2016年9月14日水曜日

珍しい記事を見つけました

というのがこれです。
洗濯機のキホン!失敗しない選び方 縦型?ドラム型?どちらを選んだらよいのか

昔は家庭用洗濯機と言えば縦型を意味していました。
ドラム式は業務用という感じ。
でも最近は家庭用のドラム式洗濯機も増えてきましたねぇ。

しかしその違いを説明した記事って、私は初めて見たかも。
というわけで、取り上げてみた次第。

この記事の内容には間違いは無いみたいですが、
1つ大きな違いが欠けていたので補足しておきます。
それは、設計寿命の違い。

設計寿命というのは、製品設計時にどれくらい長持ちするかの目安とするもの。
保証期間とは 全く異なります。

ですが、普通に製品を使用していて、使えなくなるまで期間というのは、
設計寿命に大きく関わってきます。

それが縦型とドラム式では倍以上違うんです。(ドラム式の方が長い)

ここで勘違いしないで頂きたいのは、故障率とは異なる点。
設計寿命が長い=故障しない ということではありません。

故障も詳しく分けると こんな感じで分類できます。
①部品不良に起因する故障
②突発故障
③消耗部品の消耗による故障
④寿命超過による故障

①は所謂製造不良の類ですね。
確率の問題で、購入直後のみならず 購入後しばらく経ってからでも起きます。

②はイレギュラーによる故障です。
特に原因は無くても唐突に起きてしまう故障です。
これは運の領域なので、どの時期でも起きてしまいます。

③は製品を使用していくことにより発生する故障。
ある意味、仕方無い故障ですね。

④は消耗部品のみならず、製品全体にガタが来てしまうという意味での寿命です。
消耗部品を定期的に交換していても、その他の部品にガタが来てしまうと、
さすがにもう、手がつけられなくなってしまうんですね。
それらを交換するとなると、本体を丸ごと買い換えた方が安いというような話になるからです。

設計寿命は③と④に関係してきます。
特に④、これこそまさに設計寿命そのもの。

新製品が好きという方は、洗濯機も定期的に買い換えられるかと思います。
そういう方は縦型でも特に不満は無いかと思われます。

でも高価な高性能機を末永く愛用したいという方は、ドラム式の方が向いていますよーー。
というお話でした。

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