2018年8月2日木曜日

555のワンショット回路が動かない件

原因が判明しました。
んーーー、私の勉強不足と言ってもいいのかなぁ???

要は、トリガーパルスの問題でした。

一般的に見かけるタイミング図は以下のもの。
矢印の箇所がトリガータイミングです。









出力のパルス長は抵抗とコンデンサーの値で決まるわけですね。

さて、今回のトラブルの原因となった問題が次の話。
上記の図で、トリガーのパルス長をぐーーーんと延ばした場合はどうなるでしょう?

ワンショットのシステムですから、以下の図のようになるはず。









と思いきや、これが間違いなのでした。

実際には以下の図のような動作になるのでした。








出力の状態線を途中から点線にしていますが、これは確定ではないからという意味。
この部分の動作は、555のメーカーによって異なるようです。

ともかくも、555でワンショット動作させる場合は、
出力パルスが終了する前に、トリガーを元に戻しておく必要があるのでした。

言い方を変えると、555でワンショットパルスを生成する為には、
ワンショットパルスのトリガーが必要ということ。
レベル信号からワンショットパルスを作ることはできない、という話。


これ、私が調べてみた限り、書いてあるものが無かったんですね。
なので、自分の為にも記載しておこうと思った次第。

普段から555を使ってる人にとっては、当たり前の話なのかもしれんが、
私のように 滅多に使わない人間にとっては、結構重要な話なのでした。 

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