注文していたTIのSN74AUP1T14が入荷してきました。
念のために書いておくと、1ゲートのシュミットインバーターという石で、
入力のスレッショルドレベルが低いという石。
74HCシリーズで例えるなら、74HCTシリーズに相当するという代物。
ただこの石が凄いのは、電源電圧が決め撃ちじゃないという点。
下は2.3Vから上は3.6Vまで使用可能なのです。
さて本題に戻りまして、今テスト中のRevC基板を3.3V電源で動かすには、
FETの次段のバッファーをSN74AUP1T14に変えればOKなので、
早速テストしてみることにしました。
結果はまぁ予想通り、快調に動作しております。
前回の記事でいじったR2はそのままの状態が以下の波形。
インバーターのON時間が長くなっているのは予想通り。
とは言え、そんなに酷いデューティ比ではないですね。
では今度はR2を1KΩに換えて見ると・・・・・・・
まだわずかにインバーターON時間が長いのですが、これなら許容範囲。
むしろ、この状態の方が長期的には好ましいので、3.3V時は1KΩで良さそうですね。
たぶん1.1KΩくらいでデューティ比が50%になるような気はしますが、
今回は ここで切り上げることにします。
ところでこの波形ですが、アンダーシュートはともかく、オーバーシュートは抑え目で、
なかなかいい具合の波形ですね。
電源電圧が低いとは言え、SN74AUP1T14は高速な石なので、
TC7SET04より波形が汚い可能性も考えておりました。
しかしなかなかどうして、いいですねこの石。
おまけとして、この次段のTC7W74の出力波形も載せておきます。
こちらも電源電圧が下がったため、オーバーシュートとアンダーシュートが減って、
きれいな波形になってますね。
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