2017年9月3日日曜日

PCF2129が使えそうな気がしてきた

NXP製RTCのPCF2129、やはり一度試してみたいなぁと思いまして、
本格的に資料を読んでみることにしました。
元々はPDFで配布されている代物ですが、わざわざプリンターで出力。
不思議なんですが、PDFのまま読んでいるよりも、
紙媒体にした方が頭に入りやすいんですよねぇ。
なぜなんでしょうか??

それにしてもこの資料、 なんと86ページも有ります。!!
なんと、セイコーエプソンRX-4803の倍以上。

ハードウェア的には 思ったほど面倒じゃなさそうです、これ。

パッケージのピン数は結構多いものの、1/3はNCなんですよね。
シリアルインターフェース用に4ピン、
I2CバスとSPIバスの選択切換用に1ピン、
割込出力用に1ピン、
クロック信号出力用に1ピン、
電源端子に2ピン、
と ここまではRX-4803とあんま変わらない雰囲気。

あと、PCF2129オリジナルとして、
バックアップバッテリー(=リチウム電池)接続用に1ピン、
RTC周辺回路へのバックアップ電源供給用に1ピン、
タイムスタンプ機能のスイッチ入力用に1ピン、
と この程度なのでした。

電源投入毎に時計再セットを行うならばバックアップ電池は不要ですし、
タイムスタンプ機能もRTCに直接関与するわけではないので、
不要ならば使わなくても構わないところ。

そうすると、RX-4803と回路規模は ほぼ一緒になっちゃうんですね。

ではなんでマニュアルが倍以上有るの?という点ですが、
確かに機能はRX-4803より多いんですね。
しかしそれらはソフトウェアに関係する部分なので、
ハードウェア的には あまり差が無いという感じなのでした。
(唯一ハードで差があるとすれば、タイムスタンプ機能ですね。)

マニュアルのボリューム量はソフトウェア絡みと言っても、
全てレジスタ経由でのアクセスですから、レジスタへのアクセスができるようになれば、
あとはそれほど難解な代物ではなさそうです。

というわけで、実際に動作テストさせる環境を作ってみようかなぁ??

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