2018年1月28日日曜日

ハンダ付け用冶具

今 請けてる仕事で、セントロニクスコネクターの加工という内容がありました。
















これにケーブルを付けるわけなのですが、
そのケーブルというのが、ちょっと一癖有る代物でして・・・・・・・
規格上は このコネクターに付けられないケーブルを力技で付けております。
まぁ、お客さんの指定なので、手間が掛かる分、ちゃんと工賃で頂くつもりですが・・・・

しかしこの作業、ケーブルとコネクターと糸ハンダとハンダゴテの4つを
持ちながらの作業になるもんで、なかなかにしんどい。

そこでコネクターだけでもホールドしてみたらいいかな?と思い、
冶具を考えてみたわけですが、そうするとこのコネクターのメス側が必要なわけです。

部品庫を漁ってみると・・・・・・・・・・
有った!!けど、高いやん!!

1個だけ見つかったのはフラットケーブル圧接用の物。
1個1000円以上した代物。
さすがにこれを冶具に回して潰しちゃうのは気が引けますねぇ。

うーーーん、どうしようと唸ること小一時間。
刺してホールドするだけだから、新品の必要は無いのか。
しかし、まさかお古のケーブルASSYなんて持ってないよなぁ・・・・・・・

って、有るし!!
















これ、SCSI用のケーブルですね。
いやぁ、ほんとに出てくるとは、自分でもビックリ。

最近、SCSIドライブなんて全く使うことが無いので、
このケーブルは潰しちゃっても構わないですわな。

ということで、このケーブルからセントロニクスコネクターだけを頂き。

コネクターをホールドする部分は3Dプリンターで出力。
バイスに挟んで固定して完成。
















バイスを使わず、全て3Dプリンターで成型しちゃうと、重量が軽くて安定しないんですよね。
余談ですが、D-SUB9P用の冶具も、この形式で作っております。

0 件のコメント:

コメントを投稿