2023年12月17日日曜日

LP-168S用オリジナル電源の基板

 先日から稼働開始したLepyのLP-168S、
現在は純正ACアダプターで動作しているわけですが、
ぼちぼちとオリジナル電源製作の準備を進めております。

 

純正ACアダプターとは異なり、トランス使用のアナログ式です。
先日、豊澄のHT-122が安めで入手できたので、
それを使う前提で設計を進めてきたわけですが、
実はLP-168Sと置き換えで廃棄処分のなったオーディオアンプには
HT-122と近いサイズのトランスが入っておりました。

実際に廃棄アンプをバラしてみると、
中間タップ基準で13V1.1Aが2本出ているという代物でした。
(一般的なトランス式の読み方だと26V1.1Aという感じ)

HT-122は 12V2A出力ですから、
ブリッジ整流で いい感じになるかと思っていたわけですが、
ジャンクトランスの方だとセンタータップ式の全波整流方式一択です。

この方式だと、整流ダイオードを1本しか噛まないので、
トランス変圧後の電圧降下が少なくて済むのがメリットですが、
今回の場合は それが逆に問題になりそう。
トランス出力が13Vという事もあり、
LP-168Sへの供給電圧が15Vを超えてしまいそうな予感。

こういう場合は、実際に稼働させて電圧調整するのが早そう。
というわけで、ダイオードで整流した後の平滑部の基板を組んでみました。


回路図はこんな感じ



電解コンは容量優先したので耐圧は 割とギリギリになってます。

で、これを基に作った基板がこれ。









 

完全な単発品なので、ユニバーサル基板です。

この基板は横向きで固定するので、背の高い部品をシリコンでガチガチに固めてます。
こうしなければ壊れる、という事も無いと思いますが、
スピーカーからの振動を受ける可能性が有るので、
その影響で部品が振動すると音に影響が出る可能性が有るかなと。

信越のKE-348なので、固まるのに時間かかるのが手間なところ。
このままだいたい1日位放置ですね。

ちなみに裏面はこんな感じ。








 

 

実はまだ、出力の端子台が揃っていないもんで、そこが未ハンダ状態。
ハンダ付けが全て完了したら、コーティング剤を塗る予定。
出力端子台のすぐ横のビス穴から、スペーサー経由で筐体にGNDを落とします。

この先は不足部品を調達してからですね。

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