2016年9月15日木曜日

転売で逮捕された方が出ましたね。

まぁ、この内容だけを見れば、特に不自然な点も無く、至極当然かと思われるのですが、
ネット上で、なぜ転売したしたら逮捕されるの?という疑問の声を発見。

どうも、転売について きちんと理解していない方がいらっしゃるようなので
ちょっと取り上げてみようかと。

まぁ、もちろん厳密な話は法律解釈の部分になるので、その筋の専門化の方に譲りますが、
簡単に言ってしまえば、利益を目的とした商売行為だったかどうか
この点がネックになるかと思われます。

店舗を構えて、そこで販売していた場合には、
仮に赤字の金額で販売して、見た目の利益が出ていなかったとしても
商売行為と判断されるでしょうけど、今回逮捕された方は単なる個人。

店舗を持っていないので、商売目的だったかどうかを判断されたかと。

よくオークションで見かける文言として、「自分が行くつもりでチケットを購入したものの、
都合が悪くなって行けなくなったので売ります。」という物。

これだけだと元々は自分で使うために購入したので、商売目的での購入とは判断できないところ。
ですので、稀にこういう行為をされてる方は、警察もスルーしているわけです。
(仮に逮捕しても、検察が起訴できない可能性がある)

ところが今回逮捕された方は、転売で1000万円近い利益を出していたそうな。
この規模になると、商売じゃないの?と言われても反論できないレベル。

ここからはあくまでも私の予想ですが、
検察が起訴も出来て、裁判でも有罪になる可能性が強いという線を
見極めた上で、今回の女性は逮捕に踏み切られたんじゃないかと思います。

結局のところ、何事もほどほどに、というお話ですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿