2017年1月11日水曜日

TG5021モジュールの話

色々試行錯誤(迷走とも言う)しながら進めております。

東芝のSSM3K62は やはり入手が難しいようなので、
代わりになるものが無いか、探してみました。

入手性も加味するなら、通販サイトで探した方が早いってわけで、
まずRSコンポーネンツから物色してみたものの・・・・・・・

FETの品種が多すぎ!

一応、絞りこみ検索機能は付いているものの、全体数が非常に多いので、
絞込み条件をいくつも重ねて、数十点くらいまで なんとか絞ったものの、
絞込み条件が多すぎると、サーバーのプログラムが不安定になるんですよね。
エラーを吐いてクリアーされちゃう事が頻発して、とてもじっくり調べられません。(;;

仕方無いので、今度はメーカーサイトから調べることにしてみました。
そうなると、海外メーカーは ちょっと手が回りきらないので、
国内メーカーだけを対象にしてみたわけですが、ルネサスもパナソニックも該当品は無し。
唯一、ロームで似たような製品が見つかりました。
RU1J002YNという製品。

細かく見ていくと、SSM3K62とは特性が異なるのですが、
今回ネックになるのは高速応答性。
その点で見ると、むしろRU1J002YNの方が良さそうな感じ。

出力のスイッチングタイミングの時間も短いようだし、
ゲートの入力容量も少ないようなのです。

まぁでも、SSM3K62のように また手に入らないんだろうなぁと思ったら・・・・・・
あっさりチップワンストップ他で見つかりました。
ちょっとビックリ。

マウザーやDigi-keyだと送料が高いので、チップワンストップは助かるかも。

良さげなFETが あっさり見つかったことで気を良くして、
今度はクロック分周回路をについて検討始めました。

デューティー比改善の為、20MHzのクロックを2分周してみたいと思ったわけです。

まずはクロックを2分周するだけの単機能ICが無いかなぁと、
さらっと探してみましたが、やはり見つかりませんでした。
有れば それなりに便利だと思うのですが、需要がそこまで多くはないかなぁ。

そんなわけで、Dフリップフロップを使って分周することにした次第。
東芝好きっ子の私としては74VHC74が頭に浮かんだわけですが、
フリップフロップは1個で足りるので、74ロジックだと もったいないと思いまして、
東芝のサイトでTC7SHシリーズを眺めてみると・・・・・・
単純なゲートしかラインナップされていません。
考えてみれば、Dフリップフロップを1個だけIC化しても、8ピン必要になってしまうわけですから、
ワンゲート化する恩恵は薄いのかなぁと 勝手に思ってしまったのでした。
(実は私の勘違いだったのですが)

仕方無いので74VHC74で回路図を引き、基板のアートワークも進めました。
並行して部品の調達も調べたのですが、案外、74VHC74のSSOP版って手に入りづらいのですね。
結構ゴロゴロしてるかと思ったら、そうでもありませんでした。
やっぱ、74ロジック自体の需要が減ってるからなんですかねぇ?

一応、RSコンポーネンツで見つけたわけですが、
その後、まさかと思うけど念のため秋月も見ておくかとサイトを見てみたら・・・・・・・
TC7WH74というICを発見。

これ、Dフリップフロップが1個だけ入ってるロジックICでございます。
まさに、私が東芝のサイトで探した石でございます。
まさか7WHシリーズに入っていたとは・・・・・・・ orz

この辺はどうやら、パッケージの種類でシリーズ分けしてる感じですね。
7SHシリーズは5ピンのパッケージ。
7WHシリーズは8ピンのパッケージらしい。

7WHシリーズは、複数個のゲートが入ってるシリーズだと勘違いしていたので、
そっちは探さなかったわけです。
うーーん、まだまだ勉強不足ですかのぉ。

ともかく、このTC7WH74の威力は絶大。
74VHC14より ずっと小さい上に、クロック分周用の回路が引きやすいピン配置になってます。
基板のアートワークが めっさ楽ちん。
しかも秋月で調達可能ですから、入手も簡単で安いときてます。

ほんと、久々に面食らいましたわ。(笑)

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