2016年9月16日金曜日

続々・プリンター用紙比較

なんと、まだ話が続いてしまいました。(笑)

前回までのテスト結果で、インクの染みによる用紙のふやけ具合だけが、
懸念点として残ってしまった結果。
そこで今回は、紙厚が厚いタイプをテストすることにしました。

とは言え、厚いタイプを前回までのように手当たり次第に試していたら、
お金のムダというものですよね。
ですので、前回までの結果から2種類に絞り込んでみました。

それがこれ。













左から順に、
①エプソン KA450PM
②エレコム EJK-SAPA450

①は前回の最高評価だったエプソンKA4100SFRを叩き台に、
 厚みを増した用紙を選んでみました。
 実はKA4100SFRのシリーズには、厚いタイプというのが存在しません。
 ですので、シリーズとしては別物なのです。
 この用紙、購入してから気づいたのですが、
 グレードがスーパーファインではなく、マットというクラスになっていました。
 表面の光沢状態選択にもマットという文言が使われているので、
 エプソンさんの表記は ちょっと紛らわしい感じですね。

 さて肝心の印刷結果の前に1つ明記しておかなければならない点が。
 この用紙はスーパーファインではなくマットのクラスであると書きましたが、
 プリンターの設定でも、スーパーファインとマットは異なるのでした。
 その為この用紙の印刷だけは、スーパーファインではなくマットの設定で印刷してます。
 用紙の推奨設定が そもそもそれだからです。

 で、その印刷結果を見ると、案外悪く無いですねぇ。
 色の精細度も画像の解像度も、満足できるレベル。
 ただ、白色度がやや低いようで、色調も全体的にシアンに寄ってる雰囲気。
 この用紙単体で見るならば そんなに違和感無いのかもしれませんが、
 今までの用紙と見比べてしまうと、この色調の寄りは ちょっと気になるかも。
 なお、問題だった紙のふやけ具合については、満足できるレベル。
 サンワのJP-HC100Aと同じくらいかと。

②は前回2番目の評価だったエレコムEJK-SUPA450の厚いタイプです。
 同シリーズなので紙厚の違い以外は全て同じはず。
 ということで、前回までの用紙と全く同条件で印刷してます。

 印刷結果は・・・・・・うん、満足できるレベルですね。
 内容的にEJK-SUPA450と同じ感じ。
 さすが同シリーズです。
 ただ、紙厚が増えて、裏透けが減ったせいでしょうか?
 色調が微妙にマゼンダに寄った感じがします。
 でも、ほんとにわずかなレベルなので、無視して構わない感じ。
 紙のふやけ具合も①と同程度ですのでOK。

 ということで、この2種類の比較はEJK-SAPA450に軍配が。
 マウスパッド用としては、当面をこれを使うことにしましょう。
 実はもう1つ嬉しい点がありまして、EJK-SAPA450ってKA450PMより安価なのです。
 しかも若干ですがEJK-SAPA450の方が紙厚も薄い。

 今回ばかりはエレコム様様でございます。(笑) 

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