2018年1月11日木曜日

トークバックスイッチ

去年から後回しになっていたトークバックスイッチを一気に手がけました。

先の記事に書いた内容で、スイッチユニット部を組立。
















と、こう書いてしまうと、あっさり完成した感じに聞こえますが、
実はストロークの調整を微妙に繰り返したもんで、そこそこ時間かかってます。

黒い部分は うちにある3Dプリンターで出力したものなのですが、
何回もプリンター出力したもんで、その待ち時間が結構・・・・・・・・・

では白い部分は? と言いますと、実はここだけ3Dプリント出力屋さんに頼みました。
写真だと白とびしちゃってて、わかりづらいのですが、さすがきれいに外形が出ております。
材質はナイロンですので、値段も安いです。

このスイッチユニットにコネクターをシールド線で結線。















シールド線の末端処理をサボってるのは見なかったことにしてください。(;;
これでハンダ付けが必要な作業は全て完了です。

次はこいつをケースに収めなければなりません。
選定したケースはタカチのPF-13-3-9D。

このPFシリーズは種類も多くてお気に入りです。

プッシュボタンが飛び出る上面は、自分で角穴加工が必要。














見た目が あまり芳しくないのですが、売り物ではないので、これで我慢。

次にスイッチユニットをケース底側に固定。
底板に穴を4つ開けて、ビスで留めるだけなのですが、ここで ちょっと引っかかりました。














こんな感じで底面側からビスを通すわけですが、
ビスの頭が、ゴム足と同等か むしろ厚いことが判明。

ケース付属のゴム足を使わず、別途ゴム足を用意する手もありますが、
今回はビス側を一捻りしてみました。

用意したビスがこれです。




















はい、これだとビス頭が1mmくらいしかないので、付属のゴム足でバッチリ。d
近所のホームセンターに置いてあるのは、入手が楽で助かります。

最後に入出力のコネクターを付けるパネルです。
これは、ケース付属のパネルを加工する手もありますが、
せっかくなので3Dプリンターで作っちゃいます。

で、設計したのがこんな感じ。















これを うちの3Dプリンターで出力。














上が製作したパネルです。
下は参考までに付属のパネル。

で、このパネルにコネクターを付けてみると・・・・・・・・
ありゃ、固定できない!!

今回使用している標準ジャックコネクター、千石で購入したものなのですが、
金メッキかかってて安価なので、お気に入りの一品なのですが、
構造上、パネル厚に上限があるようでして・・・・・
だいたい1.6mmくらいが上限みたいです。

それに対し、今回作成したパネルは約2.5mmの厚さがあります。
さてどうしたものか・・・・・・・・

普通に考えるなら、パネルの内側を掘って、厚みを減らすのが常套手段。















こんな風に裏側を凹ませるわけですね。
ところがこのパネル、うちの3Dプリンターだとキレイに出力できないんですね。
パネルが宙に浮いた状態になるので。
3Dプリント出力会社に依頼すればOKなんですが、うーーん・・・・・・・・・

と、そこで思いつきました。
コネクター部は背面なので、ちょっとくらい見栄え悪くても問題無いはず。
ならば、表面側を薄くして、全体の厚みを減らす手があるかと。
で、作ったのがこれ。















最初のパネルより薄くなってるのが わかるでしょうか?
これで厚みが1.5mmになったので、コネクターも ちゃんと付きます。
ただ、 パネルが薄くなった分、背面が凹んでしまいます。
















こんな感じですね。
本来ならばケースの外面とツラが同じになるはずなのですが、
パネルを薄くした分だけ、内側に凹んでしまってるわけです。

ともあれ、これで全部完成です。
中身の割りに、ずいぶん時間かかっちゃったなぁ。

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