先のに書きましたが、
これで うちにある圧着ペンチは、以下の4丁に。
PA-09
PA-21
PAD-11
PAD-12

このうち、PA-21は圧着後のクリンプ形状が変わり物なので別扱いとすると、
PA-09とPAD-11が用途として被るところ。

1.25mmピッチのコネクターの圧着で、色々と試行錯誤してみた結果なのですが、
やはりPAD-11の方がいい感じですね。

まず、一番大きな違いは圧着時の握り潰し感。

PA-09だと、ぐぐぐっとかなりの抵抗を感じながら絞めていきまして、
最後もいきなり ぐっと止まる感じ。
なので、ある程度の勢いをつけて、一気に握らないと、
稀に圧着不足の物が出ちゃうんです。

それに対しPAD-11だと、割と滑らかに絞めていく感じで、
最後も きゅぅぅと止まる感じ。
しかも、握る力もPA-09よりずっと軽いんです。

これだと、勢いつける必要が無いばかりか、
圧着の絞め具合をある程度コントロールできるんですね。

ということで、圧着具合についてはPAD-11の圧勝でした。

ただ1つだけPA-09にも利点がありまして、
汎用ペンチで圧着する際って、コンタクトのバレルの開き具合を
手直ししてから圧着ペンチにセットする必要があるわけですが、
PA-09だと、その作業が先端部で行えるんですね。

ところがPAD-11だと それが出来ないもんで、
先にラジオペンチ等で その作業を行う必要があることから、
工具の持ち替えが発生してしまうのです。

この点だけは 悩ましいところですねぇ。

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