2017年2月19日日曜日

EZ6225用のビット

私が昔から愛用している充電式ドライバーが、パナソニックのEZ6225。
トルク設定式のオートストップ機能を搭載した、非常に画期的な製品でした。
オートストップ機構のトルク検知が そこそこ精度良かった為、
簡易的なトルクレンチ代わりにも使えたりしまして、
一般的な装置組立には非常に有用な工具でした。
その為、私がこれを紹介した会社さんには 続々導入されていきました。

現在は後継のEZ7410が発売されている為、EZ6225自体は製造終了。
しかし本体が壊れなければ、まだまだ現役で使えるわけでして、
うちでも まだ使い続けております。

そんなEZ6225ですが、1つだけ泣き所がありました。
それは、ビットのサイズ。

ビットが抜けて来ないよう、本体側にロック機構が付いているわけですが、
ビット側にも、それに対応する凹みが付いております。
具体的には以下の様に。













軸自体は六角形で、後ろから11mm位のところに凹みが付いてるわけです。
で、この寸法が上の図のように11.5mm未満でなきゃならないのです。

実はこの寸法、パナソニックのオリジナル!!
おかげでビットの選択肢が非常に限られてしまったのでした。

ちなみに現行機種のEZ7410だと、以下の様になっております。







Aの寸法が短い分にはセット可能なので、寸法値が2種類載ってますが、
要するに13mm以下なら使用できますよー、という事。

これですと、A寸法が12.7mmというビットが使用可能になります。
この寸法は事実上の業界標準で、ビットの選択肢がものすごく広がります。

そんなわけで、EZ6225の不憫さを感じつつ愛用してきたわけですが、
なんと実は使用可能なビットが色々あることに気づきました。

A寸法が9.5mmというラインナップの存在を最近知ったのです。
工具メーカーのベッセルさんの場合だと、産業用ビットのBタイプというシリーズが それです。
なんでも、エアーツールメーカーさんが使ってる寸法らしいのですが、
ともかく、この寸法ならばEZ6225でもセット可能なわけです。
これでビットの選択肢が一気に広がりましたので、バッテリーが死ぬまではバッチリ現役です。

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