2018年7月10日火曜日

問題は実用性

先週末、NT金沢が開催されてましたね。
友人が参加してまして、私も誘われたものの、
スケジュール的に余裕が無かった為、断念いたしました。

そのNT金沢のレポートをツイッターで散見していたところ、あることに気付きました。

時流なのでしょうが、IOT絡み展示がありまして、
その展示自体は別に悪い内容ではありません。

今回の話は、ここからが本題。
レポートを書かれている方からの、その展示に対する感想が、
「こんなことも出来るんですねぇ」というもの。

IOTの仕組み自体は、別に目新しいものではなく、
技術基盤としては昔からあるものです。
なので、「出来てあたり前」なのです。

むしろそれよりも重要なのは「これ実用性あるの?」という点。

ここで言う実用性というのはアイディア面の話ではありません。
コスト面での話です。

どんなに面白そうなアイディアをハード化したところで、
その価値がコストを上回っていなければ、製品としては成り立ちません。

昔から存在する技術基盤でIOTを構築した場合、コストが非常に高いもんだから、
それを上回る価値を有するシステムというのが限られてしまう為、
なかなかIOTが普及してこなかったというだけの話。

うちのオリジナル製品であるESMは 技術的に出来るか出来ないかではなく、
コスト面から使い物になるかを検討して作ったもの。

この観点を誤解されてる方がいらっしゃるかもしれないので、あえて書いてみました。

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