あっという間に4日になりました。
ああ、正月休みも もう終わりか、と思われてる方々も多いかと。
私にとっての正月明けは部品屋さんの営業開始。(笑)
やっと今日からRSコンポーネンツが営業始めました。
ということで、早速電解コンデンサーを注文。
標準品ならともかく、ルビコンのZLHとかになると、秋葉での調達は難しいし、
単価も高くついちゃうんですね。
ただ、一部の品は秋月電子で扱っているので、お勧めです。
TS-130で要検討だったμPC18305について、WEBで調べていると、
たまたま3端子レギュレーターでトラブった、あるOMさんの記事を発見。
メンテの為、78シリーズの3端子レギュレーターを他メーカー品に換えたところ、
発振を起こしたという記事。
68μFの電解コンデンサーを追加したら治ったというオチで終わっていました。
この装置、元々その方が作った代物でして、
3端子レギュレーターの両端に、0.1μFのセラコンが付けられています。
そのOMさん曰く、「ちゃんと0.1μのコンデンサー入れてあるのになぁ」と
おっしゃているのですが、こういう誤解されてる方、多いのでしょうか?
3端子レギュレーターの両端には、発振防止の為にコンデンサーが必要なのは、
皆さんご存知かと思います。
しかし78シリーズの場合、0.1μFでOKとは書かれていないのです。
この辺は、ちゃんとデーターシートを確認しているかどうかの違いでしょうか?
そのOMさんのケースも、発振するかしないかのギリギリの環境で動いていて、
メーカーを変えたことで、発振する側に振れてしまったという話。
ちなみに私の場合、78シリーズの両端には1μFのOSコンを付ける事が多いです。
この場合のネックは、OSコンの耐圧。
電解コンデンサーの仲間として考えると、OSコンは耐圧が低めなんですね。
だいたい20Vくらいが上限。
78シリーズの出力側なら、あまり問題にならないと思いますが、
入力側は ちょっと引っかかるケースが出てくるかと。
そういう場合はMPコン(メタライズドポリエステルフィルムコンデンサー)がお勧め。
積層セラミックコンデンサーも もちろん使用可能ですが、
78シリーズはMHz領域で動作するICではないので、セラコンの高周波性能は生きません。
セラコンの場合、荷電圧と温度により容量変化を起こしますから、
それも考慮する必要があります。
まぁともかく、3端子レギュレーターと言えども、データーシートは きちんと目を通しましょう。d
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