普通の文書の印刷には、ありきたりのコピー用紙を使用しているわけですが、
高精細なイラストや写真には、それなりの用紙を使い分けております。
(マウスパッドのイラスト印刷も、その中に含まれております。)
しかしプリンター用紙なんて、電子部品を使った精密機器ではないので、
世代交代の頻度なんて そんなに多くないだろうと思っていたら、
サクッとリニューアルされてしまいました。(;;
私が今まで愛用していたのはサンワのJP-HC100Aという製品。
片面印刷用ですが、薄手で使い勝手が良く、超スーパーファイングレード。
実際、期待を裏切らない印刷結果で、大変満足していた代物でした。
それもそろそろストックが少なくなってきたので発注かけようとしてみたら、
販売品リストに出てきません。
え?と思い、メーカーのホームページを確認すると、まさかの廃版。
ともかくプリンター用紙が必要なので、とりあえず今回は、
サンワのJP-EM5NA4という製品を発注。
仕様上はJP-HC100Aに近いようで、サンワも代替品として推奨しているようですが、
グレードがスーパーファインだという点が、ちょっと気になる次第。
お客さんへの納品に使ってるくらいなのに、今更グレードダウンというのもねぇ。
そして翌日、JP-EM5NA4が届きました。
さすがヨドバシ、仕事が早いです。d
ここはせび、直接比較してみるのが早いと思ったので、
2種類の用紙で同一のものを印刷して、画質を見てみることにしました。
その結果は・・・・・・・・
まず精細度の比較。
カラフルで精細なイラストを印刷し、ルーペで見てみましたが、違いが解らないレベル。
この点については問題無いようですね。
次に発色。
これは ほぼ同一かと思いきや、違いが出てしまいました。
というのは白色度が違う!!
カタログスペック上はほぼ同一のはずなのですが、
現物を見ると、あきらかにJP-EM5NA4の方が白く感じます。
正確には、若干マゼンダに寄ってるという方が正しいかな?
印刷したイラストを見ても、JP-EM5NA4は全体的にマゼンダ寄りになってます。
と言っても、JP-HC100Aとの比較上の話なので、
これ単体で見る分には、違和感無いと思いますが。
この辺は好みの領域でしょうかねぇ・・・・・・
ちなみに私は、JP-HC100Aの発色の方が好きですね。
その他に関しては、紙の厚さも触感も変わりありません。
ただインクの染み具合で差がありました。
今回印刷で使ったのはエプソンの顔料系インク。
ですので、そもそも そんなに紙に染みこまない代物。
印刷後、裏面を見てみると・・・・・・・・・
JP-EM8NA4は、紙が波立っています。
インクが染みこんで、少しふやけたようです。
これは乾燥後も このままでした。
それに対しJP-HC100Aは、よーく見ると僅かに波立っているものの、
パッと見では気づかないレベル。
これは明らかに違いますねぇ。
マウスパッドのイラスト紙だと、こんなに凸凹しちゃうのは まずいかも。
JP-EM5NA4を代替で使うのは、要検討かもしれません。
うーーーん、また別な用紙を探してみるかなぁ・・・・・・・・
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