2017年9月24日日曜日

QRコードリーダー

とっつぜん入ったお仕事で、QRコードリーダーの動作検証に手をつけてます。

単にQRコードを読めるかどうか?って話ではなく、

設置状況に制約があるもんで、QRコードが読める最低状況の調査という、
ちょっと面倒なお話。

ところがそのQRコードリーダー、組込用途の製品なのですね。
なので、接続はFFCを使うという代物。

さすがにFFCで接続となると、ユニバーサル基板で ちょこちょこっと冶具を作成、
ってわけにはいかないもんで、どうしようかちょっと思案。
あっそうそう、このQRコードリーダーって、電源も3.3Vなんですよね。
組込用だと、この電圧が多いみたいです。

少し考えて、お客さんから預かったままの、試作基板を流用することにしました。
丁度、このQRコードリーダーが繋げられるFFCコネクターが付いてて、
電源電圧も3.3Vなのです。

ところがこの基板、ソフトが有りません。
ハードだけ組んで、そのまま保留になってる代物なのです。

仕方ないので、今回のテストの為だけに、試験用ソフトを作成開始。
なんとか形になったので、書き込んで動作させてみたものの、
QRコードが読み取れません。(;;

もう少し正確に書くと、QRコードリーダーがQRコードを読み取っても、
それが傍から見てわからないんですね。
読み取りましたよーという表示は無いので。

それで基板を繋いで、実際に読み取ったデーターを見て、
読み取りがうまくいったことを確認しようという目論見。

ところが、QRコードリーダーからのデーターが、基板側で読めてない模様。
うーーーん、ソフトの不具合??

で、ややしばらくソフトと格闘していたわけですが、
どうにもラチがあかないので、ハードレベルで検証してみることに。

QRコードリーダーのシリアル出力を232CのドライバーICに直結して、
PCでモニターしてみることに。

でもやはり何もデーターが出てこない??
もし仮にボーレート等の設定が合っていないのならば、
文字化けはするものの、何かしらは表示されるはず。

さすがに何か変だなと感じたので、最終手段としてオシロスコープに登場してもらいました。
で、QRコードリーダーの出力線を見てみると・・・・・・・
あれ?データーが出力されてない??

いったい、いままでの苦労は何だったのでしょう。(;;

QRコードリーダーが壊れていないのならば、設定の問題の可能性が濃厚です。
しかしこのQRコードリーダー、まだブロト機らしくて、暫定マニュアルしかありません。
しかも中国語。 orz

さすがにこれはお手上げなので、依頼元に連絡して設定の確認をお願いした次第。
本来の目的の調査までは、まだ道のりが遠いです。(;;

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